屋久島 白谷雲水峡から太鼓岩、宮之浦岳、龍神杉

屋久島の記録

 2019年5月30日~6 月4日 天候 鹿児島奄美地方梅雨入り。5月18日 午後4過ぎから降り出した豪雨 6時10分まで一時間120mmの記録的な豪雨の後。5名で。

5月30日 成田空港行12時、第三ターミナル ジェットスター13時50分発、座席は指定しなかったため非常口、カメラ出せず。鹿児島着、鹿児島天文館前、法華倶楽部泊。

5月31日 鹿児島港より宮之浦港、白谷雲水峡から太鼓岩 

6時30出発、南港高速船乗り場6時59分、高速船7時45分発、宮之浦港着9時45分、レンタカーで白谷雲水峡10時46分、くぐり杉11時53分、公家杉・武家杉12時37分、辻峠休憩、太鼓岩13時13分-29分、岩屋13時48分、白谷避難小屋14時32分、駐車場15時21分、ヤクタネゴヨウ松展示林15時41分

ホテルから高速船乗り場に向かうと桜島に笠雲が掛かっていた。鹿児島湾は波も静かで高速船のエンジン音も静か。空母型護衛艦を左に見ながら大隅半島を抜けると低い種子島が続き、高い屋久島が見えると2時間で宮之浦港に到着。白谷雲水峡向かう。渓谷から楠川歩道に渡ると苔むす歩道。時折、太い樹木の原生林。美人が休憩していた。辻峠で休憩後、太鼓岩に。宮之浦岳は雲の中、永田岳が右に見えた。下山後、雨が降り出したがヤクタネゴヨウ松展示林を見学。ハートランドハウスに宿泊。

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鹿児島港 桜島 白谷雲水峡 くぐり杉 屋久杉
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太鼓岩 宮之浦岳方向 太鼓岩  ヤクタネゴヨウ松展示林

6月1日 宮之浦岳 

4時、弁当の朝食、淀川登山口5時39分、淀川小屋7時18分、大岩の下で休憩8時20分、花の江8時57分、投石平9時52分、11時17分宮之浦岳山頂、11時45分下山開始、投げ石平13時14分、花の江13時55分、淀川登山口15時55分

5時に淀川登山口に向かう。5月18日豪雨による崩壊が生々しい。途中で鹿の親子、生まれたばかりで手のひらにのるような子鹿がヨロヨロと逃げた。登山口5時39分、標高1350m。雨が強く、地元の人が登山者に注意していた。明日は大雨の予報で白谷雲水峡で渡渉はできないので、ここに戻るしかないそうだ。縦走を断念し、宮之浦岳往復に切り替えた。途中で帰る事も考え出発。6時5分、少し登って尾根を越え、斜めに下って淀川避難小屋で休憩。淀川は幅も広く水の流れは名前のとおり緩やか。登りが始まる。木々もモミやヒメシャラの大木、杉の大木が続いた。雨の中撮影。大岩の下で休憩、最南端の湿原花の江でも休憩。宮之浦岳まで3.8km。往復6時間、2名の女性会員と3名で歩く速度を上げた。黒味岳別れから風化した花崗岩に張られたロープがある。傘を差しながら登った。投石平で休憩。ガイドとお客さんの2名が休んでいた。宮之浦岳まで行くらしい。少し安心した。シャクナゲを撮影。雨も上がりそうだ。男性3人が下ってきた。少し進むと雨宿りに好都合な岩小屋だ。投げ石岳の急坂にロープがあり、これを越えると森林限界だ。投げ石岳・安房岳・翁岳はヤクシマダケの笹で、その中腹に登山道が続く。登山道は時折深くえぐられ、周りは笹やシャクナゲが覆ったトンネルだ。この薄暗いトンネルを登って来た人がワーと声を上げて驚いた。がっちりした男性と女性の二人連れだ。後で分かったが有名人という。森林限界を越えても霧が視界を遮る。翁岳下の登山道で鹿が笹を食べていた。移動するまで10分静かに待つ。最後の水場から500mほど急登し栗生岳、少し登り宮之浦岳山頂11時17分。一時的に雲が薄くなってくれた。11時45分下山。レンズをマクロ機能付き35-135mmに交換してシャクナゲを撮りながら下る。栗生岳の祠を覗く。投げ石平13時14分。淀川小屋まで3.9km。花の江で休憩14時9分発。暗い原生林にヒメシャラの大木が雨にぬれ赤く輝いている。淀川小屋で数分休憩後、急いで下る。15時55分淀川登山口で小川さんが車で待っていてくれた。下り4時間10分を要した。雨が強く降り出す。尾野間温泉で汗を流し、ラ.イスラタセに宿泊。

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淀川登山口 淀川避難小屋 花の江
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投げ石平 ヤクシカ 宮之浦岳山頂 1936m
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屋久島花崗岩 長石 ヤクシマシャクナゲ  
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ヤクスギ 淀川 橋  

6月2日 西部林道、落し滝 

 落し滝入り口駐車場13時00分、落し滝13時50分、駐車場14時40分

 雨の中を林道から尾根を登り踏み跡の少ない道をトラバースし滝の落ち口に。降雨中、水量が増し堂々とした滝。下山後、駐車場でカッパのズボンを抜くとふくらはぎに何か付いていた。振り払っても落ちない。ヒルだ。血が止まらなかった。 ラ.イスラタセ 宿泊。

6月3日 龍神杉  

 林道駐車場7時5分発、龍神杉11時52分、下降開始12時46分、トロッコ跡14時53分、駐車場16時10分

 雨の中登山口に、コンクリート舗装から砂利林道へ。登山道は階段で整備されていた。苔の神秘の森。尾根に出てから断崖のトロッコ跡を辿る。標高700mで、トロッコ道と分かれ急登。右の高いところは耳崩れという山らしい。ヒルが飛んだ。尾根下をトラバースしながら渡渉を2回、深い山の中だ。耳崩れから尾根に入り急登、標高100m毎に標識有り。1000m、1100mを越えて左上し、登山道が二つに分かれる。右に大きな切り株。左を見ると、見た事の無い巨木が立っていた。ここまでひたすら樹林帯を歩いて来る価値のある光景だ。ベンチで素早く、お湯を沸しカップに注いだ。全員に配るには3回必要だった。その間、ヒルのチェックも。写真を撮って戻る時に木の階段で滑り痛かった。下る時も痛みが続いた。一時的に止んでいた雨が降り出す。下りも長く感じた。車に乗る前にヒルのチェック、各々数匹を見つけ摘まんではぎ取った。

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巨木 龍神杉 龍神杉 トロッコ跡  

自分だけ、宮之浦の民宿海星に送って貰った。シャワーを浴びると右腹にヒルの跡、血が止まらない。畳に血を吸った丸いヒルが転がっていた。ズボンと下着を洗濯し帰ってみると畳にヒルが尺取り虫のようだった。 木の階段で滑った踝付近は内出血を起こし腫れていた。血管が切れたらしい。ロキソンニンテープで強く抑えた。雨が強く、外出は諦めた。龍神杉登山口までは悪路でタクシーも行ってくれないらしい。

6月4日 民宿を9時に出発、女将さんが屋久島環境文化村センタ-まで車で送ってくれた。港に。10時発乗船、種子島経由鹿児島港に到着。荷物を預け、近くの鹿児島県立博物館に。博物館の催しは光る石。屋久島と種子島の地形が少し理解できた。屋久島はプレートの沈み込みにより、隆起、マグマの押し出しにより花崗岩が貫入し高い山になったようだ。種子島は貫入がないため山が低い。また、花崗岩に含まれた白い模様は長石だ。マグマがゆっくり固まると結晶が成長し長石ができるという。砂岩が熱変性を受けると固いホルンフェイスになるらしい。屋久島の周りにある滝は固いホルンフェルス。風化し易い花崗岩は、結晶質だ。地下深くで固まった花崗岩はこの傾向のようだ。係の人に教えて貰った。4時前に港に戻り、空港バスを待っていると、皆が到着した。成田着、おそい時間。複雑な空港内を小川さんのリードで最終バスにやっと間に合った。感謝。

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銅像 西郷さんと小松帯刀 鹿児島県立博物館