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支部山行 剣岳・水平歩道 2019年8月2日(金)-6(火)

支部山行 剣岳・水平歩道 2019年8月2日(金)-6(火)

動画  ユーチューブ 剱岳・水平歩道 (ホットイメージチャンネル)のリンク

山行概略: 混雑した山小屋を避けてテント泊。計画は室堂から剱岳を登り水平歩道を経て欅平コースとした。後まで記憶に残るルート。岩登り未経験者は2回の初級岩登り山行を参加条件とした。

 前日室堂泊2名、夜行バス鍛冶屋橋発3名、八重洲通り発3名の全員が剱御前小舎で合流し剱沢でテント泊、剱岳を往復した。翌日室堂に3名が下山、5名が池の平小屋テント泊、阿曽原温泉小屋泊、水平歩道から欅平に向かう。

2日(金) 晴れ 夜行バスで富山駅北口5時30分着、6時4分発立山行き、7時20分着、7時45分発ケーブル、8時5分バスに乗車、9時10分室堂着、歩行開始9時24分、雷鳥沢橋10時20分、剱御前小舎着13時、剱御前小舎発13時35、剱沢テント場14時9分

 美女平からバスに乗ると立山杉の案内。窓外に杉の巨木、標高は屋久島と同じ高所だ。五葉松も有り、ハイマツも有った。室堂でたっぷり銘水を補給し出発、ミクリガ池を経て雷鳥沢に。自分の荷物は、2人用テント1.7kgとカメラ機材4.3kgを含み21kg程度。剣御前小舎で全員合流、剱沢テント場に。テント管理所に近い平らな場所にテントを張った。テントは2人用2張、5人用1張。夜半から雷雨、雨も沢山降り続いたが、S44年8月豪雨の中テント場に1張しかないテントで独り二晩過ごした時にくらべ安心だった。(※この時の豪雨は北陸線鉄橋の流失、常願寺川の氾濫、富山電鉄鉄橋の流失と大きな被害。雷鳥沢も濁流で渡ることができず立山に登り一の越から室堂に出た。弥陀ヶ原まで歩きバスで美女平に。立山駅(千寿ケ原)から岩峅寺駅まで歩いた。)

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立山杉  五葉松(ヒメコマツ) みくりが池 池塘   クリックで拡大

3日(土) 晴れ テント場6時発、剱沢小屋6時8分、剣山壮6時36分、一服剱7時9分、前剱7時56分、カニのタテバイ9時15分、山頂9時56分、下山10時30分 剣山壮13時25分-14時、剱沢小屋14時30分-15時15分、テント場15時30分

 雨が4時過ぎに止み、出発6時。剱沢小屋の石垣でオコジョが顔を出した。小屋の裏手の沢を下り残雪をトラバース後、剣山荘に。一服剣下はコバイケイソウの群落、後ろ立山連峰が逆光に輝いていた。カニのタテバイは、少し待ち。山頂は、沢山の登山者。合間に記念撮影。少しだけ八つ峰側に下って撮影。早月尾根が小屋から山頂まで一望できた。八峰の上には仙人池ヒュッテ、黒部谷を隔てて白馬、五竜、鹿島槍と続く。下りで、大阪の高校生の後になった。カラビナビレーの為、時間が掛かった。平蔵のコルで山口さんが雷鳥とコマクサ群落を教えてくれた。幼鳥2羽と親鳥を不安定な場所で撮影。一服剱を下り剣山荘で大休止。劒沢小屋からゆっくりテント場に戻った。夕刻、池まで降りて撮影。タイムラプスムービーを撮ると、離れていたカメラマンの煙草の煙が水面に白い霧のように流れていた。0時15分 星空を撮影。

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オゴジョ コバイケイソウ群落 八ツ峰と後立山 剱岳
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剱岳下りルートより 剱岳 夕暮れ 星空

4日(日) 晴れ 6時18分発、剱沢小屋6時29分、剱沢大雪渓6時55分、平蔵谷7時28分、長次郎谷7時50分、真砂沢ロッジ8時25分-8時50分、二股10時13分-10時47分、仙人新道ヒメコマツ12時6分、池の平下降点14時40分、池の平小屋15時16分

 5名で池の平に向かう。劒沢の夏道から剱沢雪渓に。滑り止めを用意していない私だけ下りに苦労。真砂沢ロッジで休憩。足を骨折した登山者がヘリで運ばれていった。流れの急な淵上の鎖場は、足場の丸太が斜めで不安定なうえ鎖の遊びが多く重いザックに振られ緊張。二股吊橋で大休止。三の窓の雪渓、裏剱の光景。仙人新道の下部は花崗岩が風化した道。途中、仙人ヒュッテの人が草刈をしていた。標高1800m付近でヒメコマツが数本現れた。八峰と三の窓が時々見えた。木陰を探して休憩。三品女史の荷物はテントも有って重く他のものが支えて担がせた。仙人池の稜線が見えるも何度か休憩。仙人峠から池の平まで30分以上掛かった。池の平山の北側は切り立った赤い岩肌。小窓は、池の平山の山影で見えない。小屋の方に鉱山跡を訪ねると2か所を教えてくれた。簡単にいけない。タングステン鉱石は黒光りしているという。宿泊は3人らしい。虫が多い。剱沢からここまで出会った人も少なかった。もう一張りは、北方稜線に行くという。挨拶を兼ねて話した。霧が湧き、星は期待できなかった。

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  夜明け
 二股より 三の窓    仙人新道 ヒメコマツ

5日(月) 晴れ後雷雨 池の平小屋発7時8分、池の平下降点、7時46分、仙人池8時11分-8時55分、仙人温泉小屋11時3分-11時25分、仙人温泉11時51分、雲切新道最高点ピーク1639m12時37分、仙人ダム、阿曽原温泉小屋18時35分

 平の池まで15分下って撮影、池塘と平の池。八つ峰が静かな池に映し出されていた。レンズ24mm-120mm横位置ではフレーム内に入らない。ムービーも撮影。小屋に挨拶して出発。昨日、ガスで撮影できなかった池の平小屋を撮影。峠から木道を下り仙人池ヒュッテに。撮影ポイントは左方が良いと仙人池ヒュッテの人が教えてくれた。大休止。三田さんが小屋の人から詳細な情報を聞く。仙人谷は梯子から谷筋に降りる。残雪も豊富だ。夏路は歩く人が少ないので踏み固まれてなく不安定。特に右の斜面側は登山路が不安定。仙人ヒュッテの若い女性が荷物なしで追い越して下った。1名が雪渓を登ってきた。大きな雪渓を下って左に道が続き仙人温泉小屋に。営業開始前、秋の紅葉シーズンに向けて準備のようだ。おいしい水が登山者に提供されていて、沢山飲みボトルにも入れた。仙人谷の下りはロープが2段に張ってある。渡渉。阿曽原温泉小屋の情報では8月23日に橋を架けたそうだ。仙人温泉の源泉下の地面も熱かった。ここから急な斜めの登り。1635mの雲切新道のピークを越えると噂の急な下り。黒部峡谷まで高低差800m。狭い尾根、ヒメコマツが現れた。樹々の合間から仙人ダムが見えた。黒部川に近づき左のゆるやかな斜面で休憩。標高960m地点。雲切谷に滝が見えた。雷鳴後、直ぐ雨が降り出しザックにカバーを掛け傘を出す。登山路は滑り易く慎重に下った。仙人谷の木橋を渡ると登山路は関西電力施設の一部なのかコンクリート製で狭く切り立ち鎖を頼りに渡った。二段のハシゴを下ると仙人ダム。仙人ダムは指示に従い構内に入るとトロッコ電車が通った。外に出ると建物、宿舎のようだ。尾根を急登し水平歩道に。雨も一時止んでくれた。権現峠のトンネル入り口で3名が休んでいた。水平歩道1kmほどで阿曽原温泉小屋へ下る。温泉小屋で宿泊を依頼。暗くなったが待望の温泉、黒部谷の静けさに浸った。朝出発が遅くなるが朝食を申し込む。阿曽原温泉小屋の小屋主は、元富山県警山岳救助隊の佐々木さんだ。話すまで忘れていた。雲切新道は自分にとって初めてのルート、阿曽原峠の旧道より遠回りだが変化があった。その分、新道を作った阿曽原温泉小屋の佐々木さんの話から労苦が手にとるように分かった。

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平の池  逆さ裏剱 コバイケイソウ 剱岳チンネ 仙人池 逆さ裏剱
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仙人谷 残雪 雲切新道 ハシゴ 仙人ダム 阿曽原温泉小屋

6日(火) 晴れ 阿曽原温泉小屋発6時53分、折尾谷手前の滝8時48分 水はここのみ、折尾谷堰堤9時13分、太鼓岩10時23分、志合谷10時40分、欅平下降点13時8分、欅平13時55分

 阿曽原温泉小屋の佐々木さんに見送られ、テント場から阿曽原谷を渡り尾根を200m登る。尾根はハシゴがあったり登り下りが続く。水平歩道に出たがまた登って下った。水平歩道が崩壊のため巻道のようだ。やっと水平歩道に。花崗岩の尾根が現れるとヒメコマツが増えた。オリオの大滝で唯一の水を補給、折尾谷は堰堤内部に作られた歩道。水平歩道は、岩肌の路、ヒメコマツの植生と変化に富んでいた。奥鐘山の西壁に近づくと欅平が見え志合谷に入ると太鼓岩。くり抜かれた水平歩道、ここから奥鐘山の西壁が目前だが、宙に突き出ているようで片腕で持っているカメラを覗くことが難しかった。志合谷のトンネルは、目が順応していないため真っ暗で見えない。足元は水浸し。欅平まで水平歩道を整備している人が4名、登ってくる登山者に合わなかった。転倒しないように慎重に歩いた。やっと欅平上に、ここから300m程の下り。ヒメコマツの大木有り。遊歩道の階段を下り欅平に到着。直ぐに、三品女史が全員の切符を購入。トロッコ電車14時37分発。終点宇奈月温泉に。黒部宇奈月温泉駅から新幹線で帰った。 ※ゴミが落ちていないので山美化の実践が不要で体力的に助かった。(山本 哲夫記)

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オリオの大滝 水平歩道 太鼓岩 水平歩道 大太鼓岩 志合谷  クリックで拡大

念願のトムラウシ縦走

念願のトムラウシ縦走

722日(日) 層雲峡から黒岳、北海岳、白雲岳避難小屋へ

 朝方の雨も止み、層雲峡から登った黒岳山頂では青空が広がっていた。ここで、全国支部懇交流登山の参加者と別れて山本さんと私は、永年の憧れの山、トムラウシを目指して歩き出した。黒岳石室から少し下った赤石川では、冷たさに悲鳴を上げながら裸足で渡渉した。しばらくすると、銀泉台からやってきた交流登山の別グループとすれ違う。「北海岳はものすごい風だよ」と教えてくれる。あまりの強風に雨合羽のフードをすっぽり被って歩く。  

黒岳から約4時間、白雲岳避難小屋に着く。テント場にテントは一張りだけ。避難小屋の宿泊は4人だけと聞き、我々も小屋泊にする。管理人がいて、協力金1,000円を支払う。夜中に小屋が揺れるほどの風が吹いていた。

 

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右上が黒岳、後姿は交流登山者 白雲岳避難小屋

 

723日(月) 白雲岳避難小屋から、忠別岳、ヒサゴ沼避難小屋へ

 朝焼けが素晴らしく、今日歩く道がはっきりと分かる。山々が連なり、一番奥に王冠のような形で頂上だけ見えるのがトムラウシ山だ。

まだまだ遠い。熊鈴を鳴らしながらハイマツの中を行く。出発から4時間、緩やかなアップダウンを繰り返し忠別岳に着く。撮影スポットがありすぎてなかなか進めない。忠別岳から200m以上いったん下って、五色岳への登り返し。ここを過ぎると化雲岳までは穏やかな登山路。

“カムイミンタラ”(神々の遊ぶ庭)とは言いえて妙だ。10時間掛けて今日の宿泊地、ヒサゴ沼避難小屋に着く。

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朝焼けと中央奥にトムラウシ山 神々の遊ぶ庭からトムラウシ山 ヒサゴ沼避難小屋

 

724日(火)① ヒサゴ沼避難小屋から、トムラウシ山、トムラウシ温泉へ

 ヒサゴ沼の雪渓を慎重に登り返して稜線の縦走路に出る。天沼で浄水して飲み水を作る。巨岩がゴロゴロした中を進み、ヒサゴ沼から3時間でトムラウシ山頂に到着した。ついにやった。山本さんとがっちり握手。

山頂で記念撮影したりするうちに、トムラウシ温泉方面からの日帰り組がどんどん上ってきた。下った南沼のキャンプ地で山本さんと分かれて、ヘロヘロになりながらトムラウシ温泉へ7時間かけて下山した。

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トムラウシ山頂

                                  (記 三田 博)

十勝岳分岐からオプタテシケ山、美瑛岳、十勝岳、旭岳

 

724() ② トムラウシ温泉と十勝岳分岐から双子池へ

十勝岳分岐から少し登りトムラウシ温泉ルートの三田さんを呼ぶと振り向いて手を振ってくれた。南沼の先は広大な台地の黄金ケ原だ。ハイマツ帯は先が見えず笛を鳴らし歩く。三川台の下りでヒグマの掘った新しい跡が数か所。笹のブッシュ帯は足元が見えなく何処までも続いた。笹は時々背丈以上あってストックでかき分け進んだ。最低コルのブシュ帯で2名に合った。つりがね山の急登はハイマツに覆われ長い鎖があった。ハイマツ帯とブッシュ帯が続く。右断崖の登山道が崩落していたので狭い尾根上のハイマツを支えに越えた。ここは1558m地点らしい。コスマヌプリ1626mで休憩。

最後のピークを登って下るとカブト岩1569m。足元の見えない笹ブッシュの道を下ると双子池。テント場は、最低部から少し登った雪渓の下。じめじめしたテント場だった。16時45分。一張は函館在住の先行者。やっと安心。トムラウシ山から7時間30分掛かった。

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振返って見たトムラウシ山

 

725()  双子池-オプタテシケ山2012.5m-美瑛岳2052m-十勝岳2077m-上ホロ避難小屋

 オプタテシケ山頂に雲が掛かっていた。函館の人が左方向に登って行った。550分。テントを畳み先行者の方向に。直ぐ、道を失ったが上部を目指す。はるか上に先行者と登山道。右にトラバース気味に登ると登山道だった。頂上はいったん下った上だ。

 

オプタテシケ山は山深い。ここまで2名パーティと単独行者に合った。819分。オプタテシケ山頂、軽装でトムラウシに向かう東京の登山者にった。トムラウシ温泉からと十勝岳経由も同じ距離でこちらからトムラウシに行くという。自分の歩いて来た経験から11時間かかります。道は不明な場所が多いと伝えた。その登山者は直ぐに引き返してきた。ベベツ岳・石垣山を下り美瑛富士避難小屋分岐で休憩。登山道に真っ黒な大きな糞だ。ヒグマに違いない。美瑛富士分岐から約300mの登り。美瑛岳の分岐に荷物を置き美瑛岳に向かった。1232分。美瑛岳山頂もガス覆われていて何も見えなかった。分岐に戻り行動食を補給、その間、東京と函館の登山者が先行した。少し登って下ると右に黄色印、ガスで見えにくい。谷で険しそうだ。左のルートらしい道を少し辿った。地図で確認するとこの方向は北方向で今登ってきた方向だ。ルートは南方向で元に戻り下った。ガスが少なくなると美瑛岳東側尾根の下部は緩やかな斜面が原生林まで続いていた。遠くに十勝岳山頂がやっと見えてきた。

最低コルから250-300mの登り。鋸岳の東斜面を登って行くと残雪と融水、不安定な火山灰と砂礫のリッジを一歩一歩登った。東京の登山者に追いつき、水を補給しましたかと聞くと先程の残雪で補給できたと云う。火山灰の急斜面をトラバースし後方の登山者を待ったが不安定な所で座っていて来ない。そこまで甘納豆と塩飴を持っていった。登山者は靴底が剥がれ疲労していた。安全な所に戻り結束バンドを用意して待った。風の強い平ケ岳から岩場を登ると十勝岳山頂。1534分。光顔巍力と書かれた石柱有り。東京の登山者は望岳台に下山。ここから3時間かかりそうだ。上ホロ避難小屋の標識に従い滑りやすい岩礫の登山路を慎重に下った。1650分。上ホロ避難小屋は、函館の人と自分の二人だった。夜中、東側にオレンジ色の星、火星だ。暫くすると雲で見えなくなった。

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オプタテシケ山からトムラウシ山旭岳 十勝岳

726()  上ホロ避難小屋-上ホロカメットク山-かみふらの岳-十勝岳温泉

610分に歩行開始。急尾根を登ると上ホロカメットク山1920m。かみふらの岳からD尾根で活火山の噴煙を後に十勝岳温泉に下る。

尾根から階段で整備された登山道だった。沢筋で大きなザックの若い単独女性と話す。これから十勝・トムラウシに向かうと云う。地元の人だ。笹とブッシュで歩きにくかったと話すと、登山道整備時にその女性も手伝うからと言っているという。涸れ沢の富良野岳分岐から右尾根を回り込むと安政火口が近い。外国人が迷っていてコピーした地図を示しながら現在地は何処ですかと聞いてきた。自分の地図を出して現在地を教えた。目的ルートは望岳台から十勝岳・美瑛岳で車は十勝岳温泉に置いてあるという。十勝岳が目的ならば、ここからかみふらの岳・上ホロ岳・十勝岳の往復が良いでしょうと伝えた。二人連れの女性に相談したらその案がよさそうだ。自分の地図をスマホで撮った。女性たちもかみふらの岳まで同じという。安政火口の沢を渡り少し登ると広い登山道。ふくよかな女性が休んでいて話しかけられた。トムラウシからですか。そうです。私も何年も前に歩いたがもう行けないですと。 

40分程度で十勝温泉凌雲閣910分。800円用意し入浴を頼むと、半額の恩恵を得た。源泉は、登山路の下に3本のパイプで引き込んでいるので茶褐色の温泉だった。バスの発車は955分。乗客は自分1人。町営バスは吹上温泉に右折し登山者5名を乗せて元の道路に戻った。上富良野駅1035分着。空港経由旭川駅のバスの停留所が分からない。もう一人の若い登山者も同じだ。駅内に案内所があったので聞くと、信号の右だそうだ。若い登山者と話すと層雲峡で働いているという。黒岳ロープウエイだそうだ。22日の日曜日、黒岳のリフト終点で降りたときの係だったそうだ。美瑛避難小屋からオプタテシケ山を往復したらしい。オプタテシケ山で軽装登山者の話をしたら、その方も会ったという。1124分発の定期バスで旭川空港へ。空港でその好青年と別れ、姪の車で羽衣の滝を見学し旭岳温泉のラビスタ大雪山に泊った。

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手前は安政火口と三段山、奥に噴煙と十勝岳 中ほどが安政火口、右上は上ホロカメットク山、中央のコルの反対側に上ホロ避難小屋

727() 大雪山 旭岳-間宮岳 

 前日、洗濯。530分会計を済ませ、旭岳ロ―プウェイ駅へ。貸ロッカーにガスコンロ以外の荷物を置き6時発一番のロ―プウェイに乗った。旭岳は名前の通り朝日が昇ってきた。姿見池で逆光の噴煙と旭岳を撮影。

    

10数人の登山者が登っていく。登山道は左に向きを変え、最後の傾斜を登ると旭岳山頂82分。高校生グループがいた。急いで、全周ムービーを撮影。828分、旭岳から間宮岳の下りは砂礫で滑りやすいのでゆっくり下った。下部は残雪が残っていた。荒井岳より御鉢平を撮影、戻って標識が立つ間宮岳。中岳分岐から左に折れ、急な登山路を下ると中岳温泉。足湯を楽しんだ。エゾコザクラとチングルマの大群落を撮影。裾合平で休憩。姿見池ロ―プウェイ駅で時間調整。三田さんに下山報告。旭岳ロ―プウェイ駅でガスカートリッジを引き取って貰った。1800分の空港経由旭川駅行バスに乗車。2015分の飛行機、帰着2330分。※今回グレイル浄水ボトルを使用。一回で470ml濾過、重さ310g。             (記 山本哲夫)

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姿見池と旭岳 遠くトムラウシ山、十勝岳

登山道を整備していた人に感謝

登山道を整備していた人に感謝

今年、数少ない山行で登山道を整備している人に二回会いました。自分達の山歩きもこのような方達によって支えられていることに感謝を申し上げます。

1.大量のブヨに刺されながら1人で登山道に倒れた大木の除去

長野県 空木岳 2864m 2016年6月11日

前日、空木岳避難小屋に泊まって池山尾根を下山している時、小地獄、大地獄も過ぎてマサナギの手前、左斜面でエンジンの匂いがしてしばらくすると登山道を塞いでいた大木をチェーンソーで伐採していました。ここは昨日登るときに、大木を乗り越えるときに苦労した場所です。大変有り難く感じました。我々が通る時に作業を中断してくれていた方にブヨが沢山群がっていた。同行の三田さんが虫除けスプレイでブヨを撃退してあげた。その方はブヨに悩まされながらも作業をしていたようです。登山口の駐車場に止めてあった地元ナンバーの軽四トラックはその方の所有だと思う。

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登り時に撮影した登山路に倒れた大木

 

2.暗くなるまで1人で登山道の整備をしていた高田さん

山梨県三つ峠天上山ルート 2016年11月3日(木)

独りで笹子駅-清八峠-本社が丸-清八山-三つ峠から天上山ル-トを下山中でした。その前に、

霜山1301mで富士山の写真を撮る17時3分。下りの1200m地点で暗くなり、時々、黒い土が現れ、ヘッドランプで確認すると左下方に水の流れ道のようでした。イノシシの掘った跡かと思っていました。ランプを照らし下って行くと、人の声が聞こえた、歩を緩めるとランプの反射で赤いシャツの人が立っているのが微かに見えました。こんなに暗くなっても登山道を整備してくれていたようでした。暗くなるまで整備してくれていたのですか、大変ありがたいですと。どう、終わりにするから軽四トラックに乗って行くかいと。最後まで歩こうと決めていたのですが喜んでお世話になることに。その方はランプを用意していなかったので後ろから照らして下った。尾根でその方が目印に置いたあったものを回収、軽四への下降点でした。少し光の残る西側の急斜面をその方は平気で下って行った。自分はストックを頼りに離れないよう滑らないように下った。暫くすると林道に軽四が見えた。ザックとストックは荷台に置き、荷物を片付けた助手席に乗せてもらいました。林道が尾根をパスする地点で、登山路はここに下りてくるんだと。この先のロープウエイは乗らずに下った方が河口湖に近いことも。途中で自分の名前を名乗るとその方は、河口湖駅前の高田青果店の高田さんと云っていた。好印象の人でした。若いときはバイクで走り回っていたと。暗かったが自分より10以上若いだろう。登山口も教えてくれた。河口湖駅前まで乗せて頂き助かりました。遊びを支えてくれている方々に心より感謝し、次回も山に登りたくなった。

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霜山1301m 富士山 17時3分撮影 D810  24-120mm ISO100  f11  1/5sec  -1補正

「山の日」制定記念 山岳映画鑑賞と千葉の山 ご案内    終了しました。ご参加ありがとうございました。

日時 2016年9月10 (土) 午後1時開場 午後1時30分~4時30分

会場 市川市グリーンスタジオ  市川市中央図書館2F  メディアパーク内  住所  市川市鬼高1-1-4

入場 無料 ※満員の際はご入場をお断りする場合もあります。

主催 日本山岳会千葉支部 協力 SES山岳映画サロン

プログラムと案内のPDFはこちら  

 

晴香園2016年度の山行予定

学校の行事予定は4月に入ってから明確になりますが、行事と重ならない限り実行します。

春香園 山行予定 月日

場所
2016年  
5月8日(日) 岩殿山(大月市)
7月9日(土)~10日(日) 千葉県観光公社 内浦山県民の森(鴨川市)
10月1日(土) 百蔵山(大月市)
12月3日(土) 陣馬山

 2017年

 
2月11日(土) 宝登山(長瀞町)

会員 皆様の御協力よろしくお願いします。         (記湯下)

晴香園の子供たちと高川山へ

                                      103日(土)                                       (記:湯下)

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高川山

 晴香園から8名、千葉支部から8名、合計16名の高川山山行に参加した。体調を気にしながらの参加でしたが、私の不安を消し飛ばすような好天に恵まれ気分も良好。高川山は「2年前の金時山山行の際に子供たちが富士山を見て感激した」という職員の方のお話から、富士山が見える山という目的で決定されていたので、お天気が良いのに感謝。10月としては暑いほどのハイキング日和だった。

 今回、それぞれが8:20高尾発、甲府行きの中央線に乗るという慣れない集合時間の設定に次の電車で着いた人もいたが、問題なく初狩駅で合流。三木リーダーの説明の後出発し30分くらい歩いて男坂、女坂コースへの分岐点から沢コースを進む。広く歩き易い登山道で全員快調に歩き、特に子供たちは元気ではしゃいでいた。途中、ツルツルの綺麗な石を拾って三木さんに見せたので、「どうしてこんなにツルツル綺麗になったのか」という三木さんの説明に皆感心。石を綺麗にしてしまう程の大量の水は相模湖へ流れたのだという。ミズヒキ、ツリフネソウの花も可憐に咲いていて花の名前の由来も説明され、なんとなく納得。歩き易い登山道だったので、子供たちは話し続けながら登っていた。香高さん母娘は子供たちから愛称をつけられ、以前からの知り合いのように打ち解けていた。私もしりとりゲームに加えてもらって気分良くなり、調子に乗って連想ゲームにも加わった。ところが「甘い」というので「あんこ」と言ったら、小学生の女の子が何も連想できなかったようで続かなくなってしまった。「ケーキ」とか「生クリーム」にすれば良かったと年代の違いを忘れたことに反省。9月に親子登山の研修会に参加した時「子供と登山するときは話をしながら登れる山や速度を考慮すること」と聞いていたので、そうすることが子供たちにとって楽しい山登りになることを実感した。約2時間で頂上に到着。12:00というお弁当の時間に頂上は人で溢れていた。360度の眺望は見事な大パノラマを見せてくれた。大きな富士山に「どこ?」「どこ?」と訊く子もいて大きな富士山に皆びっくり。頂上には「大月 秀麗富嶽十二景」と表示されていた。其の通りの富士山に子供たちは大喜び。

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ツリフネソウ

お弁当の後、下山は禾生駅へのコースを歩いた。駅に着いたとき、今回の山はバッジがないという小板橋さんの気遣いでグアム島のキーホルダーをプレゼントされ子供たちは大喜び。小板橋さんの心遣いに感謝です。今回の高川山山行は晴香園の子供たちと回を重ねていくことの大切さを実感した嬉しい山行でした。

全国山の日協議会が「山の日の歌」歌詞を募集

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notes 全国「山の日」協議会は、来年スタートする「山の日」を記念した歌を制作します。作詞家の船村徹氏が総合プロデューサーを務め、歌詞を一般から募集しています。2016年春以降、楽曲として完成させる予定。千葉支部の皆さんも是非、応募してはいかがでしょう。

[募集要領] 未発表作品、800字以内。〒住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記。郵便(はがき不可)で。

送り先 〒100-8051(住所不要) 毎日新聞社「山の日の歌」募集係(毎日企画サービス内)まで。締め切りは今年末。最優秀賞2編に各50万円、優秀賞2編に各10万円の副賞を贈呈。 pouch

千葉の山の写真を募集中

千葉の山の写真を募集中

 山の日に向けて、千葉の山の写真を集めています。これと思う写真がありましたら支部写真担当者まで

送って下さい。デジタル写真でピクセル一辺サイズ2000以内とします。撮影写真はリサイズしてからお送り下さい。

晴香園の子どもたちと御岳山へ

記:香高真奈美

天気予報通りの小雨の中、一行は新宿駅に集ま った。7 時 44 分発ホリデー快速むさしの 3 号車に 乗って一路御嶽駅へ。

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バスに乗りケーブル下へ。 いよいよここから 登山開始だ。舗装され た登山道とはいえ急 な上り坂。雨水が滝の ように流れる道を子 供たちは杉の大木に つけられた番号 800 番 から 1 番を目指して元気に登っていく。 途中、「倒木更新」の現場講義を三木さんか ら受けたり、クジビル(オレンジと黒色の巨大ヒ ル)がミミズを食べるところを見たりしながら 11 時 10 分ビジターセンターに到着。スタッフの方々 のご厚意で奥の部屋を貸していただき、おかげで 雨にぬれず楽しく皆で昼食をとることが出来た。

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「体験コーナー」もあり「背 負い梯子」(しょいばしご) で重たい木のかたまりを背 負ったり、ムササビを飛ば したり子供たちは動き回り 学習する。さてここから、 御師集落を抜け、右に大きな神代欅を見ながら武 蔵御嶽神社に参拝。子どもたちは集めているピン バッジを仕入れてゴキゲンだ。

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その後「夏の妖精」 と称されるレンゲショウマ 群生地へ向かう。霧深い谷 に、淡紫色の花を下向きに 開く可憐なその姿に私は大 いに感動したが・・・子ど もたちはそのすぐ後に茶店 で食べた焼き団子やアイス の 方 が 印 象 に 残 っ た か も!? である。 標高 929 メートルの山歩きだったが、帰りはケ ーブルカー利用だったのでたった 6 分でふもとに 着いた。 「坂がきつくて疲れた けど楽しかった」、「雨 でも子供たちはいつも通 り! ぬかるみもしっか りとした足どりで登って くれた」、「山岳会の方々がいろいろと声をかけ てくれていた。なので、自分達も一日とても楽し めた」参加した子供たちや引率の先生方の感想だ。

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とにかく無事に終わり、 マウンテンクラブのみんな は「次も楽しみ!」とのこ とです。 良かった‼。

参加者:晴 香 園:引率 3 名 生徒 6 人 千葉支部:川島辰雄、香高真奈美、香高ふみな、香高いづみ、佐藤啓之、塩塚生二、高橋琢子、 三木雄三、柳下忠義 (敬称略)

スカイツリーを間近に ビールパーティー

 

記:谷内 剛

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8 月 22 日(土)、支部恒例のビールパーティー が行われました。今回は「千葉県外で」との声が あり、スカイツリーを間近に見る松屋浅草屋上の ビアガーデン「浅草ハレテラス」を会場に猛暑の 中、15 名の参加者がバーベキューをつつきながら 喉を潤しました。普段顔を合わせる機会の少ない 会員、会友の参加もあり大いに盛り上がりました。

 参加者:神山良雄、黒田正雄、坂上光恵、櫻田直克、篠崎仁、諏訪吉春、高橋琢子、髙橋正彦、 新村貞男、三木雄三、柳下忠義、山崎完治、香高真奈美、能美勝博、谷内剛(敬称略 順不同)