ヒメコマツ・松・五葉松を尋ねての最近のブログ記事

アポイ岳 キタゴヨウ(北限)とハイマツの共存 2020年7月20日

アポイ岳 キタゴヨウ(北限)とハイマツの共存 (かんらん岩による特殊な環境) 2020年7月20日

 登山口から沢を渡った標高の低い所でキタゴヨウの小木が自生①。キタゴヨウの看板有り②、5合目避難小屋の尾根にも自生③。露出したかんらん岩帯で花を撮影し7合目から馬の背に入り、幌満お花畑分岐ではハイマツとキタゴヨウが共存④していた。⑤、⑥ 下山中五合目360mでハイマツが自生⑦。標高が最も低いハイマツ自生地と云われている。登山口の王子製紙社有林看板の近くでキタゴヨウが有り。ジオパークを見学後、幌満峡沿いの幌満ゴヨウマツ自生地⑧⑨とかんらん岩露頭⑩を見学。

アポイ岳の地質成り立ちはアポイ岳ジオパークで詳しく解説されています。

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① キタゴヨウの小木 ② キタゴヨウとアカエゾマツ森林植生看板

③ 5合目避難小屋の前

キタゴヨウとかんらん岩

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④ ハイマツとキタゴヨウが共存 ⑤ 振返ってみたキタゴヨウ自生地 ⑥ キタゴヨウの5本葉
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⑦ 五合目避難小屋前のハイマツ 標高360m ⑧ 幌満峡 天然記念物碑 ⑨ 幌満峡と樹林
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⑩ 幌満峡 カンラン岩露頭 かんらん岩を研磨した案内碑 アポイ岳ジオパーク

アポイ岳のかんらん岩

割れた面

ヒメコマツ・松・五葉松を尋ねて

ヒメコマツ・松・五葉松を尋ねて

 標高の低い千葉県にもヒメコマツが自生しているが現在では減少し見ることが難しい。山形県大朝日岳古寺鉱泉から尾根にでるとヒメコマツが現れ、下山時標高800-1200m間の尾根で観察撮影、以後、登山中写真記録したものをヒメコマツ・松・五葉松としてまとめてみました。

山岳地帯でヒメコマツの自生場所は尾根上で乾燥しているところが多い。

[撮影場所リスト]

1  2014年9月3日 飯豊山 上ノ越上部 写真から発見

2  2016年5月3日 爺が岳南尾根  写真から発見

3  2016年7月16日 山形県 大朝日岳

4  2018年6月2日 谷川岳茂倉新道

5  2018年9月23日 白毛門

6  2001年10月27日 白毛門

7  2002年8月10日 平が岳 写真から

2013.7.1 群馬県 諏訪山  写真から発見

9  2019年3月8日 ネパール ルクラからナムチェバザール ヒマラヤゴヨウ 

10 2019年4月21日  鴨川市 東大演習林 一般公開日 ヒメコマツ

11  2019年4月23日 千葉市 稲岸公園 

12 2019年5月31日 屋久島 ヤクタネゴヨウ 

13 2019年7月7日 大朝日岳1870m 鳥原山コース、7月8日 中ツル尾根コース

14 2019.8.2 剱岳 仙人新道、雲切新道、水平歩道

参考 五葉松

2019.8.29 千葉県 観賞用五葉松

2019.12.13 京都 東寺

[写真と説明]     ※写真をクリックすると拡大

2014年9月3日 飯豊山 上ノ越上部  記録した映像より   カメラD800E

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2016年5月3日 爺が岳南尾根 偶然撮影

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2016年7月16日 山形県 大朝日岳 登山口から尾根に出た所から少し上部  カメラD810

古寺鉱泉の裏から急登で尾根を辿るとヒメコマツが現れた。ヒメコマツは太く、何本か自生していたが高度が上がるとブナの植生に変化していった。

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大朝日岳古寺鉱泉ルート ブナとヒメコマツ    ヒメコマツ

下山時にヒメコマツの植生高度を見ると800mから1200mの標高でした。

2018年6月2日 谷川岳茂倉新道 カメラD850

  谷川岳から茂倉岳、土樽駅に。 茂倉新道は広い尾根から両側が切り立った狭い尾根、標高1300mから1100mの間にヒメコマツ(五葉)が存在していた。

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上の写真は背後に万太郎山

2018年9月23日 白毛門 カメラD850 標高800mを越えるとヒメコマツが自生。

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標高800m付近のヒメコマツ                                    白毛門と笠ヶ岳間稜線上 五本の葉を持ったハイマツ

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  ヒメコマツの葉  葉の長さ4cm

ヒメコマツの植生高度 800mより(下り時に観察)、1200-1400mの尾根で減少。松木沢の頭から白毛門山頂を撮影したら前方の尾根にヒメコマツが自生していた。2001年10月27日の写真を確認すると同じヒメコマツが映っていた。17年間の成長が分かる。

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2018年9月23日撮影 ヒメコマツ大岩の先    2001年10月27日撮影 緑色のヒメコマツ コンパクトカメラ

2002年8月10日 平が岳 記録写真より コンパクトカメラ

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ヒメコマツ  平が岳登山口から続く尾根上

2013年7月1日 群馬 諏訪山 写真記録より  カメラD800E

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ヒマラヤゴヨウ 2019年3月8日 ネパール ルクラからエベレスト街道のトレッキングで カメラD850  

沢山植生 高度3600まで。ネパールはどこにでも自生。尾根でも河原、斜面と。枝も柔らかかった。

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ヒマラヤゴヨウ                ヒマラヤゴヨウ

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河原近くで見つけた稚樹           標高3600m付近のヒマラヤゴヨウ(?)

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苗木                       岩の上にも

2019年4月21日  鴨川市 東大演習林 一般公開日の2日目 カメラD850

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清澄作業所

 道路の左上に4-5本、清澄作業所内に二本、職員の方に教えて頂き撮影。

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郷台畑作業所 ヒマラヤシーダー(ヒマラヤ杉)   葉は、一本、束状に9本、13本、20本と多数 

2019年4月23日 千葉市稲岸公園  三葉松  

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ノースカロライナ州 キティホークの丘の松を移植            葉は3本、長さ22cm

2019年5月31日 屋久島 ヤクタネゴヨウ カメラD850

白谷雲水峡 林道 展示林、6月2日西部林道自然植生

ヤクタネゴヨウ 屋久島と種子島に存在する五葉松で2mもの大木になる。丸木舟に使用されていた。伐採により絶滅に近い。撮影場所は特別展示林として保護されている場所で白谷雲水峡の手前。自然植生は西部林道やその上部尾根に自生している。ヤクタネゴヨウは雲南省五葉松の亜種とされている。

 

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ヤクタネゴヨウ                                              ヤクタネゴヨウ  成長木

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ヤクタネゴヨウ 葉の長さ8-9cm

2019年7月7日、7月8日 大朝日岳1870m 鳥原山コース 中ツル尾根コース カメラD850

 朝日鉱泉は、林道の最奥部で杉の植林が一部で自然環境が残されヒメコマツの大木が多かった。鳥原山コースで尾根に出ると直ぐに見つかった。標高は800m程。上部は1200m-1300m。下山時中ツル尾根を下ると森林限界からブナが現れ、下るとヒメコマツの群落、下り斜面で一時的になくなったが尾根になると出現。朝日沢沿い600mでも、時々、ヒメコマツが自生。

 

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 歩き始めて鉱泉から1時間30分 標高800m   朝日川 標高600m付近から対岸の尾根に多数ノヒメコマツ

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写真 上白毛門4cm、下大朝日岳(落下していた枯枝) 葉の長さ5-6cm

葉の長さを測ると、白毛門のヒメコマツより長い。

 

2019.8.2 剱岳 室堂、仙人新道、雲切新道、水平歩道 カメラD850

 立山駅からケーブル、室堂行きのバスに乗ると立山杉の案内、暫くするヒメコマツが見えた。

仙人新道の尾根で5-6本のヒメコマツが見え、雲切新道の下り尾根や水平歩道の花崗岩地帯では多数のヒメコマツが自生していた。その植生は逞しく感じる。

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2019.8.4 剱岳 仙人新道 1800m尾根で                        葉の長さ3.5cm

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2019.8.6 水平歩道  急な岩尾根地帯に分布               ヒメコマツの大木  欅平の下り尾根で

観賞用五葉松

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2019年8月29日 千葉県 植木用五葉松  葉の長さ2.7cm

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記念樹 京都 東寺 2019年12月19日 

参考 千葉県ヒメコマツ回復計画 千葉県環境生活部自然保護課

   植物の世界 照葉樹林と硬葉樹林 朝日新聞