アルパイン・スケッチクラブ

■ 2020.11.21

アルパインスケッチクラブ30周年記念『秋の・上高地スケッチ山行』 報告

  

アルパインスケッチクラブ30周年記念『秋の・上高地スケッチ山行』 報 告

                                               齋  藤

 実施日程 20201016日(金)~1018日(日)23

 参加者 29名

 宿泊施設 JAC山研(10名) 上高地活動ステーション(14名) アルプス山荘(5名)

 始めに

 次の文はコロナ禍何とかこぎつけた9月例会で発信した「秋のスケッチ山行」企画・計画書の汎頭です。『アルパインスケッチクラブ第30期(30周年)記念の行事の一つとして実施します。                                                                

コンセプトは新人(25期以降入会者)を既メンバー(特に30期小出幹事長以下幹事団)がJAC上高地山岳研究所(JAC山研)をベース として深まる秋の上高地周辺を共にスケッチし、おもてなししようという考えです。新型コロナ禍で何かと制約がありますが、是非、沢山の方々のご参加を切に乞います。』    

以下感想報告   

 思いも寄らないコロナ禍での分散宿泊となり、新人さんの全員が山研に入れなかったのは本当に残念でしたが、ありがたいことに   29名(新人さんは12名)と多くのご参加を頂きました。

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入山日の16日はまさしく上高地河童橋に岳沢の錦秋を見せてくれました。翌日は天気予報の通り上高地は雨、しかし、その翌18日、快晴の青空に穂高・明神の願ってもない雪化粧がsketch202010-konoyubi09.png頂稜をまぶしく光らせたのはなんと素晴らしいことか、この上のない歓迎を山から頂くことになりました。 

JAC山研宿泊ではこの6月から入山の管理人山田さんもご一緒して「こんなに楽しく気分の良い同好会は他に知りません」との感想を頂き本当に嬉しいことでした。雨の日 sketch202010-konoyubi02.png上高地活動ステーションの暖炉を囲み、先輩会員と一堂にしての暖かい懇談のひと時参加者全員の作品をそろえて、実に心温まるありがたい空気に包まれ、新旧が融合してのスケッチクラブの明るい未来を感じさせました。幹事グループの皆さんの細かい気使いが素敵なおもてなしとなりました。今回の「上高地秋のスケッチ山行」に参加された皆様そして応援いただいた皆様に感謝と共にこの融合の力「新しき芽生え」をご報告申し上げたいと思います。25周年の帝国ホテル三田クラブ記念パーティーでは「30周年は難しいのでは、・・」などの深刻に高齢化を憂いたつぶやきや、もっと昔 発足して間もない頃会員数も増えて議論も盛んでスケッチクラブの目指す方向は、・・「これは新旧の意見のぶつかりですね」などの感想も出て―――後日これは深川さんによる「スケッチ展、ごあいさつ」に集結されました。などなど思い出し、これからも紆余曲折 あるでしょうが助け合って大切にお付き合いしたいと思ったことでした。 

おもてなしsketch202010-konoyubi03.png担当の1班幹事グループ、小出幹事長、渡辺さん、猪俣さん、堀江さん、大村さん、村尾さん、長澤さん、田中(順)さん本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 


  

スケッチに出会って~山旅再び2020年秋上高地~

泉 谷

企画いただいた「30周年記念行事 秋の上高地スケッチ山行」10/16-18に参加させていただきました。私を含む5名の新人を歓迎していただき、至れり尽くせりの心温まるおもてなし、貴重なお話やスケッチのご指導、本当にありがとうございました。美しい自然とともに、豊かで素敵な時間を過ごすことができました。

 私は少し早く14日から上高地に入り、横尾1泊、蝶ケ岳1泊して、16日JAC山研で皆さんと合流しました。

1日目横尾泊。10張くらいのテント。横尾山荘の方の話ではコロナ影響後、3割くらい戻ってきたとのこと。横尾大橋を入れてスケッチ。橋のたもとに立つ1本のイチョウが鮮やかな見事な色ずき。次に、明日登る山道がある横尾山荘後ろの山をスケッチ。緑と赤と黄色が混ぜって多色の山の姿が美しい。

2日目蝶が岳泊。5時40分起床、快晴、7時出発。急ぐ山旅ではないので(早くも歩けず・苦笑)気の向くまま、山で過ごすことを心身で満喫。稜線に出て、穂高・常念が見える。sketch202010-konoyubi04.png

久しぶりの稜線歩き!蝶槍までの間でスケッチ。強風で寒さに耐えられない私。後ほど「寒くても描く(スケッチ優先!)」(驚!苦笑)と皆さんからご指導いただくことに。

12時蝶が岳ヒュッテ。テン場はテント5張、この後増えて10張位。女性1人は私の他2組いて、男女2組、男性2~3人が数組。360度の展望!!! 蝶ケ岳から見渡す山々、空、雲、見下ろす街、素晴らしい!お天気が最高のごちそう!スケッチを始める。午後になって雲が出てくる、明日へ期待。

  3日目JAC山研泊(16-17)。悩んだが3シーズン用シュラフにしたので、寒くて眠れなかった。この時期の山の「上」は冬用シュラフだとこれまたご指導いただきました。反省。

sketch202010-konoyubi05.png予報に反して、今日も快晴。下山するだけなので、蝶ケ岳での時間をのんびり思う存分楽しむ。スケッチをしているとやはり寒くて、でも他の登山者の方からも「下山するだけなら、寒くてもここでがんばって描いたほうがいいよ!たくさん描いてください!」と気合を入れてもらいました?

JAC山研の場所が、もっと明神分岐よりだと思ってのんびり(徳本峠入り口でスケッチ)してしまった私は、集合時間に遅れました。皆さん、労って温かく迎えて下さいました。

JAC山研に宿泊させていただき、管理人の山田さんと皆さんにすべてお任せで、美味しい食事に尽きないお話、楽しい初日の夜でした。

 4日目JAC山研泊。雨。起きたら朝食が出来ている!なんて幸せなことでしょう!朝食後、午前中は(新人)同期の皆さんと昨日描いたスケッチの続き、色をつけました。この時間、とても良かった!勉強になりました。この山行でたくさんスケッチをしているような書きぶりですが(申し訳ありません)、途中も途中でスケッチしたうちに入らず、写真だけは撮りまくったという成り行きです。どうなることかと思った(同期仲間にも言われました)けれど、影や色のつけ方、距離感、空白、プランと起承転結、好きに描くこと等を教えていただきながら、「良くなってるよ」の声に励まされ、初めての私のスケッチは、午後の発表に向けて、なんとか完成できたかなと思いました。sketch202010-konoyubi06.png今日は雨の為、屋内の場所で発表・懇親会になりました。暖炉があって暖かく素敵な場所で、ここでも何から何まで細やかなお気遣いとおもてなしをいただきました。何回目かの?紙芝居のような私のスケッチ発表は緊張しかありませんでした。皆さんの作品の素晴らしさ!「山の絵展」を拝見したようなものでした。楽しかったぁ!!道具や描き方、エピソードなど、うかがうお話も面白かったです。

数年ぶりのテントを持っての山行、紅葉見ごろの上高地の美しい自然の中、お天気に恵まれて最高でした。とにかく自然に触れてゆっくりしたかった。山の上で過ごしたかった。憧れの(笑)スケッチブックと絵具を持っての山行、道具を持つだけで嬉しい山歩きでした。ただ、F6サイズのスケッチブックを持っていったのは失敗したかしら(笑)。ただでさえ描くことができないのに、sketch202010-konoyubi07.png大きすぎて描けない(うめられない)、かさばるetc. 意識的に?!描くことを忘れ目の前に広がる眺めに見入り癒されました。1人山で過ごす時間にスケッチできること、贅沢で豊かでした。楽しかった。教えていただいたことを理解できるには程遠い

のですが、新しい世界を開いていただき一つずつ重ねていけたらと思います。

本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 



 

                                   河童橋から秋の北アルプス連峰

                                          高 山 

2020年10月16日8時半に出発。予定より30分遅れて3時半JAC山研到着。

途中河童橋から秋の北アルプス連峰望み 上高地入りを実感体感し感激しました。

山研宿泊施設も素晴らしく 当日の夕食はちらし寿司 2日目は特注カレー

美味しくいただき 幹事の方々に感謝申し上げます。

2日目は一日中雨が降り山研のリビングルームで ワイワイ がやがや

スケッチの時間を楽しみ 午後から全員参加の歓迎会で自己紹介。各自描かれた作品を発表有意義な時間を過ごしました。

翌日深夜 外へでて暗い空を見上げると木陰の間から星が見え雨がやんでいました。

夜明け前の上高地を見たく5時半スタート 昨日の冷え込みで山に雪が積もり

白く 美しく 気高く 上高地を見下ろし二度と体験できない思い出の1ページとなりました。

8時半河童橋に集合 参加者全員で笑顔の記念撮影終了後 自由解散。気温は2度冷え込みの厳しい上高地を後に帰途に着きました。

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