アルパイン・スケッチクラブ

■ 2015.02.27

「陣馬山 描き初め会」山行報告

  

「陣馬山 描き初め会」山行報告

 幹事 田中 順

     山行日:2015年1月18日(日)

     参加者:14名

  午前10時に高尾駅北口に全員集合、幹事運転の車3台に分乗し20分程度で登山口のある和田峠駐車場に到着。駐車場全面には3日前に降った雪が10センチ程度積もっていた。荷揚げする食材や飲み物を配分した後、比較的緩やかな巻道のルートで頂上を目指す。新ハイキングコースとの合流地点から凍結がひどくなったので一部参加者は軽アイゼンを装着。山頂直下の斜面では雪解けでぬかるんだ道に足をとられつつも、11時20分無事全員登頂。真っ先に目に入ってきたのは澄み渡った青空と見事な富士山の姿だった。

 会場である富士見茶屋のテラスにザックを降ろし早速スケッチ開始。幹事は茶屋から借りたコンロと鍋を使っての鶏鍋作りに続いて今山行の目玉である餅つきを開始。つき手を交代しながら30分ほどでつき上げ、持参した餡子や黄な粉、茶屋特製の柚子しょうゆだれ等をつけて頬張る。鶏鍋も出来上がり、お酒も少々入って宴はクライマックスを迎えた。食後三々五々スケッチを仕上げ、頂上で記念写真を撮った後、1時45分下山開始。2時半に和田峠に無事下山。車で高尾駅北口に全員無事到着し、3時に解散した。

 凍結した登山道で誰も怪我をすることなく無事下山できたのは何よりでした。風も無く、午後になっても雲も出ず、富士山や丹沢は勿論、遠く南アルプスの赤石岳まで見渡せる最高のスケッチ日和に恵まれ、つきたての餅と熱々の鍋に舌鼓を打ちつつ、楽しいスケッチ山行が出来たのではないかと思います。


 

白く輝く富士山を描く2015年描き初め陣馬山 山行

2015年1月18日のスケッチクラブ・ハイキングの記録

本間 渡

   陣馬山857mの山頂はまさに十三州の展望台。富士山が雲もなく道志山塊の上にゆったりと翼を広げている。道志山塊が冬枯れのモノトーンなら富士の頂はグレイシャーブルーの裾の上に真っ白い氷が輝いている。三つ峠、黒岳といった富士五湖周辺の山、丹沢山から蛭ヶ岳、檜洞丸、大室山といった丹沢山塊のsketch201501-konoyubi001.png山の上に一際優雅な姿を見せている。甲府盆地の上には格別白い姿で横たわっている南アルプスの名峰・赤石岳と悪沢岳が堂々と聳えている。さらに目を北に向けると大菩薩嶺から金峰山などの奥秩父の山々、さらに北に向けると日光連山までが見渡すことができる。

陣馬山の名前は戦国時代に北条氏と武田氏が対陣したことから陣張り山と言われていたのが、後に陣馬山と呼ばれるようになった。天正年間には甲斐武田氏の狼煙台が設置されていたといわれている。ここから360度見渡す眺めを見ると此処が要衝の地だったことが分かるような気がする。

さて、一年で一番寒いと言われる大寒の二日前、陣馬山に初稽古ならぬ初スケッチに向かう我々は、高尾野駅から三台の車に分乗し和田峠に向かう。和田峠から陣馬山までの行程は林の中の小道を三十分ほどゆっくり登れば良い。所々雪が固まり凍ったところもあるがアイゼンを付けるまでもない。一汗かけば、かながわ景勝五十選に選ばれた陣馬山山頂だ。白馬のモニュメントが待ち受けてくれる。

記念写真を撮ったら我先にとスケッチブックを拡げ、思い思いに絵筆を運んでいる。その間に幹事の田中順さん、冨樫さん、長澤さん、川村さんは餅つきの用意と鳥鍋の準備で大わらわ。さすがに餅つきは幹事だけに任せっきりにはできないので手伝うが、年の功は餅つきには通用しない。ひとり10回打ち下ろすのを順番でやるが心許ない。絵筆より重たい者を持ったことのない若者?たちの頑張りでどうにか餅になった。それでも突きたては柔らかく美味しい。胡麻餅、きなこ餅、あんこ餅、柚葱餅などみんなで平らげた。また、田中コックの鳥鍋も絶品で、銀座しまだ、新宿玄海もかなわない美味で、味にこえた小うるさいスケッチクラブの面々の舌をも満足させたようだ。

 sketch201501-konoyubi002.png午後一時半、おなかも満腹になり、スケッチも思いどおりに画けたので、ほろ酔い加減で帰りは同じ雪路を降り和田峠に向かった。こんな楽しい描き初め山行に参加し、皆さんと楽しい一日を過ごしたので大満足でした。