お知らせ山想倶楽部

■ 2018.07.15

5月例会山行「黒姫山登山と山菜山行」 "山想倶楽部"

5月例会山行「黒姫山登山と山菜山行」522日~24日の二泊三日

 

記:日出平 洋太郎

 

17sanso-kurohime201805.png頭に黒姫山登山が付いているが気にしない山菜採り山行、おまけに天気予報では雨に関係なさそうなのは初日だけで、主目的は妙高の湯と小笠原夫人のしゃれたお料理だ。

さて5/22(火) 北陸新幹線はくたか561号、東京発11:24に乗れば家主でもある小笠原氏が長野駅まで迎えに来てくれるとか。クラブ仲間の有り難さで、それに合わせる。

9時半、昼間の太陽の元を自宅発である。幸いご近所の奥方様たちに逢うこともなく脱出。横浜経由で東京駅は11時前着。お昼の弁当をと思うが、駅の構内は工事中で、弁当屋は中央コンコースの反対側に移動している。そこで弁当を物色中の西谷夫人にばったり逢う。さあ、何をと物色中に今度は醍醐さんに逢う。夫々、何を食べるか、この物色も楽しみの一つである。お握り1ヶが少し大き目とはいえ\180は我が田舎に較べれば高いが仕方がない。お握り2ヶと牛乳パックを買って新幹線のホームへ。

自由席車両5号車の先頭に背の高い高橋さんが目立ち、西谷ご夫妻、醍醐さんと挨拶していたら川村さんも現われた。石原さんは10号車に乗ったと高橋さんの携帯に電話。どうも自由席に乗るのは6人らしい。

列車内の清掃も終り、いざ乗り込もうと思う間もなく、ゴルフ道具を持った白髪のジジイが素早く横から飛び乗った。高橋さんが「皆、並んでいるのだぞ」と声を掛けるが無視される。これは常習の確信犯である。車内はガラガラで、何を急いで飛び乗って、隅の方でチジコマッテいやがるのだ。我らは3人掛けのシート一つをひっくり返して向かい合わせにするも、6人が団子になって座ることもあるまいと通路を挟んだ反対側の席も占領する。

やれやれと、腰を下ろすも新幹線は速い。さっさと昼食を食べねば1時間半後には長野駅に到着である。東京駅で買ったお握りをつまんで一息入れていると高崎の次は、軽井沢も上田も素通りで、もう長野駅である。更に北陸新幹線になってからの長野駅は終点ではなく、途中停車駅であるから、早めに下車準備を始めないと下車し損ねる恐れもある。兎も角11:52定刻に長野駅で6人は無事に下車できた。ホスト役の小笠原さんが何処で待っているのかは高橋さんしか知らない、我ら6人はそれに付いて行くだけである。東口の空中回廊を行くと前方右下に中型のバスが居る。小笠原さんだ、挨拶するが石原御大がいない。高橋さんが探しに戻る。5分もしない内に二人が現れ、これで列車組7名が揃ったことになる。

13時過ぎに出発したが何処を走っているのか解らない。どうもソバ屋がお目当てのようだ。13:50戸隠の小奇麗なソバ屋に到着、手打ちそば処「仁王門屋」とある。由緒あるソバ屋のようでザル蕎麦を賞味する。14:20再び車に乗って、今度は笹ヶ峰方面へ、16時頃か、遊歩道の案内に導かれて30分ほど山菜探し。コゴミは育ち過ぎだが我慢、タラノメ、ウドは専ら高橋さん。小笠原さんのユアーズインに着いた頃はもう17時過ぎだった。マイカーで先着の森 武昭ご夫妻、菊池さんに迎えられてチェック イン。部屋の相棒は西谷隆亘旦那。夕食は6時からバーベギュー、とゆっくり休む暇もない。明日は雨かも知れないので、バーベギューは今日しか出来ないとホストの小笠原さんの判断である。2Fの部屋から外に下りてゆくと屋根代りにブルーシートを張って、宴会は既に始まっている。山菜天婦羅も、我らの採取したのは形だけ、実際は予め小笠原.ご夫妻が準備してくれたものであり、ご夫妻に感謝である。途中、風雨が強くなりテーブルを小さく纏めたりもしたが、20時半頃か、無事に屋外の宴会は終わりを告げた。胃の無い筆者は失礼したが、飲み足りない連中は2Fの食堂で、遅くまで懇親の度を深めていたようだった。

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ユアーズイン前にてバーベギュー
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まだらおの湯 登山口

5/23(水) 起床しても雨が降っていないのは意外。それでも何れ一雨くるだろうとの気配は濃いので黒姫は止めて斑尾山にする。これなら頂上を踏めるかもである。食堂に行ったら横田さんがいる。今朝、到着のようである。

7時朝食、8:10出発、昨日の7人に、森夫妻、菊池さん、横田さんの4人が増えて、運転手兼ガイドの小笠原さんを入れると総勢12名になった。8:50「まだらおの湯」登山口到着。

9:10、車の鍵を高橋さんに預けた小笠原さんがガイドに変身して9人が斑尾山登山に出発する。どうせ途中で雨に逢うだろうと、足に自信の無い西谷旦那、高橋、日出平の3人は、何処まで行くかを考慮しながらの散策ハイクである。本体は10時頃に1本立てたか、先方に一団が見えるのでそこまで行ってみる。用足しをしていた菊池さんが我らを待っていた形になる。後ろの高橋さんが、もう良いと云うのでここを折り返し点とする。菊池さんには、御大に宜しく伝えてよと後事を託し、10:20下山に掛かる。10:55登山口に帰着。時折り小雨がパラついたりしたが、本降りには至らず、これなら本体の登山も大丈夫であろう

下山後は運転手に変身した高橋さんがハンドルを握り、本体の下山口である万坂峠に向う。3人はすることもないので車内で弁当を食べて時間潰し。高橋さんが自分の携帯が見当らぬと云う。11:30頃か、日出平の携帯で石原さんにコンタクト、「頂上直前である。それを超えた先で昼食、休憩の予定。」と登山は順調に推移している様子。登山組が下りてくるには未だ時間があるので、赤沼?迄行ってみるが小さな池みたいなものである。電波事情も悪く、登山本体とのコンタクトが取れない。14時頃か、高橋さんが車を万坂峠に回す。タイミングよく、登山組が元気に、手に手に新聞紙に包んだものを持っている。一目瞭然である。みんな、相応の収穫があったらしく、ご満悦の様子である。一番ほっとしているのは小笠原さんだろうか。

再び、ハンドルは小笠原さんが握り、今度は蕎麦屋へ。14:10飯山の「かじか亭」に行くも休業、さればと次は14:15山中の一軒家、富倉「はしば食堂」幻の蕎麦である。オオヤマイグチ(ヤマゴボウ)の茎だか葉だかを蕎麦に混ぜた秘伝中の秘伝蕎麦だそうである。ご亭主は85~6歳の未亡人で、酒の摘みの山菜の各種漬物の味も格別であった。歳も歳だし人間国宝にでもなって頂いても良いのではなかろうか。帰りに高橋さんは抜かりなく、店の看板に小さく書いてある電話番号を控えていた。

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ブナの森を歩く
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斑尾山頂上(山菜を手に) 大明神岳展望台

これで終りかと思っていたら、16:20またしても猿橋の一軒家はその名も「鮎正宗酒造」

と、暗ければキツネに化かされたかと思う程である。どんな日照りでも涸れることはないと言う、自慢の水を賞味し、「純米吟醸 鮎(金ラベル)」四合瓶を土産にする。記念写真を酒屋の主人に撮って貰ったりして、ユアーズインに帰り付いたのは18時だった。

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酒蔵自慢の湧き水 鮎正宗酒造

5/24(木)起きたら凄い濃霧、車の運転もどうかな、の気配である。小笠原さんが笹ヶ峰は晴れだと云うが誰も信用しない。朝食後、石原さんは急用があると菊池さんの車で駅まで帰ると云う。醍醐さんも菊池車に便乗して居なくなる。横田さんも帰った。森夫妻も帰るようだが、列車組を見送ってくれる。列車組(高橋、西谷夫妻、川村、日出平の5人)はヒコサの滝とやらを見物して帰ることにする。

8時半頃、森夫妻に見送られて小笠原車出発。何処をどう走るのかは相変わらず不明だが、笹ヶ峰に出るとガスも霧散して日が差してきた。9時、林道に大石3~4個が置かれた所で車はストップである。

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「国有林(八貴山)治山事業」の看板前にて

脇に「国有林(八貴山)治山事業」の看板と地図がある。よく見ると地図の中央部に現在地、鍋倉山、鍋倉沢、ヒコサの滝の文字が見える。千曲川沿いの飯山線を挟んで野沢の北方対岸の長野、新潟県境の山々なのだ。車を置いて、山道に入る。5~6分で少し急なガレ場を登ると、意外や良く整備された遊歩道があり、ヒコサの滝遊歩道の杭が打ってある。山野草の花や葉を見ながらのお勉強である。コゴミ、ムラサキケンソウ、サンカヨウ、エンレイソウ、ニリンソウ等々であるが帰ればみんな忘れそう。遊歩道を40~50分も歩くと「ヒコサの滝展望台」である。

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これよりヒコサの滝へ
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カタバミ ニリンソウ

見事な滝で、雪解け水を集めて豪快に落ちる滝は迫力がある。惜しむらくは、手前の木々の枝葉が邪魔になって、滝全体が良く見えないことである。10:35車の所に戻り、11:20妙高高原駅着。ここで小笠原ホスト兼登山ガイドとはお別れである。お世話になりました。奥さまにも宜しくお伝え下さい。

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  水量が多く圧巻です
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ヒコサの滝(40分で到着) ヒコサの滝展望台

北陸新幹線が出来てからは、信越本線も第3セクターに格下げ、ここから長野までは、しなの鉄道である。13:20長野発のはくたか東京行きに乗る。小生は湘南新宿ラインに乗ってみようと大宮で皆さんと別れた。