お知らせ山想倶楽部

■ 2016.07.06

清水峠 山行報告

石原達夫

 

期日  平成28年5月9日、10日  1泊2日

参加者 日出平、西谷(隆)、西谷(可)、吉永、高橋、醍醐、田矢、武田、横田、川村、廣島、石原

 

昨年吉永さんと2人で巻機山に登った時泊まった清水の民宿、雲天が大変良くて、春にここに泊まり、清水越でも企画しようということでこの運びとなった。当初は旧国道で清水越えということであったが、国道の実態はここ何十年誰も通過したことがないというほどに破損していることなので、歴史ある謙信路から清水峠往復ということになった。

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民宿雲天

 

5月9日

関東の天気は良くないが新潟方面は良さそうだということで三々五々車に分乗し民宿運天に向かう。宿には巻機山に行った醍醐さんがカメムシとともに待っていた。全員そろったところでふろに入ったり、ビールを飲みながらテレビを見たりして、夕食を待つ。

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民宿雲店での餅つき風景

 

 

 

夕食は、山菜を中心とした料理で最後にアユの塩焼きが出る。これで終わりでなく、何と部屋の中で餅つきということになり、まずは料理自慢の高橋さんが宿の主人と蒸かした餅米をこねるところから始まる。続いて正に昔とった杵柄で石原がつく。搗き上がった餅は辛み大根おろしと小豆餡とで食べる。南魚沼塩沢コガネモチの最上の餅を思いがけず食べた。

 

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渡渉地点付近より眺めた大源太山

 

 

5月10日

天気は良さそうだ。車は宿に置き出発する。道路は集落を外れてところで通行止めになっているがその先5キロほど舗装路を歩く。緩い登りを歩くにつけだんだん手入れの悪い道路となり、路上全面に流れ込む川が溢れている。旧国道を左上に頼りなさそうに別れるとじきに右手に大きな砂防の堰堤が現れ舗装路も終わる。標識に従い茂みを分けていくと河原に出る。渡るべき川は、かなりの水量で流れは深く、早い。対岸に赤布が付けてあるがこれは残雪期のマークであろうが、ここでは渡れない。上流に登ったりまた下流に下がったりして渡渉可能な箇所を探すが適当なところはない。当方は婦人連れのシニア団なので無理は出来ない。ここで渡れなければそのまま沢伝いに上がるルートがよいと宿の主人は言うが、先に行ってもすぐ同じ事になるだろう。元々駄目なら山菜取りの覚悟で来ているので、これで登山は諦め、川木を集めたき火をして早い昼食とする。これにてお帰りとし山菜を取りながら宿に向かう(民宿の主人の話では宿泊者は山菜の採取は許されているとのこと)。宿で粽のご馳走になり、塩沢方面に向かう。途中、田端屋という蕎麦屋に寄り、うまいへぎそばを食べる。高速入り口にある道の駅で採れなかった山菜を買い求め、帰路をとる。

今回、負け惜しみではないが、親睦を深めるなごやかなシニアの遠足だったと思う。

以上


金城山(1,369)と巻機山(1,967)

田谷八束

 

山想倶楽部の山行に参加する時、それだけではなんだかもったいないのと、時間はたっぷりとあるので、その計画の前後によく立ち寄り登山をしている。今回は醍醐さんと二人で金城山と巻機山へ行って来た。

5月7日(土)

夜行バスに乗る為新宿の新しいバスターミナル「バスタ新宿」へ。案内表示を見てA3乗り場より23:00発の新潟行に乗る。

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金城山

 

5月8日(日)晴

バスは関越自動車道を走り、六日町のインターチェンジに2:20に着いた。到着予定時刻は2:57なのでかなり早い。予約していたタクシーは時間通り3:00に来た。金城山登山口を運転手は地図で確認していたようなのだが、暗くてよく判らなかったのか、目的の登山口の少し手前で降ろされ、登山口迄15分ほど歩く羽目となり登山口に3:30に到着した。ここより登山ルートを左側の鎖、ロープ、等が張られていて岩場がある急登の険しいルートである水無コースに入る。沢を2度程渡った処に赤く長い鎖が有り、ここから急登が始まるようだ。二合目に4:10頃到着し、昨夜の寝不足も有り少し疲れたので一休みだ。さらに急登は続き五合目に5:30着。ここからも急登と狭い岩稜が続く最後の鎖場で多分右側の方に有っただろう登山道を見逃してしまい,上部でひどい藪漕ぎとなり、30分位時間時間をロスしてしまい、正規の登山道に出た処で疲れてしまい大休止をする。此処からは急登は無く、満開のミツバツツジ,シャクナゲ、コブシ等が咲き誇り、疲れた体を和ませてくれて、元気を取り戻したようだ。避難小屋を過ぎると、岩の金城山の頭も見え始めた。少し行くと岩場に鎖が取り付けられており、その垂直な岩場の鎖を頼りに慎重にトラバースをして超すと直ぐに頂上に着いた「8:25~8:45」。頂上には地元の若者3人が食事をしていたので、少し話をして先に下山する。七合目までは危険な個所は無いが急な下りだ。四合目で小休止をして登山口には11:26に着いた。車道のアスファルト道を宿に向かい歩いていると,頂上で会った若者が運転している車が止まり、何処まで行くのと聞いて来たので、清水部落の民宿雲天に泊まる予定と言ったら、乗せて行ってあげるよと言われ直ぐに同乗、物凄く助かった。12:00に宿に着いて何もする事が無いので所在無くと時間を過ごしていると、15:00にお風呂をどうぞと言われたので早速今日一日の汗をゆっくりと流し17:00に山菜たっぷりの夕食を戴き明日は早いので、20:00には床に就いた。

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巻機山頂

5月9日(月)曇

4:30に出発し前日宿で教えて貰った工事用道路を歩き巻機山の上り口である桜坂駐車場に5:10着。ここより巻機山への登路は天狗尾根コースと前巻機山コースとがあるが、前巻機コースを行く。四合目に着いたら醍醐さんが足の不調を訴え、悪いのだが登山を中止して下山をすると云うので、残念乍ら此処より先を一人で登る事になった。七合目過ぎから残雪が出始め、八合目過ぎ階段状の処を登り。前巻機山の稜線に出ると景色も一変して、巻機山の広々とした山稜の残雪と大パノラマが目に飛び込んで来た。素晴らしい景色だ、少し先に九合目とニセ巻機の標識があり、残雪は避難小屋の下の方まで続いている。避難小屋で大休止だ。巻機山直下の急斜面は凍っていたらアイゼンを付けないと登る事が難しそうだ。巻機山に9:25着。これから向かう予定の割引岳の稜線も残雪が続いている。巻機山の六合目付近より風が強くなっていたが,益々強くなり注意をせねばならない。割引岳に9:50着すぐに引き返し、巻機山10:15、次は牛ケ岳だ。牛ケ岳10:55着。巻機山に11:30に戻り、下山は来た道を戻る。朝がた醍醐さんと別れた四合目を過ぎ,三合目過ぎ位から下り道も緩やかになり、何と無く余裕も出て来たのでお菓子等を口に頬張り、新緑を楽しみながら下り、桜坂の駐車場には14:40に着いた。宿の雲天に15:10に着くと、今回のメイン山行である清水峠行のメンバーは既に全員到着しており、いつものように賑やかに歓談している。すぐ風呂に入り軽く汗を流し、18:00からの食事は前日とは少し趣の違う山菜料理『山ウド、コゴミ、タラノメ,コシアブラ、ワラビ、ゼンマイ、ウルイ、ネマガリダケ、鬼コゴミ他』を楽しみ、食後は他のお客さんと一緒に宿のサービスで,賑やかに座敷餅を搗いて、搗き立てのお餅で大根のカラミ餅や小豆の餡餅を楽しみ、思い出に残る山旅を経験したのでした。