お知らせ山想倶楽部

■ 2017.04.18

フランス ラ・プラーニュとレ・ザルクのスキー11日間(山想倶楽部)

山想俱楽部2017年の海外スキー

フランス ラ・プラーニュとレ・ザルクのスキー11日間

石原達夫・記

 

期日  2017年2月24日から3月6日

参加者 広島孝子、石原達夫、石原泰子、後藤早登、鴫原孟志、

添乗員兼スキーガイド・山田功

場所 フランス国 ラ・プラーニュ、レ・ザルクスキー場

宿泊(スキー) ホテル・アローキャリア★★★★

 

毎年の海外スキーをどこにするかということを考えるのは誠に楽しい。

ヨーロッパはオーストリア、イタリアときているので今年は当然フランスだろうということになる。一番の有名どころではシャモニーだが、混雑と物価高が気になる。最近はバル・ゼデールの人気が高いが、少なくとも宿泊は混むであろうことを勘案し、近傍の大スキー場であるラ・プラーニュに決定する。もしバル・ゼデールで滑りたければラ・プラーニュから通うこともできる。

ヨーロッパのスキー場の宿はおよそ何処も土曜日チェックイン、土曜日チェックアウトの一週間単位で宿泊する。したがって実質スキーは丸6日間ということになる。これに移動日と航空旅行日を入れて日本からは11日間となる。

 

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ジュネーブ

2月24日 成田午後発のアリタリア機にてローマ経由でジュネーブに深夜着く。そのまま空港近くのホテルに泊まる。

2月25日 午前中は路面電車で市の中心部に出てレマン湖のあたりを散策する。午後、専用車でラ・プラーニュに向かう。バル・ゼデールを含む大スキー場に至る道路は大渋滞、みな土曜日から始まる休暇のチェックインをするのであろう。幸いなことに私らの乗っているバンは営業車で間道でも走れるが、他はほとんどが自家用車であり、決められた幹線道路しか走れない。それでも私らは2時間半くらいの走行予定が4時間近くかかり、やっと目的のホテルに着く。

さすがに気持ちのよさそうなホテルで朝夕の2食付き、スキー場内の標高約2000米のスキーセンターに位置している。ホテルを出て、スキーを付け少し漕げばリフトに乗れるという勘定だ。この一角はホテルだけでなくコンドミニアムも多数あり、自炊で泊まる人も多く、その為の食品スーパーもある。

2月26日 いよいよスキー開始である。フランスのスキー場では75歳以上は証明を受ければ、約4万円かかる6日間のリフト代が無料である。ホテルの右手には志賀ジャイアンツスキー場の標高差を1.5倍にしたほどの見通しのきく大斜面があり、通常は競技に使われるので一般スキーヤーは滑られない。

斜面を挟んだホテルの反対側にはスキー選手のクラブハウスがあり、夜になると赤やら青やらのネオンがつく。ヨーロッパではスキー競技場はスキーの道具屋のビジネスの場なのだ。さて、ここを上がってさらにロープ・トウを使えば他のスキーコースにも出られるのだが、ロープが苦手の人がいてそちらに行けず、結局メイン斜面の脇の急斜面を下リ、センターに戻ることになる。

雪はとても固く、急斜面だけに神経を使って滑り下りる。センターからはゴンドラ、リフトを利用し、夕方までにバックボールを含めたメインのコースを滑り切る。ただし最高点は雪が少ないためリフトが休止中で登ることができなかった。

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ラプラーニュ

   

2月27日 今日はもう一つのスキー場、レ・ザルクに行く。フランスは丁度この週から春の2週間の休暇が始まるとかでスキー場の込み方もすごい。スキー場は圧倒的にフランス人で占められているのだが、このフランス人がリフトでもゴンドラでも乗る際にきちんと並ばない。大きな団子になって乗り場に殺到するので、団子の頭に出るのは大変である。しかしリフトは最低4人掛け、多くは6人掛け、中には8人掛けもあり、しかも乗り降りにも速度を落とさない高速タイプなのでスキー客の運搬人員は多い。しかし8人掛けの場合、降車に注意が必要で、不注意で誰かが転んだら皆巻き込まれる。感心することには、これだけいるスキーヤーのスキー技術のレベルは高く、コースでこけたりリフトで降りそこなったりする人は見ない。

レ・ザルクは当然のことながらラ・プラーニュの端から巨大ゴンドラで渡ることになるが、その端に出るまではラ・プラーニュのすべての斜面を通過していかなければならず、この人出ではひと苦労する。ゴンドラは2階建てで、谷に点在する集落の上をまたいでレ・ザルクに移動する。

レ・ザルクはアルペン的な景色だが比較的斜度は緩いコースが続く。そのためか子供のスキースクールが多々見られる。私らは帰りを考えればそんなに長くここにはいられないので、早々に帰り支度である。往路をたどり何とか5時近くに宿に戻った。リフトや、渡しのゴンドラの混雑をいかに切り抜けるのかがレ・ザルクで滑るキイポイントであることを学習した。

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2階建ゴンドラ   レ・ザルク    

2月28日 前夜から驚いたことに雪が降り始め、朝になっても降りやまない。およそ15センチから20センチくらいだろうか。あこがれの大ジャイアンツの斜面は練習がないのかオープンなので早速新雪のかぶった大斜面を下る。とてもいい気分だがいかんせん体力が追い付かない。一気に滑るというわけにもいかず、途中で休憩とは残念。この後は降雪の中、ラ・プラーニュを滑りまくる。

3月1日 新雪は合計で30㎝近くになったであろう。いつもは9時から動くリフト、ゴンドラはすべて除雪作業のため止まったままである。聞けば10時半ころから動くかも、ということだ。かなり低い所まで人工雪崩の発破の轟音がとどろき、いささか不安になる。リフトは10時過ぎには順次動き始め待ちかねた人々が殺到する。混雑を避けてバックボールに移るが、ここは何とも素晴らしい斜面に変身している。もちろん圧接のコースはあるがほとんどのところは非圧接で、フル装備のBCスキーヤーが出現して滑りまくっている。昨年の相棒は不慮の出来事で逝去してしまったので、今年はオフピステをともに楽しむ相棒がいない。高々コースの外側を滑る程度で欲求不満が募る。この新雪のためか女性2人が転倒等でどこか打ち付けたかで早めにホテルに帰られた。

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雪の朝

 

雪の日中

 

バックボールのオフピステ

3月2日、3日 この2日間は天気曇り一時晴れだが、山田さんのリードのもとラ・プラーニュをくまなく滑る。今回の山田さんはホームグラウンドに近いためかいつもと違い滑るスピードが速い。このコース全体が広大でさらにフロント、バックがあり、その上滑降コースが上級、中級、初級が入交じり複雑なのでマップと標識の確認が欠かせない。山田さんは巧みにルートを見定め皆を誘導する。こうして私らの6日間の夢のスキーを無事終了した。

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オフピステ 8人乗りリフト

3月4日 道路の混雑を避けるため、朝食後すぐ出発である。今日はジュネーブの中心地に宿泊なので観光も容易である。観光組と買い物組に分かれて夕食まで外で過ごす。

3月5日 早朝にホテルをチェックアウトし、タクシーでジュネーブ空港に向かう。昼のフライトでローマに出て、成田行きのフライトに乗る。

3月6日 成田無事到着、ここで解散する。

以上