お知らせ山想倶楽部

■ 2017.09.13

白山登山が変じて荒島岳となるの記

白山登山が変じて荒島岳となるの記              石原達夫・記     

 

期日 8月26日-27日

 

参加者 寺田正夫、寺田美代子、広島孝子、川村光子、西谷可江、石原達夫(担当)

 

8月26日

金沢駅3番バス乗り場に、寺田夫妻、石原は夜行バスにて、広島、川村、西谷の3名は金沢市内前泊で6時に定時集合した。登山者の列が長くなる6時10分頃にバスが乗り場に入ってきたが、係員の云うには前夜の豪雨のため別当出会い以前に土砂崩れがあり通行止めとなり、バスは終点の20キロ手前の白峰までとのこと、歩行による通過もおそらく困難であろうということだった。ということになれば中止せざるを得ない。このまま帰る訳にもいかないが、そうなるとどこに行くにも今夜の宿の手配をしなければならないし、足の手配も必要だ。広島さんがありったけの市内のホテルに電話するも何しろ土曜日、市内はどこも空き部屋は見つからない。レンタカーは8時過ぎでないとオープンしないので待つしかないが、開いたところで、軒並み6人乗れる車はないということだったが、最後に聞いたトヨタレンタカーで6~7人乗りを探してくれるということになった。一方、翌日の計画としては地図を開いて検討した結果、深田100名山の中の荒島岳が割合近くにあるということで、その近傍の町というと勝山があり、幸いそこのホテルにようやく部屋を確保できた。

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白山神社社頭の集合

白山神社奥の院遥拝所

足と宿が確保できたので今回は白山開山1300年ということで来たので白山のご神体である白山比咩神社にお参りすることにした。神社には幸いにも親切なボランティアガイドさんがいて本来の参道からお参りすることができた。

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スカイ獅子吼山頂のパラグライダー

ふと見るとゴンドラが上がっているのが見えたのでそれに乗ることにした。これはスカイ獅子吼といういかめしい名前乗り物で、山頂にも獅子吼白山比咩神社というのがあるとか。山頂は展望の良いなだらかな斜面になっていて、ここからは次々とパラグライダーが飛び立っていた。

 

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そばや草庵店頭

 

 

 

 

ゴンドラを降りてガイドさんに聞いておいた草庵という名の蕎麦屋に入る。中々の繁盛で遠方からもわざわざ食べに来る人もいるとか。茄子そばとかいうのを食べたが、夏そばと聞き間違えた。そばはざるそばに限る、残念なことをした。この後は、高速を走ること2時間で永平寺に到着したが、土曜日ということで駐車場探しに難儀する。

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永平寺入口

 

 

 

 

広大な永平寺をたっぷりの時間をかけて見学をする、まさしく大企業そのものだ。この後は国道を走ること暫しで勝山に入る。予約の宿は勝山ニューホテルといい思っていたより、立派なホテルである。また高級車が沢山停まっているのにも驚いた。近くには越前大仏の大伽藍と絢爛とした勝山城がある。ここは恐竜博物館とか白山平泉寺とかの名所があり、観光にもいい所だ。スキー場も近い。

荒島岳の登山口はここから30分のドライブで到達するとのことだ。

8月27日

射撃クラブの人たちのおかげで朝食は6:30からと早くなり私らも助かる。

こんなことがなければ100名山とはいえ、はるばる来て登りたくなるような山とは言えない荒島岳である。地図を見れば、勝山方面からは下唯野と勝原口がある。女性群は緩い登りの下唯野から登りたいようだが、何しろ下調べもない突然の山行なので登り口が全く分からない、行ったり来たりし、工事の人に聞いたりして、やっと勝原登山口から登ることになったのが8:40、ずいぶん時間をロスした。皮肉なことに昨日も今日も天気が良い、いやなことにフエーン現象で気温も高く、35,6℃にはなる。スタートは旧スキー場の急な登りから始まる。足場の良いのははじめだけで、ごろごろした日向の急斜面で早くも体力を消耗する。1時間20分ほどでやっとリフト跡上に着き、ここで休止。此の先で、本当の登山口となるが、始めから予想外の急坂である。地図帳では1時間半で主稜線に着くことになっているが、この暑さではとても困難な状況である。荒島岳は標高1523m、よく考えれば夏に登る山ではない。暑さと急登とで、皆さん見たこともないほどの汗びっしょりになって一心に登っている。2時間近くもかかってやっとシャクナゲ平に出た。時刻も12時少し前、これではもう時間切れである。

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荒島岳 白山をバックに

ここで白山を遠望しながら昼食らしきを食べて、下山にかかる。3:00に駐車場を出なければ6時台の新幹線に間に合わなくなる。しかも今日は日曜日、金沢市街は混雑しているはず。下山は途中ろくに休まず駐車場へ下り、おかげさまで予定通り3時少し過ぎに出発することができた。車のナビでは金沢駅の到着予想時間は5:50。これではギリギリの時間だ。高速に入ると少々過剰のスピードで走り、ノンストップで金沢市街に入り、5:30頃レンタカーの店に戻ることができた。

今回アンラッキーでどの山頂にも立てなかったが、この暑いなか皆さんよく歩きました。