お知らせ山想倶楽部

■ 2012.10.21

'12/10錦秋の北東北を楽しむ山と温泉 "報告"

 

            -秋田駒から乳頭烏帽子へ-

 

 

 倶楽部企画/ ‘12/10月山行               記:田矢 八束

(写真:日出平)

山 行 日: 2012年10月10日

集合場所: 田沢湖線赤渕駅(無人駅) 

集合日時: 前日(10/9)の16時31分(ここで宿の車のお迎え)

コース :国見温泉、(モリ)山荘(サンソウ)6:10発-7:03横長根合流-8:51横岳57-9:29男女(オナメ)岳(秋田駒最高峰1637m)36-10:05横岳に戻る12-11:17湯森山38-12:55笊森山13:02-14:08烏帽子岳14:27-16:20乳頭温泉、孫六湯泉着(泊)。

歩 程 :森山荘-2H40M-横岳-35M-男女岳-35M-横岳-1H5M-湯森山―1H17M―笊森山―1H10M―烏帽子岳―1H53M―孫六温泉

メンバー:7名。L:日出平、M:石岡、田矢、吉永、武田、廣島、石原

 

10月9日 

この日は夕方、国見温泉に行くだけ。集合場所と時間は田沢湖線の赤渕駅16:31だから、それまでの1日の大半をどう過すかが問題。大方はそんなことに悩まず、昼頃に東京発の新幹線で来るようだが、それでは勿体無い。ボクは独りで姫神山に寄ってくることにした。集合時間に遅れてはいけないので東京から前夜発の夜行バス、盛岡駅には早朝に着いた。姫神山は標高1124m、端正な山だが大きくはない。盛岡から近いので交通の便もいい。城内登山口から下山口の一本杉駐車場まで3時間ちょっとで縦断し、盛岡駅にはまだ昼休みの時間に戻った。駆け足登山だったが好天に恵まれ、頂上からは360度の展望に恵まれた。岩手山は雄大で、啄木がオラが山と詠っただけのものはある。

盛岡駅に戻ったのが12:45、日出平Lは16:03発の在来線に乗れと云っていたが、3時間以上も待ちきれず、14:10に乗り、赤渕駅には14:53に着いて驚いた。ホームの前にあるはずの駅舎がない。あったのはトイレと小さな自転車置き場だけ。こんなに何もない所で長時間待つのはちょっとした難行である。一人、ポツンと待つこと1時間半、宿の車2台が迎えに来てくれる。そうこうする内に16:31の列車が到着、直ぐ発車する。ホームには待ち焦がれた仲間6人が残されていて、これで皆さんに合流だ。7人は車2台に分乗、30分程秋田県境方面に走って国見温泉森山荘に到着した。早速露天風呂に入ったが、途中にワン公用の温泉もあった。18時からは夕食、名物のキリタンポが出た。食後、宿のご主人(JACの会員らしい)から1970年の女岳爆発時の貴重な映像を見せてもらう。部屋にはワン公用のケージもあった。ここは愛犬に優しい温泉である。もう一度温泉に入るもする事なし、明日が本番なので8時半頃には早々と床に着いた。

 

10月10日

いよいよ今日は国見温泉(森山荘)→秋田駒(最高峰、男女(オナメ)岳)→笊森山→乳頭山→孫六温泉の長丁場である。起き抜けに外へ出て観天望気、霧雨模様であまり嬉しくない。出発が早いので朝食は弁当にしてもらっていた。支度の出来た者は早々にお握りを頬張っている。

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①大女将を囲んで出発前の記念撮影

 

6:10膝が不調で孫六に直行する石原と宿の大女将に見送られて6人は出発した。霧雨は止んだが、霧が濃い。予報ではそう天気が悪くなるとも思えないが、良くなりそうでもない。30分弱で主稜線(横長根)にでる。霧の切れ間、稜線の向こうに田沢湖が見え隠れする。

 

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②出発から2H弱、横岳へは未だ遠い。全面紅葉だがガスが濃く鮮やかとは言えない。 

 

 

 

秋田駒の一角、横岳には8:50に到着した。途中、大焼砂辺からは風も強くなり、濃霧と火山礫で難渋した。先が長いので主稜線から外れている最高峰男女岳へは空身で行ってくる。阿弥陀池まで100m程下っての登り返しだが空身なので負担にはならない。頂上には9:30に着いたが濃霧で何も見えない。風強く、寒いので写真だけ撮って早々に下山する。

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③秋田駒最高峰1,637.4m、2.5万図では男女岳。強風で寒い、がスで何も見えず。

 

 

10:05横岳に戻る。11:17湯森山着。ここで女性陣は笹森山経由のショートカットルートを提案して小田原評定となる。腹が減ったからだろうと昼食にすれば元気が出る。当初の計画通り、乳頭山経由とすることに決す。

 

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④湯森山、昼前だが腹ごしらえをして後半に備える。

 

 

 

11:38湯森山発、笊森山は何の変哲もない小山だが、意外に大きい。宿岩辺からはこれでもかというほどの単調な登りが続く。笊森山12:55着。この辺りから霧が晴れて紅葉も綺麗に見えた。目の前には乳頭山の美しい三角錐が現れた。

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⑤笊森山を越えて烏帽子岳(乳頭山)、秋田駒より紅葉が鮮やか。

 

 

 

烏帽子岳(乳頭山)には14:12着。田沢湖は白く光って美しい。日出平Lが携帯で孫六温泉に電話、石原さんは既に到着の由。

 

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⑥烏帽子岳(乳頭山)頂上。出発から8時間。

 

 

 

 

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⑦白く光るのは田沢湖 

 

 

 

 

 

後は歩きやすい田代平小屋経由ルートで孫六まで約2H、16:20には孫六温泉に無事到着した。国見温泉から所要10Hちょっとであった。

 

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⑧目的の乳頭七湯の内、孫六温泉に無事到着。早く温泉に入ろう。 

 

石原さんと再会、夕食は17:30からと。何はともあれ温泉に入る。夕食にはキリタンポと鍋、4人と3人に別れるのは仕方なし。美味しく、楽しく、結構長く食堂で過した。部屋に戻ってまた温泉だが他にする事もない、今日も早く寝た。 会山行はこれで終り。

 

10月11日~14日

昨日で会の山行は解散である。真っ直ぐ帰る人、盛岡でワンコ蕎麦を賞味する人と色々だがボクは14日まで温泉と山の延長戦を考えていた。個人的なことだが珍しい体験をしたので簡略に記す。

10/11起きたら何と雨である。今日は大深温泉まで行く予定。姫神山を考えていた日出平、石岡と共に一番バスで田沢湖駅まで出る。駅で二人に別れ、一人で玉川温泉行きのバスに乗る。着いた頃には天気になった。玉川温泉からは歩いて焼山へ、昼頃には焼山山荘に着いたが風雨、霧と今日の天気は不安定極まりない。御生掛温泉では登山道が行止り、聞けば廊下の一部が登山道だそうである。大深温泉には15時過ぎに着いた。部屋はゴザが敷いてあるだけのオンドル式である。着の身着のままで寝るが寒くない。

10/12今日は藤七温泉まで。朝5時に起きたら星空で、好天を期待した。6時出発、7時頃には風雨と霧になる。8:30八幡平の頂上に着いたががっかりした。展望台の建替中で鉄パイプの櫓が組まれ、小型のショベルカー、資材等が積まれて、狭い頂上は工事現場である。8:45八幡沼畔の陵雲荘で食事を摂り、10:48茶臼岳に着く。茶臼山荘で小休止するが室内で5℃、寒い筈だ。11時に出発、また風雨である。14:10藤七温泉着。夕食はまたもキリタンポだったが食べ放題、ご飯は食べずにキリタンポばかり食べた。

10/13今日は松川温泉まで。未明は風雨、霧と悪天だが、9時頃には回復との予報を信じて8時出発、モッコ岳-ケンソ森-大深山荘(昼食)とだだっ広い尾根筋を歩く。13:30頃、漸く日が射すようになった。15時、松川温泉は峡雲荘に草鞋を脱いだ。その前に岩手山(姥倉山)登山口を偵察した。

10/14予定は岩手山に登り、夜行バスで帰宅すること。岩手山は前日に初雪が降ったらしく、それが気掛かり。4:25出発、7:25網張分岐、8:20切り通し、10:25御神坂駐車場分岐、10:30不動平、荷物デポ。11:10岩手山頂着、雪は大した事なし。お鉢廻りして11:45不動平、14:55御神坂駐車場着。15:24盛岡行きのバスで16:30盛岡着。以下省略。  (了)