お知らせ山想倶楽部

■ 2014.12.22

忘年山行(蕎麦打ち体験と武川岳登山) 山想倶楽部

 

記:西谷 可江

日時:2014年12月13日(土)~12月14日(日)

場所:13日 武州中川駅側の蕎麦打ち道場「あらかわ亭」(蕎麦打ち体験後、浦山山荘泊)

14日 武川岳登山:コース浦山山荘~登山口~妻坂峠~武川岳~焼山 ~二子山~芦ケ久保駅

参加者:石原達夫、石岡慎介、大塚幸美、小笠原辰夫、小亀真知子、下河辺史郎、高橋聰、

武田鞆子、寺田正夫、寺田美代子、日出平洋太郎、廣島孝子、西谷可江、

 

12月13日〈土〉

強い冬型の気圧配置が続き12日は北日本の日本海側を中心に雪が降った。「衆院選投開票日の14日にかけて北日本から西日本の日本海側を中心に雪が降る見通し。13日は太平洋側でも積雪の可能性あり」との気象庁の予報は気になるが、空は青く、畑の薄霜は朝日にきらきらと輝いている。青梅線の車中から真っ白の富士山が見えた。

西武池袋駅10:30発「秩父11号」に乗車された10名の方と、所沢駅で私は合流した。事前に往路の乗車券をまとめて購入してくださっていた高橋さんに感謝。

西武秩父駅11:48着。商店の並ぶアーケードを通って御花畑駅へ。普段、土・日曜日は運転するS.Lは、ボイラー点検のため本日は走らず残念。「秩父路食べ歩きハイキング」のポスターを見ながら「登山は止してこっちに行きましょうよ」と甘い囁きが聞こえる。12:15発、秩父鉄道に乗車。10分で武州中川駅着。「そば処」の幟が風にはためく駅前広場には、妙高から車で来られた小笠原さんの姿が見える。

駅を出たところに目当ての蕎麦道場「荒川亭」はあった。入口に[奥秩父荒川産そば利用店]の看板が掲げてある。長テーブルの並んだ畳敷の食堂に続いて板敷の広いスペースには既に蕎麦打ち台と諸々の道具、材料が用意されている。

4人一組で、我々3グループと他に男性3人の1グループが2人の女性指導者に教わりながら蕎麦打ちに取り掛かった。先ずは「水回し」。私のグループの高橋さんは流石!!普段の料理の手腕を見事に発揮され、見惚れるばかり。蕎麦打ちは体温と室温に影響されるとのこと。次に「こね」。立膝で上半身の重さをかけながらの作業である。のし棒で「のし」て、畳んだ蕎麦を「切る」。煮えたぎる湯にパラパラと入れ、皆で35まで数えて茹であがり。冷水にとって出来上がり。

壁に掲げてある「そば3たて」(ひきたて・うちたて・ゆでたて)を見ながら、まさに「3たて」の、しかも自分たちで打った格別の美味さに、供された天麩羅と共に至福の昼食となった。満足、満足で今夜の宿「浦山山荘」へ向かった。

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足を痛められた石岡さんは、近くの医院で受診後、帰途に就かれた。一日も早い快復を皆でお祈りするばかりであった。

宿に向かう途中、秩父霊場第29番笹戸山長泉院にお参りする。ここ荒川村は「枝垂れ桜」と「蕎麦の里」で名を知られ、道すがら落葉した枝垂れ桜が沢山見られた。山想倶楽部では、2011年春、この地でお花見山行を行ったと聞いている。

15:00過ぎ 宿着。18:00の夕食まで一室に集まり、皆でティータイム、入浴で寛ぐ。夕食時、臨時例会。石原代表から2015年前半の山行計画の概略について説明があった。皆で、早くも来年の山行への熱い思いを語り合った。

 

12月14日〈日〉

6:00 起床。今日も天気に恵まれそうでほっとする。7:00より朝食。宿の女将さんから「杓子菜」の御漬け物をお土産に頂く。温かいおもてなしにお礼を述べ、8:00 宿の車で武川岳登山口へ向かう。遠方の山々はうっすらと雪化粧。途中コンビニで昼食の調達。8:23 横瀬駅着。既に到着の大塚さんがここで合流。大塚さんの参加で「平均年齢、下がったねえ」「いや、プールに薬缶の水を注いだくらいだ」とかなんとか賑やかな車中である。小笠原さんは、私営駐車場にご自分の車を駐車される。8:28 出発。武甲山は石灰採掘で白い山肌を見せている。工場からセメントを焼く白煙が立ち上り、車道は零れたセメントで真白である。枯芒と霜の降りた道を車は登山口へと向かった。

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 妻坂峠

8:44 一の鳥居着。駐車場に「武甲山」の標識がある。ここで宿の車と別れ、妻坂峠への林道を進む。日蔭の緩い登り坂は寒い。9:02 林道を横切り、沢音を右に聞きながら石ころ ごろごろの細い道を上る。9:48 妻坂峠(839m)着。

眼前には朝日差す武甲山が、右手眼下には秩父の里が見える。「武川岳へ急な登り坂約50分」の標識あり。小休憩の後、10:00 武川岳に向け出発。「ほっぺに冷たい風が上がって来る感じ」と呟く声。日差しつつも、うっすらと雪で白い山路を途中、秩父盆地を見ながら歩く。10:35 武川岳(1051.7m)着。10:57 第2グループ着。展けた山頂から、冬霞の中にうっすらとスカイツリーが見えたようだ。集合写真を撮って11:06出発。落葉道を下る。山ガールに出遇う。半袖とは流石に若い。

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武川岳山頂にて

 

 

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ようかんの配給中

 

 

 

 

 

 

11:24 蔦岩山(1004m)着。ここで暫し休憩。12:00 焼山に向け出発。12:18 焼山(850m)着。山頂では若者グループ数人が昼食中であった。展望が素晴らしく石原さんの説明で山座同定。眼前に武甲山、秩父盆地。左方に両神山。遠方に榛名山、赤城山。暫し眺望を楽しんだ。

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石原さん山座同定中

第2グループが到着し、昼食。右前方にこれから目指す二子山が見える。集合写真を撮り、些かの疲れも面には出さず、いとも爽やかな表情の我ら12名、12:45 「近くて遠い」最後の目当てに向けて、いざ出発。

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焼岳山頂

 

 

 

 

 

 

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1:38 二子山雄岳(882.7m)着。上り下りを繰り返し、1:46 二子山雌岳着。第2グループは2:03着。ここに標識の表示2ルートあり。「芦ケ久保駅へ約1時間30分。尾根を歩く道。急な下り坂あり」「芦ケ久保駅へ約1時間10分。沢道を下る道。急な下り坂あり」と。皆で相談した結果、早く着く沢道を選ぶ。2:06出発。標識通り急坂で、ロープが張られ、ターザンごっこよろしくロープを掴んで後ろ向きで下る。私は先導の石原代表の歩き方をお手本にしながらスリル半分、恐さは噯気にも出さず何とか通過。疲れた我が足、このところの運動不足を反省しつつ駅まで下った。皆さん、平気な顔である。寺田夫人は駅前広場を「寒さ飛んでけ」とばかりにランニング。皆様、流石、健脚揃いです。第2グループの到着を待って、駅のホームで小笠原さんと別れ(小笠原さんは翌日、両神山に登られたのでした。)15:48発の電車で帰途に就いた。

蕎麦打ち体験と共に天気にも恵まれ素晴らしい「忘年山行」終了。

来年も元気で、揃って山行ができますように!石岡さんの一日も早い快復を祈りつつ。