AGC 分水嶺 |
AGC VOL 16 |
黒滝股山への稜線アプローチ |
2005年4月3日 |
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.分水嶺踏査のAGC担当区間は、殆ど登山道が無く、アプローチが長い。
今回は、分水嶺担当区間の中ほど、黒滝股山(E332)標高1405.7mから北に伸びる尾根ルートの調査のために、起点となる栗生沢集落からのアプローチ調査に挑んだ |
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報告:平野 彰 記
日程については天候悪化のため二転三転従ってメンバーも一部変更がありましたが、4月2、3日の土日に決定し下記のような行程でした。
2日(土)11時過ぎ会津田島駅前で井上御夫妻車と平野車(北野さん同乗)が合流。昼食後案内を頼んでおいた。地元南稜会元会でりんご園経営の渡部衛氏宅へ直行。今日は取り敢えず栗生沢集落の上り口まで案内していただいた。
天気は上々で道の途中、明日登る予定の、黒滝股山(地元では「あの山」と呼んでいて黒滝股山は別にあるらしい)や周囲の山の説明を受け、現地に向かった。集落奥の民家の前まで除雪されていた。案内の渡部氏市はここでわかれる。明日も含め同行のつもりのようだったが、果樹園の枝の剪定で応援も頼んであるとのこと。明日の案内は断念した。我々4人は、明日の登り口の確認のためさらに奥迄歩くことにした。
1095mピークへの取り付き点に赤布をつけて帰路へ。
今日の宿は田島駅前の和泉屋旅館。由緒の有りそうな旅館なるも女将はたいへん気さく、料金も民宿並み、酒の持ち込みも自由で料理も良かったです。
翌3日朝近藤さんが合流。7時15分旅館を出発。遠山さんから間断なく入る天気予報のメールでは、悪化の予報、しかし今は朝日もさしている。昨日と同じ場所に車をデポ。8時40分取り付き点より歩行開始。
ショートスキーの北野さんは左側の沢をつめる、スノーシューの4人は直接尾根筋に取り付く。1m程の積雪部は、順調に高度をぎ周りの山もぐんぐん低くくなる。。雑木林は雪崩の恐れは無いものの、上に行くほど雪はやわらかく、足が取られがち。近藤さんのGPS データーで行程がわかり大いに励みになる。
10時40分1095mpへ到着。途中声での応答のあった北野さんは未着、呼びかけても応答なし。積雪は1m強か。地理クラブの旗をバックに記念撮影。風がでてきて天候悪化の兆しなるもまだ高曇りの感じ。目指す黒滝股山は全容を現してはいるものの、ここまでの時間を考えると、とても届く距離ではなさそうだ。北野さんにはメモを残し、とにかく次のピーク1175mまでを目標とする。
緩いアップダウンの尾根、雪庇に注意し、ここからは桧(?)の小木が目立つようで、他のそう濃くは無い樹林の中、慎重に進む。無雪期でも藪は薄そうだ。約1時間半(12時15分)1175p到着。今回はここまでとする。
1095pへは往路より15分早く13時30分着。北野さんがここまで来た痕跡は無い。途中から引き返したと判断。残した。旗等を撤収し下山。スノーシューでの下りは、雪が一段と柔らかくなり何度か転びながらの下りで取り付き点に14時40分到着。先に下った北野さんと合流、分水嶺本番への方法に苦慮しながら車のデポ地へ向かった。
天気は田島の道の駅付近から雨となり、行動中の幸運を感謝しながらの帰路であった。
以上2日間の行動について報告でした。
平野 彰 記
参加者:北野忠彦、平野 彰、井上希夫、井上千夏、近藤善則
Data:07 |
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観測日: |
2005/4/3 |
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山地名: |
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点名: |
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等級: |
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GPS位置: |
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標高: |
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標石の方位: |
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標石の寸法: |
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保存状態: |
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該当地形図: |
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備考: |
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