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一枚の風景写真から、撮影地点(カメラの位置)を求める方法について
旧友の知人からプリントしてもらった古い山の写真の撮影地点について、友人の記憶と私の記憶とに違いが生じた。何しろ40年前のことなので、二人の記憶とだけでは決め手に欠けた。そこで今回プリントされて一枚の山岳諷詠写真を使用してカメラの位置を求める方法について考察を行った
関 義治
ある風景写真を見て、それが何処の場所を撮影したものであるかは、その風景に見覚えがあるか、若しくは著名なばしょであれば容易に知ることができる。そして、それを撮影した地点(カメラの位置)を求める場合に、風景が近景ならば被写体の位置関係から、現地のイメージを再現して決めることは容易であろう。ところが、その風景が遠景の場合となると、おおよその見当はついても、精度の高い位置決定は困難を極めそうである。
1 使用した資料等
・1961年8月13日撮影の写真
原ネガフィルム→手札サイズの印画紙(150mm×100mmの印画紙)
・火山基本図 1/10,000「くじゆう連山」 1996年 国土地理院発行
・山渓山岳写真集U「九重山」足利武造 山と渓谷社刊行
・日本カメラ 臨時増刊「カメラ年鑑1958年版」 日本カメラ社刊行2.、位置を求める方法の原理
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