前の晩の雨で、花見会が心配されたが、当日は快晴。場所取り役の小山は午後2時半頃現地に着く、周りはマンションや小学校があり、桜といえば大きな老木が5、6本枝を広げていて葉桜の姿を現していた。この公園には芝生は無く,砂利が薄く敷き詰められている町中の憩いの場所で子供ずれの若い母親や、勤め人風の男女がベンチに腰を掛けていた。此処の中央に鎮座する石碑には東郷平八郎の私邸跡と書いてあり、千代田区役所が管理している。
夕暮れ6時過ぎ、菅原さんが来たので場所は桜の木下で、平らな所で、街頭の光が届く所を協議の上決めた。菅原さんがJACの本部へ行き(片道10分位)中澤さん、辻橋さん、高橋さんを案内して来た。荷物を置いて飲み物以外の買出しに行く。(留守居・小山
薄明かりの下、山本さん、中村さんが加わりシートに車座になって、いよいよ宴の始まり先ず缶ビールで乾杯、酒は木戸泉(千葉大原の酒)濁り酒、焼酎の一升瓶が林立、次々にお腹へ流し込み身体を温める。おでんをコッフェルで温めたり、焼き鳥や、漬物を手から手へ廻して皆で美味しく食べた。
やがて、永田さん、福原さんが来て全員が揃い乾杯を重ねた。楽しい酒盛りに時間の経つのも忘れかけたころ、花吹雪がひらひらと舞い降りてきた。
東京23区のど真ん中での花見酒に心地よく酔った。
今宵の宴は、中澤さんの音頭による手締めでおひらきとなった。
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