13:05
雨天を覚悟しながら大磯駅に集合したところ、次第に天気は回復し、午後には何よりのハイキング日和となりました、元気に出発です。
13:40
大磯駅から南に向かい、国道1号線と合流し、しばらくすると旧東海道の松並木に入ります。道路際の旧跡・案内板で大磯宿の歴史を勉強しながら歩き、今日の目的地の高麗山を遠景し、登山口のある高久神社へ到着。
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登山口高麗神社
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登山開始
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13:43
由緒ある高来神社で安全登山を祈願して、神社裏手の登山口から高麗山登山開始。高麗山は全山が江戸時代まで高麗寺の聖域として保護されてきたため、近郊には例のない樹林相を呈しています。現在、スダジイやタブノキなどを主体にした南側区域(約10ha)は神奈川県指定の天然記念物となり、モクレイシ、カゴノキをはじめ114科557種の植物が確認されています(高麗山植生説明)。小休憩の場所から海側への展望は気持ち良く見渡せました。
13:58
男坂・女坂の分岐点に着く。男坂は長い急登階段で、恒例の高麗寺祭(4月)では勇壮な山神輿が登りあがるとのこと。自然林観察のために女坂を選びましたが、こちらも十分にキツイ急階段を上ることになりました。
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女坂の急階段
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アザミ
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14:08
高麗山(168m)山頂。ここから尾根道を下り、登り返しながら難所も経由して八俵山へ向かいます。道中、ヤブコウジを見つけました。
14:27
八俵山(160m)山頂。ここの南側は神奈川県指定天然記念物の自然林。小休憩をして浅間山へ向かいます。道中の尾根道には、ヤマハッカ・ツリガネニンジン・ヌスビトハギ・サラシナショウマ・ガマズミ・アザミなどの可愛い花を楽しめました。
14:45
浅間山(181m)山頂。ここには一等三角点がありました。大休憩後、急な坂を下って登り返して湘南平へ向かいます。道中の尾根道では紅葉の始まりを感じる木々を愛でてきました。
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浅間山山頂で大休止
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一等三角点表示板
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15:30
湘南平(179m)到着。千畳敷とも呼ばれる湘南平は標高こそ高くはないものの、視界は広く展望台や電波塔から眼下に望む小田原方面・江の島方面の長い相模湾海岸線をはじめ、丹沢山塊、箱根連山、富士山までも望むことができました。又、湘南平の北隅にある日本山岳界の先駆者「岡野金次郎」碑に参りました。明治35年、神奈川県出身で永く平塚に住んだ岡野金次郎(1874〜1958)は、小島烏水(日本山岳会初代会長)と共に日本人登山家として初めて槍ヶ岳に登頂しました。その翌年にはウオルター・ウエストンと出会い、日本にも山岳会をつくることを勧められ、これが「日本山岳会」の設立につながりました。
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丹沢大山遠景
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岡野金次郎碑
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15:40
湘南平展望台から下山開始。南側にある道標に沿って滑りやすいツヅラ折の登山道を15分程で下り、閑静な住宅街を抜け、東海道線線路を潜り、大磯駅を通過して次の目的地大磯港へ向かいます。
16:15
大磯港帰着。大磯港港湾管理局に隣接する漁協経営「めしや“大磯港”」反省会場の前にてその開店を待機しました。
17:00
反省会。土地の美味しい地魚をタップリと楽しみました。
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