数日来、九州や西日本に「大雨特別警報」が発令され、豪雨の様子がテレビ画面に映し出されているなか、山行の係りとしてはなかなか計画の実施は悩ましかった。
長野県は7月7日の午後から天候が回復との予報を信じて、7日の集合を御代田駅14時に変更した。
7月7日
まずは、御代田在住の保坂邸に立ち寄り一休み。明日、所用で参加できない保坂さんに車を出してもらい、タクシーと2台で高峰高原ホテルに向かった。
その日は「七夕ディナー」でワイン会もあり、いささか食べ過ぎ、呑み過ぎの感あり。明日の晴天を祈り就寝した。
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7月8日
小雨まじりの天候で、保坂さんおすすめの浅間外輪山周遊コースや黒斑山往復などの案がでたが、高峰山に決まる。
雪の季節には頭の部分しか見えなかった登山口の鳥居をくぐり歩き始める。
カラマツ林をしばらく登ると、ニッコウキスゲやハクサンシャクナゲの白い花房も見える。
あまり期待をしていなかったので嬉しい。
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鳥居をくぐり出発
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ハクサンシャクナゲNo.1
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ハクサンシャクナゲNo.2
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ニッコウキスゲ
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トリアシショウマ
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ヒメシャジン
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カラマツ? トドマツ?の雌花(球果)赤色
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カラマツ? トドマツ?の雌花(球果)緑色
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高峰温泉への道を分ける頃には、太陽も覗き汗ばんでくる。おそるべし!辻橋さんパワー!
キンレイカ(オミナエシ科)、ゴゼンタチバナ、シモツケソウ、ミネウスユキソウのどの花を見ながらのんびり歩くことができた。
途中、今まで見たことのなかったマメ科と思われる花があり、後で調べたら「車軸草」とわかった。
「北海道と宮城、群馬、長野県のみに分布。葉が車の軸のように出て、蝶形の紅紫色の花を扇状につけて咲く」と載っていた。
ほどなく祠のある高峰山山頂についた。松島さんが祠にお尻を向けるのはよろしくないということで、皆、微妙な姿勢でのキネパチとなった。
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キンレイカ(金鈴花)
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ゴゼンタチバナ
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ミネウスユキソウ
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シャジクソウ(車軸草)
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高峰山頂上での記念撮影
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祠前 微妙な姿勢のキネパチ
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そろそろ下山開始
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ギボウシの花蕾
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ハクサンフウロ
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高峰高原ホテルでの一服
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往路を戻り一浴後、14時に予約した車で小諸に向かい、駅前の食堂で反省会を開き解散した。
今回は天候を理由に高峰山でお茶を濁してしまったが、機会をみてリベンジを考えたい。
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