5月11日(土)
三々五々塩山駅に集合。予約したTAXIで一路上日川峠経由で福ちゃん荘まで入る。
腹ごしらえや身支度をして早速、唐松尾根を雷岩へ上りはじめる。雷岩から大菩薩嶺を往復。
稜線歩きはパラパラと雨が落ちてくる。この日は関東の山沿いに雷注意報が出ている。
幸いサイの河原の避難小屋でぱらぱら雨は止んでくれる。介山荘に一投足で到着。
食後、小屋の前で北アルプスの乗鞍岳に落ちていく見事に大きな夕日をとことん見る。
介山荘には名物娘がいる。小学校4年生で休日に両親と山荘に入り、登山者のためにかいがしく小屋のお手伝いをしている様子はテレビ番組でも紹介されている名物娘。
しばらくおじさんおばさんが退屈しないようにお相手をしてくれる。
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福ちゃん荘から唐松尾根を上る
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大菩薩嶺(2,057m)にて
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春霞の富士山と大菩薩湖をバックに
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介山荘からの夕暮れ
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介山荘からの夕暮れ(落日)
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5月12日(日)
朝食後小屋の前で記念写真を撮って出発。
まだ冬景色の山上である。笹原の石丸峠で湯ノ丸峠への道を分ける。みずみずしい新緑が木々の枝に現れるのは1400mあたりからで、その後は標高を下げていくに従って新緑が濃く豊になっていく。
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介山荘50m北のところから朝の富士山
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記念撮影その1 (介山荘主人撮影)
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記念撮影その2 (介山荘主人撮影)
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石丸峠手前から富士山
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石丸峠手前の稜線を歩く
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石丸峠からの奥多摩三山 (左から御前山、御岳山、三頭山)
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江村さんに教えてもらったミソサザイ、コカラ、シジュウカラなどのさえずりが絶え間なく我々に付き添ってくれる。木の間にツツジや山桜がちらほらと咲くようになる。オオカメノキの白い花が輝いて咲いている。しばらく緑のトンネルが続く。
松姫峠からの登山道を合わせる大ダワで昼食とする。
ここからは小菅の湯までは荒れたトラバースになる。植林帯のジグザグの作業道をうんざりするほど下ってようやく林道に出るが、小菅の湯は小高い丘の上にあるので、いつもながら最後の上りにひと頑張り。
やれやれ小菅の湯で入浴後、奥多摩駅行のバスにのり、小一時間。小池さんごひいきの駅前の地ビールのビヤガーデンでリッチな反省会。
その後も運よくホリデー快速で東京方面へ。楽しい山行でした。
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牛の寝通りの巨大なブナの木
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赤やしおが咲き始めていた
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ミツバツツジか?
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牛の寝通りのなだらかな道 |
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(江村さんが出合った草花)
タチツボスミレ、バイカオウレン、ミツバツチグリ、エイザンスミレ、ツクバネソウ、ワチガイソウ、
キランソウ、ヒトリシズカ、ムラサキケマン、カキドオシ、アセビ、ミツバツツジ、ヤマザクラ、オオカメノキ、
ヤマツツジ、レンゲツツジ、ウワミズザクラ、トチノハナ
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