松本電鉄上高地線
|
新島々駅発 乗鞍高原線バス
|
6月、辻橋さんより8月山行係の声が掛り当初、沢を予定し渡辺代表に小菅沢に、と相談を持ち掛けたのですが、よくよく考えるとヨモヤ、沢を登れる体力が残ってないのを自覚。
個人で乗鞍岳を予定していたので辻橋さんに泊まり山行で乗鞍を提案。コロナ騒ぎの中で躊躇したが思い切って相談「いいじゃない」とおっしゃられたので宿に連絡。
「今なら空いてるし、ソーシャルディスタンス守って少人数なら大丈夫!」と言われたので予約を入れた。
8月8日(土)
梅雨の長雨と寒暖の差が激しい7月。8月に入り晴れ間が戻り無事、山行を迎える事に。
長雨の間はうす寒く、晴れた途端に猛暑。皆さん幸いに体調を崩されることなく久々の顔合わせ。
あずさ、松本電鉄、アルピコバスに乗り替え、すべての乗り物はソーシャルディスタンスを守り、安心できる旅になった。
鈴蘭バス停下車、宿に着き打合せ。バスはコロナ禍の為時間の変更があると聞いていたので、宿の御主人に確認し明日の出発予定・行動を決める。
話が落ち着いたところで、湯の花が浴槽の底にたまるほどの乳白色温泉に浸り満足。
美味しい夕食にも大満足。食後は男性の部屋に集まり美酒に舌鼓。その後、各自部屋に戻り就寝。
|
宿へ到着
|
お待ちかねの夕食 (ソーシャルディスタンスで)
|
<
8月9日(土)
予定通り、宿近くの観光センター9時出発のバスに乗る。思いのほか登山、夏スキーを楽しむ乗客も多かった。バスもソーシャルディスタンスを守り二人座席に一人。
その為、乗鞍行きのバスは3台が連なって登って行く。バスは45分程で畳平に到着したが濃霧。
バスのガイドがバスに近寄らない様にとアナウンス。実は霧が濃くバスの運転手からは歩行者の姿は見えないと言う事なのです。
濃霧の為、休憩所でしばし留まるが登山は絶望。
そこへ江村さんが情報を仕入れて来る。高山植物のガイドを無料で案内してくれるとのこと。早速11時からのガイドを予約する。
11時、ガイドさんの声が掛り「寒いので40分で戻ります」と、我々も寒さ対策を万全にして出発。
バスの駐車場を横断、霧も凄いが風も強くガイドさんの声も聞き取れない。
(ミヤマダイコンソウ・ウサギギク・ミヤマアキノキリンソウ・シナノオトギリソウ・ハクサンイチゲ・コメバツガザクラ・ハクサンボウフウ・イワウメ・ハクサンチドリ・等々65種あるとか)
|
霧!
|
ガイドさんを先頭に出発
|
さらに霧が!!
|
加えて強風!!
|
標高2,716mバス停(車道日本最高所 )
|
コマクサ
|
クロユリ
|
綿毛になったチングルマ
|
岐阜との境を案内される時には耐風訓練してるのかと思われる程の風の強さ。
しかし、その風のお蔭で霧に切れ間が出来、一瞬ではあるが鶴ヶ池や不消ヶ池が姿を現し皆シャッターを切る。
高山植物を案内してくださるが声は聞き取れなかったが、様々な花を見ることが出来た。
乗鞍岳の山頂を踏むことは断念。
しかし、普段味わう事の無い瞬間、有意義な時間を過ごせた事は良かったと感じる。
|
強風の証
|
一瞬の鶴ヶ池
|
色とりどりの高山植物
|
高山植物その2
|
お花畑
|
お花畑その2
|
館内に戻る。ダウンジャケットを羽織ってる人、薄着で来て「山を舐めてた」なんて言う人。
この時期各所で配られているクーポン券、ご多分に漏れずこの地でもが配られていた。
そのクーポン券を利用し食券を購入、2階席でゆっくり昼食。(クーポン券はバスの切符を買うときに配られた)
13:05発、観光センター行きのバスに乗り込み下山。
降りるとあの風、霧は嘘のように、太陽はカンカン照り。観光センターで日陰を探しビール休憩。
その後、近くのお土産センターに立ち寄りご当地の物産を巡る。気温20℃
|
乗鞍 畳平バスターミナルで記念撮影
|
下山途中のバス車窓から
|
お土産センターからの大雪渓
|
夏らしいいい天気になりました
|
宿に戻り、温泉に入り、日頃味わえないゆったりとした至福の時間を過ごす。
一日目の夕食で品数が多く美味しかったので、二日目の夕食も楽しみだったのですがやはり品数も多く、バラエティーに富んで美味しくいただきました。
食後、男性部屋に集合、明日の相談。宿の御主人にも相談。 乗鞍散策ガイドのパンフレットから「Eコース。善五郎の滝・牛留池コース」を勧めてくださったので決定。
|
夕食前の至福の時
|
今日も豪華な夕食
|
8月10日(月)
朝も盛りだくさんの食事を頂く。(朝はジュース、夜は食前酒がついている)
玄関前9時集合、忙しいところ宿の御主人がEコースの入り口まで全員送って下さる。
案内図とパンフレットを見ながら牛留池、それに豪快な善五郎の滝を見る。
涼しすぎる位の森林をゆっくり歩き、木陰で休憩し、自然を満喫。
歩くこと2時間弱。観光センター前に出て森林浴は終わり。
宿に戻り、温泉に入る人、飲み物、ビールを嗜なむ人、各人がのんびりバスの時間まで休ませて頂く。
宿に別れを告げ、鈴蘭バス停から新島々へ直行、新島々に到着後は気温が上がり汗がにじんできた。
コロナを忘れ、暑さを忘れる涼しい三日間でした。皆様お疲れさまでした。
|
お勧め散策 Eコース
|
のんびり散策
|
キバナノヤマオダマキ
|
牛留池近くの奇木
|
牛留池からの眺望
|
シラカンバとダケカンバの比較標識
|
シラカンバとダケカンバの実物
|
善五郎の滝でマイナスイオンを
|
善五郎の滝で記念撮影
|
森林浴満喫
|
観光センターで一息
|
宿の皆さんと集合写真
|
旧島々駅舎がありました
|