「山の日」レポート集2010-2014お知らせ

■ 2011.07.14

ひろしま「山の日」2011年

 

9会場に1万1200人が参加

10回目を迎える「ひろしま『山の日』県民の集い」が6月4日(土)5日(日)に開かれた。

初日は中国新聞社ホールで記念講演「『山の日』に贈る」が、宮脇 昭氏(横浜国立大学名誉教授)により、記念シンポジウム「『山の日』のこれから」が、神崎忠男氏(日本山岳協会会長・JAC副会長)堂本暁子氏(前・千葉県知事)鶴見武道氏(四国のもりづくりネットワーク副代表)伊藤利彦氏(ひろしま「山の日」県民の集い実行委員長)をパネラーに、中越信和氏(広島大学大学院教授・森林生態学)をコーディネーターにおこなわれた。

宮脇 昭氏は国内外1700ヵ所で4000万本の木を植えた男として有名。講演でも「土地本来の常緑広葉樹が、大津波でもいかに被害を最小限に食い止めたかが再認識された。2500万トンのガレキを盛土して三陸海岸に緑の防波堤を作ろう」と提唱された。

シンポジウムでは「6月第1日曜日を『山の日』に制定し『山に親しむ、山を楽しむ、山に学ぶ』をテーマに、今後とも山や森の大切さを理解し行動する人たちの運動を拡げたい」と「山の日」宣言がなされた。参加者は400名。感動的な内容だったとの声が寄せられた。

翌日は会場を東広島市西条町の憩いの森公園に移した。西条農業高校の全校生徒750人など会場いっぱいの参加者を前に堂本暁子氏が講演「里山と生物多様性」で、「温暖化防止とともに生物多様性を人類全体で考えていきたい。それは遠い国連や条約の話ではなく皆さんがこの竜王山を10年間整備してきた活動にこそ手がかりがある」と激励した。

このあとJAC広島支部会員のガイドによる竜王山清掃登山に500人が参加するなど公園いっぱいに各種事業が展開された。当日東広島会場を含む県下サテライト9会場の参加者は1万1200名だった。 

(報告:日本山岳会広島支部 国枝忠幹)

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写真:11班に分かれて清掃登山に出発(東広島会場)