イベント案内学生部

■ 2012.04.19

ザンスカール未踏峰遠征隊の計画

日本山岳会学生部インド・ザンスカール未踏峰(6165m)登山隊

インド・ザンスカールのPT6165とはインド最北部にあるジャンム・カシミール州のラダックと呼ばれる地域の中にある未踏峰の一つです。ここにはチベット仏教が根付いており、中国からの迫害が及ばないのでチベット仏教が純粋な形で残っている貴重な地域です。
ラダックのザンスカール山脈は、南にヒマラヤ山脈、北にはカラコルム山脈という火山岳地帯に囲まれた山城です。その火山脈の影に隠れて登られていない山々があると知ることが出来たのは、幸運であったとしか言いようがありません。
未踏・未開という冒険的要素を多く含んだこの遠征。隊員の誰もが初めての遠征であり、目指す山に道はなく、写真もなければ、情報もない。そもそも登山者が少ないこの地域は、文字通り登山開拓するかのように何か待っているかわからない。何かあるのだろう? どんな風景やどんな物、どんな人々が自分達を待っているのだろう? 子供の頃の遠足に行く前の準備、そのワクワクした気持ちと同じです。
行きと帰りが別ルートのキャラバン、目指すPT6165、その目で見る、肌で感じる空気、楽しみでないことが一つもありません。
わかっているのは、この遠征で我々は壁にぶつかり、足掻き、確実に成長するということです。
我々がいままで培ってきた登山の力を最大限に発揮し、力の限りを尽くしてザンスカールに挑みます。大学の垣根を越え、山で繋がっているこの遠征隊は、きっとこの遠征を成功させることが出来るはずです。
衰退が止まらない大学山岳部の起爆剤にもなれれば、これ以上嬉しいことはありません。
最後に、この山城を紹介してくださった方々、初めての遠征で右往左往している自分たちに助言をくださった方々に心から感謝します。

<隊の名称>
2012年 日本山岳会学生部ザンスカール遠征隊
(2012 JAC Zanskar Expedition)


<目的>
インド・ザンスカール山脈の未踏峰PT6165及びPT6045の初登頂。

<隊の構成>
登山隊長 大堀泰祐(中央大学山岳部)
隊員4名 飯田祐一郎(日本大学山岳部)、高橋智之(三重大学ワンダーフォーゲル部)、三井健生(日本山岳会)、久保田真平(法政大学山岳部)
リエゾンオフィサー1名、コック1名、キッチンボーイ3名、馬方3名

<期 間>
2012年8月15日(水)〜9月28日(金)45日間

8月15日:羽田空港〜バンコク〜デリー
16日:デリー滞在 日本大使館及びIMFへ訪問
17日:デリー〜マナリ(車)
18日:マナリ〜ダルチャ3360m(車)
19日:ダルチャ〜タクパチャン3770m(以降、徒歩)
20日:タクパチャン 高度順化のため滞在
21日:タクパチャン〜ザンスカール・スンボ3915m
22日:ザンスカール・スンボ〜ラムジャク4420m
23日:ラムジャク〜チュミク・ナクポ4650m
24日:チュミク・ナクポ〜シンゴ・ラ5045m〜ギュンムランジャン4400m
25日:ギュンムランジャン〜タングソ4095m
26日:タングソ〜シャンカ〜レナク・ナラ キャンプ4519m
27日:レナク・ナラ キャンプ 高度順化のため滞在
28日:レナク・ナラ キャンプ 高度順化のため滞在
29日:BC入り5040m
30日〜9月14日:登山期司
9月15日:BC〜レナク・ナラ キャンプ4519m
16日:レナク・ナラ キャンプ〜シャンカ4150m
17日:シャンカ〜テスタ3900m
18日:テスタ〜ツエタン3850ni
19[ヨ:ツエタン〜ドルゾン3600m
20日:ドルゾン〜パダム3600m(車)
21日:パダム観光
22日:パダム〜カルギル2650m(車)
23日:カルギル〜ラマユル3420m(車)
24日:ラマユル〜レー3500m(車)
25日:レー観光
26日:レー〜デリー(航空機)日本大使館及びIMF訪問
27日:デリー観光
28日:デリー〜バンコク〜成田

 

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