科学委員会例会報告(2016年2月)
● 日 時 2016年2月18日(木) 18時30分〜20時30分
● 場 所 山岳会集会室
● 出席者 箕岡三穂、稲垣哲郎、下田俊幸、近藤善則、古市進、長岡正利、石岡慎介、末広坦、西村智磨子、井上千夏、北野忠彦、芳野赳夫、安間繁樹、福岡孝昭、松浦祥次郎、米倉久邦、小疇尚、野口いづみ、大島輝夫 以上19名
● 議 事
1.新委員の挨拶(安間)
新たに委員になられた安間繁樹氏にご挨拶頂いた。
2.セミナー「ジャワ島最高峰スメル―山に登る」(安間)
昨年10月に山岳会創立110周年記念事業の1つ、インドネシアプロジェクトに参加し、ジャワ島最高峰のスメル―山(3,676m)に登山した時の報告。スメル―山は現在も活動中の活火山。山頂から300m先の火口から15〜30分おきに噴煙を吐き出していた。山頂には三角点の標石はなかった。森が少ないので、野生動物は少なかった。バナナリス(ネズミの一種)くらい。下山時には山火事で待機することもあった。スメル―登山報告の前に氏の研究対象であったボルネオ(特に標高ごとの植生)の説明があった。
3.理事会報告(野口)
・ JAC公認の山のお弁当を高尾山周辺で発売する。
・ 総会は6月第4週(25日)を予定。
・ 準会員制度を設けることを検討中。入会金5,000円、会費6,000円の予定。
・ 神奈川支部創立の予定。3月29日に創立総会。
・ 7月10日にマナスル登頂60周年と山の日を記念した会がJICA市ヶ谷ビルで行われる。
4.研修山行(米倉)
1月11日(月)に、15名が参加して行われた。ガイド役を務めて頂いた日本地質学会会員の地元の堀内正貫氏の熱心な説明(資料も作成頂いた)に、地磁気逆転の国際模式地候補の意義を理解した。晴天で充実した山行であった。
5. 新年会報告(米倉・箕岡)
1月21日(木)に、21名が参加して盛会であった。
6.フォーラムについて(米倉・福岡)
3月12日(土)に、立正大学品川校舎1151教室で行う。大学の許可は出ている。大看板等の印刷は立正大内田氏に依頼。新聞各紙、広報しながわ、山渓電子版で広報。長岡氏担当で広報ポスターを作ることとする。フォーラム予稿集の原稿は2月25日〆切。
7.探索山行について(福岡)
上高地で6/11, 12または5/28, 29日のどちらか宿舎(西糸屋)が確保できた方で行う。バスは去年のバス会社に依頼。テーマは大正池101年、森、花等。3月に詳細を決める。
8.2016年研修山行について(福岡)
立山カルデラと跡津川断層見学を9〜10月に20人で行うこととし、立山砂防博に予約することとする。
福岡孝昭