科学委員会例会報告(2018年6月)
● 日 時 2018年6月21日(木) 18時30分〜20時50分
● 場 所 山岳会集会室
● 出席者 伊藤謙二、鴨志田隼司、木曽雅昭、芳野赳夫、福岡孝昭、松浦祥次郎、稲垣哲郎、須田知樹、ト田俊幸、織方郁映、北野忠彦、松本敏夫、西村智磨子、野口いづみ、中山茂樹 以上15名
● 議 事
1.セミナー「細密画にみる東京江戸野菜」(木曽)
試験場に残されている900枚の野菜の細密画をもとに、江戸から昭和30年頃まで東京で栽培された在来種について解説された。明治33年に東京府農事試験場誕生以来、品種改良の記録として画が残された。種子は残っていない。野菜議論で盛り上がった。
2. 理事会報告(斉藤理事代福岡)
広島支部の事故以降改訂されたJAC会員活動による登山計画書の提出状況の報告、支部長の交代、野口委員が多摩支部長に就任が報告された。会費滞納による除籍者リストに1委員の名があり、対応する。
3. JAC120周年記念事業委員会報告(福岡)
110年事業と支部アンケート結果の報告があった。
4. 「マナーノート作成委員会」報告(上代野口)
ほぼ順調に原稿作成が進んでいる。会報7月号に同封で会員に配布される予定。
5. 探索山行について(福岡、稲垣、下田)
7月15,16日(日、月)に伊藤、下田、福岡で下見に行く。
6. 研修山行について(稲垣)
11月12日(月)の予定で、箱根大涌谷の温泉造成施設と、2015年水蒸気噴火の影響を見学し、その後ハイキングの予定。
7. 暑気払いの会(伊藤)
8月16日(木)18時から目白リュドヴィンテージで行う。今回の例会出席者について出欠をとった。出席8名、欠席3名、保留4名、20名以上の参加が必要。
8. HPの質問コーナーについて(近藤)
委員会ホームページに質問箱を作る場合について、流れ図を用いて説明があった。さらに簡略化した受付法で実施の方向へ。
9. 2019年3月のフォーラム開催会場(須田、福岡)
須田委員から来年3月は立正大学品川校舎の従来の会場がキャンパスの工事の関係で利用できない旨の説明があり、熊谷校舎での開催という代替案が示された。しかし熊谷での開催は首都圏からの参加者の見込みが難しいと考えられるので、都内での安価で使用できる会場候補の説明もあった。今後さらに検討する。
10. 年次晩餐会での発表について(福岡)
総務委員会から明治、大正、昭和、平成と歴史的な物の提供、解説展示の要請が来ている。締切が6月末と迫っているので、取り敢えず科学的歴史に関連した展示をすると回答し、内容はこれから検討する。
11.秩父宮賞への応募(福岡)
これまでに保留されてきた件で申請する事になった。
12-1. 前回、ビジターとして例会に参加された内藤会員に委員に就任いただくことが全員一致で決まった。
12-2 行方不明になっていた、マナスル登頂に使用された無線機が、資料委員会で保管されていたことが判明。科学委員会に移譲されたので、5月30日に電気通信博物館へ寄贈した。
福岡孝昭