科学委員会
KAGAKU                       例会記録 2018


概要TOP

1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月


 科学委員会例会 (2019年1月)・新年会

● 日 時  2019年1月17日(木) 18時00分〜
● 場 所  リュド・ヴィンテージ目白


科学委員会例会 (2018年12月)

● 日 時 2018年12月20日(木) 18時30分〜21時
● 場 所 山岳会集会室
● 出席者 伊藤謙二、木曽雅昭、野口いづみ、北野忠彦、町澤健司、石田要久、米倉久邦、下田俊幸、鴨志田隼司、平野裕也、西村智磨子、小畔尚、松浦祥次郎、織方郁映、末廣坦、福岡孝昭、  以上16名

● 議 事
1. セミナー:平成30年度秩父宮記念山岳賞受賞記念講演
「日本の山岳景観に関する研究」(小疇)
日本と世界の地形の類似場所を抽出、その類似性について、地質、氷河作用、周氷河作用等の影響等により生じていることを説明。日本の氷河地形の説明があった。

2. 理事会報告(斉藤理事代福岡)
登山計画書の提出状況の報告があった(2018年1〜11月分)

3. 「マナーノート作成委員会」報告(伊藤)
30年度のマナーノート委員会の活動報告(冊子の3万部発行・配布、費用不足を寄付で回収、残部は僅少)、来年度の計画(マナーノートの増刷、英文版発行、安全ノートの編集)が報告された。

4. 年次晩餐会での展示発表報告(福岡)
「明治から平成にかけての登山用具・用品の変遷と特徴」の標題で、ザック、雨具、登山靴、下着についての解説ポスターと、一部用具の展示を行った。好評で展示後のポスターは越後支部にもらわれた。

5. 新年会について(米倉)
1月17日18時からの新年会への出席者の確認、20名にまだ届いていない。

6. 2019年3月のフォーラム開催会場とテーマ(福岡、米倉)
会場は慈恵医大、テーマは@アツモリソウと自然保護(三つ峠山荘、中村氏)、A山の天気と気候変動(立正大、吉沢氏)、B登山と斜面崩壊(新潟大、西井氏)の3講演を予定。

7. 研修山行について(福岡、小疇)
伊能忠敬没後200年を記念しての山行、候補地は次回に紹介。

8. 創立120年記念事業委員会(福岡)
特になし。

9. 平成31年度委員会事業計画書、予算請求書の提出について(福岡)
今年度に準じて作成提出する。予算についてはマナーノート印刷費用を中心とする予定。

10. その他
委員長から委員長辞任の発言があった。

福岡 孝昭 

UP

科学委員会例会 (2018年11月)
 
● 日 時 2018年11月15日(木) 18時30分〜20時20分
● 場 所 山岳会集会室
● 出席者 木曽雅昭、石田要久、松浦祥次郎、野口いづみ、伊藤謙二、鴨志田隼司、芳野赳夫、米倉久邦、北野忠彦、福岡孝昭、町澤健司  以上11名

● 議 事
1. セミナー:旅の印象:ラサからネパールへ(松浦)
10月11日〜22日にかけてカワカブ会のメンバー16名での旅行報告。チベット仏教のエネルギーとヒマラヤの高峰を見た時の感激について、地図、写真のコピーを使用しての談話であった。

2. 「マナーノート作成委員会」報告(上代伊藤)
現在の寄付金残金をもとにとりあえず一万部の増刷を考えたが、残金不足のため、春の新年度予算が決まるまで延期することになった。次回12月20日16:30からの小委員会で来年度の計画をつめる。

3. 年次晩餐会での発表について(福岡)
内容は「明治から平成にかけての登山用具・用語の変遷と特徴」で11月20日に有志委員(鴨志田、木曽、町澤、近藤他)が集合して、具体的作業を開始する。

4. 新年会について(米倉)
1月17日(木)18:00からリュドビンテージ目白4階(¥6,000 / 1人)で行う。

5. 2019年3月のフォーラム開催会場とテーマ(福岡、米倉)
野口委員の紹介で慈恵医大で3月16日(土)12〜17時借用で行う。テーマは@アツモリソウと自然保護(講師・三ツ峠の中村光吉氏)、A山の天気と気候変動(仮題)、B登山と土砂崩れ(仮題)を予定。A、Bの講師は福岡が探す。

6. 研修山行について(福岡)
伊能忠敬没後200年で、犬吠岬を伊能図と現状の観察を小疇委員の案内で行うことで小疇委員に日程を決めてもらう。

7. 創立120年記念事業委員会(福岡)
11月7日に開催されたが、欠席した。

8. ゆうちょ銀行口座について(下田代福岡)
預金残高をゼロ円にした。

福岡 孝昭 

UP

科学委員会例会 (2018年10月)

● 日 時 2018年10月18日(木) 18時30分〜20時10分
● 場 所 山岳会集会室
● 出席者 北野忠彦、近藤善則、福岡孝昭、下田俊幸、中場義則、芳野赳夫、鴨志田隼司  以上7名

● 議 事
1. 理事会報告(斉藤理事代福岡)
  今年度の秩父の宮記念山岳賞は小疇尚氏「日本の山岳景観に関する研究」に決定した。

2. 「マナーノート作成委員会」報告(福岡)
部分修正をして増刷する。何年おきにするべきか、安全ノートの編集を行う場合、冬山を入れるか?
10月26日16〜18時に集会室で、現時点でのまとめを行う予定。

3. 年次晩餐会での発表について(福岡)
「明治から平成にかけての登山用具・用語の変遷と特徴」という表題で提出済み。ザック、雨具(ミノ、油紙、ナイロン、ゴアテックス)、靴などをテーマに、下田、近藤、鴨志田委員、を中心に行う。多数の委員の協力を期待。

4. 2019年3月のフォーラム開催会場とテーマ(福岡)
3月16日(土)午後で、電通大が無料で借りられるが会場が少し狭いのと都心から遠いという印象が強い。代々木の青少年総合センターと慈恵医大について検討。代々木は迷いやすいということで、慈恵医大を当たることとし、会場費を含め700円程度の徴収はやむを得ない。
テーマの候補として、土砂崩れ、気候変動と天気予報の関係、アイスレーダーが上がった。

5. 研修山行について(福岡)
これまでに箱根(温泉造成と火山ガスの植生への影響)、茨城大研究室(千葉ニアンと関連)が上がっていたが、新たに伊能忠敬没後200年にちなんで、伊能図の本物の見学(学習院大)と地形変化の実際(犬吠岬)を観察する案が出た。第3案を次の例会までに検討することとした。

6. 秩父宮記念山岳賞(福岡)
理事会報告で記載の通りで小疇委員に決まり、科学委員推薦の芳野委員のテーマは通らなかった。理由の記載はなし。

7. HPの質問コーナーについて(近藤)
会誌「山」に開設されたことを記載する。

8. 創立120年記念事業委員会(9月3日)について(福岡)
10月11日に開かれた。特になし。

UP

科学委員会例会 (2018年9月)

● 日 時 2018年9月20日(木) 18時30分〜20時55分
● 場 所 山岳会集会室
● 出席者 織方郁映、伊藤謙二、平野裕也、石田要久、松浦祥次郎、北野忠彦、木曽雅昭、近藤善則、町澤健司、米倉久邦、西村智磨子、福岡孝昭、下田俊幸、中場義則  以上14名

● 議 事
1. 中場義則氏(会員番号16071)挨拶
探索山行に参加し、科学委員会に興味を持った。今後宜しくお願いします。委員への就任を承認。

2. 理事会報告(斉藤理事代福岡)
8月15日に明神岳で会員の事故が発生。登山計画書の提出が無かった。
「登山とヒヤリハット集」の作成を遭難対策委員会が考えている。
募集山行の場合にJACの保険を使用するように。

3. 暑気払いの会(伊藤)
8月16日に参加者20名で、「山のマナーノート」完成祝い(野口委員慰労会)として行われた。3階の会場は屋上も使えてよかった。8月16日はお盆と重なり、参加者を集めるのが大変。来年はお盆をはずす。

4. 探索山行報告(伊藤、下田)
委員14名を含め、48名が参加。乗鞍岳の天候は雷鳥日和、初日は雨量規制でバスは登れず、ねじねじの木等麓の見学。石井委員が解説に活躍された。夕食前にセミナーが開かれ、約3時間、雷鳥研究(保護)について中村・福田・小林3講師の講演を聴くことができた。2日目は雨天の中、バスで山頂へ。肩の小屋周辺、富士見岳付近で、中村講師の解説付きで多数の雷鳥を観察した。
登山(観察)中の隊列には、委員が分散配置する必要があった。
今回から参加費を事前に振り込んでもらった。会計作業は大変うまくいった。ただし、ゆうちょ銀行の委員会口座の代表者が未交代であったあったので、早急に処置することにする。2日間の記録スライド映写を行った。

5. 「マナーノート作成委員会」報告(福岡)
9月12日の理事会で山形県からの内容の参照申請、外国語版の作成等について、説明したが、起案書の提出が必要ということで理事会の回答は得られていない。

6. 年次晩餐会での発表について(福岡)
9月14日会場の下見を行った。スペースは2m巾2枚分のポスター展示。早急に担当者とテーマの詳細を決める必要がある。

7. 2019年3月のフォーラム開催会場とテーマ(米倉)
芳野委員紹介の電通大を下見してきた。慈恵医大(野口委員推薦)の使用料をきいて、どちらかにする。
テーマとしては、「気候変動と天気の関係」という希望が探索山行の時に、参加者(多摩支部の岡会員)から提出された。

8. 研修山行について
稲垣委員が体調不良で担当を辞退された。織方委員から千葉ニアンに関連して試料の残留磁気の測定装置を茨城大学に見に行く案が提出された。

9. 秩父宮記念山岳賞の推薦(福岡)
芳野委員がかつて開発した小型無線機、南極氷床の氷厚・内部構造の観測法の開発、山での落雷対策について、委員会から推薦した。推薦書の表紙を配布。
申請時に委員会の印を探したが見つからなかった。審議の結果、今後も委員会印は作製しないことになった。

10. HPの質問コーナーについて(近藤)
現在までに質問はない。質問コーナー開設の広報の準備をすることになった。

11. 創立120年記念事業委員会(9月3日)について(福岡)
組織図(案)が配布された。出席できなかったので詳細は不明

福岡 孝昭 

UP

科学委員会例会報告(2018年8月) 暑気払い

● 日 時  2018年8月16日(木) 18時00分〜
● 場 所  リュド・ヴィンテージ目白 


                                                        
photo:A.Hirano

 

UP

科学委員会例会報告(2018年7月)

● 日 時 2018年7月19日(木) 18時30分〜20時40分
● 場 所 山岳会集会室
● 出席者 町澤健司、上幸雄、伊藤謙二、鴨志田隼司、芳野赳夫、福岡孝昭、下田俊幸、木曽雅昭、稲垣哲郎、北野忠彦、石田要久、近藤善則、松浦祥次郎、米倉久邦  以上14名

● 議 事
1. 理事会報告(斉藤理事代福岡)
7月11日の理事会報告。
アルバータ、ピッケルレプリカをジャスパーイエローヘッド博物館に寄贈することにした。
国土地理院WG活動報告:登山道の修正

2. 「マナーノート作成委員会」報告(上)
山の日8月11日全国大会を目指して作成。発行部数は30,000部。出来上がったばかりの冊子を委員会メンバーに配布。会員ヘは25日頃発行の会報に同封される。協賛会社は3社、後援の自然公園財団からは全国の国立公園内のビジターセンター(登山口にある)へ配布してもらう。支部活動の親子登山等で使用してほしい。
今後の小委員会活動として、英語・中国語・韓国語版の作成、「安全登山ノート」の作成を計画している。

3. 探索山行について(福岡、稲垣、下田、米倉)
7月15、16日に福岡、伊藤、下田、米倉で下見をしてきた。往復の道路は大渋滞で予定通りの下見はできなかったが、山頂バスターミナル近くの山で雷鳥を見ることができた。雨天時の対応の為、乗鞍高原周辺の見学候補地も見てきた。
下見の時の写真をスライド映写した。

4. 研修山行について(稲垣)
11月末頃に箱根大涌谷の見学を計画。

5. 暑気払いの会(伊藤)
参加者が20名に達していない。さらに多数の参加を期待。

6. HPの質問コーナーについて(近藤)
窓口としてkagaku@jac.or.jpのメールアドレスを使用、近藤、大村委員をこのアドレスに登録した。口コミで広め、大きな宣伝はしない。

7. 2019年3月のフォーラム開催会場(大村代福岡)
立正大での開催は品川キャンパスの工事であきらめざるを得ない。電通大(京王線調布駅から10分)の会場(100名位で無料)を下見する。

8. 年次晩餐会での発表について(福岡)
参加グループが少ないようでキャンセルは難しい。チームの編成が必要。

 福岡 孝昭 

UP

科学委員会例会報告(2018年6月)
● 日 時 2018年6月21日(木) 18時30分〜20時50分
● 場 所 山岳会集会室
● 出席者 伊藤謙二、鴨志田隼司、木曽雅昭、芳野赳夫、福岡孝昭、松浦祥次郎、稲垣哲郎、須田知樹、ト田俊幸、織方郁映、北野忠彦、松本敏夫、西村智磨子、野口いづみ、中山茂樹 以上15名

● 議 事

1.セミナー「細密画にみる東京江戸野菜」(木曽)
試験場に残されている900枚の野菜の細密画をもとに、江戸から昭和30年頃まで東京で栽培された在来種について解説された。明治33年に東京府農事試験場誕生以来、品種改良の記録として画が残された。種子は残っていない。野菜議論で盛り上がった。

2. 理事会報告(斉藤理事代福岡)
広島支部の事故以降改訂されたJAC会員活動による登山計画書の提出状況の報告、支部長の交代、野口委員が多摩支部長に就任が報告された。会費滞納による除籍者リストに1委員の名があり、対応する。

3. JAC120周年記念事業委員会報告(福岡)
110年事業と支部アンケート結果の報告があった。

4. 「マナーノート作成委員会」報告(上代野口)
ほぼ順調に原稿作成が進んでいる。会報7月号に同封で会員に配布される予定。

5. 探索山行について(福岡、稲垣、下田)
7月15,16日(日、月)に伊藤、下田、福岡で下見に行く。

6. 研修山行について(稲垣)
11月12日(月)の予定で、箱根大涌谷の温泉造成施設と、2015年水蒸気噴火の影響を見学し、その後ハイキングの予定。

7. 暑気払いの会(伊藤)
8月16日(木)18時から目白リュドヴィンテージで行う。今回の例会出席者について出欠をとった。出席8名、欠席3名、保留4名、20名以上の参加が必要。

8. HPの質問コーナーについて(近藤)
委員会ホームページに質問箱を作る場合について、流れ図を用いて説明があった。さらに簡略化した受付法で実施の方向へ。

9. 2019年3月のフォーラム開催会場(須田、福岡)
須田委員から来年3月は立正大学品川校舎の従来の会場がキャンパスの工事の関係で利用できない旨の説明があり、熊谷校舎での開催という代替案が示された。しかし熊谷での開催は首都圏からの参加者の見込みが難しいと考えられるので、都内での安価で使用できる会場候補の説明もあった。今後さらに検討する。

10. 年次晩餐会での発表について(福岡)
総務委員会から明治、大正、昭和、平成と歴史的な物の提供、解説展示の要請が来ている。締切が6月末と迫っているので、取り敢えず科学的歴史に関連した展示をすると回答し、内容はこれから検討する。

11.秩父宮賞への応募(福岡)
これまでに保留されてきた件で申請する事になった。

12-1. 前回、ビジターとして例会に参加された内藤会員に委員に就任いただくことが全員一致で決まった。

12-2 行方不明になっていた、マナスル登頂に使用された無線機が、資料委員会で保管されていたことが判明。科学委員会に移譲されたので、5月30日に電気通信博物館へ寄贈した。

福岡孝昭

UP

科学委員会例会報告(2018年5月)
 
● 日 時 2018年5月17日(木) 18時30分〜20時20分
● 場 所 山岳会集会室
● 出席者 町澤健司、北野忠彦、伊藤謙二、芳野赳夫、福岡孝昭、近藤善則、稲垣哲郎、松浦祥次郎、下田俊幸、木曽雅昭、石田要久、末広担、野口いづみ、上幸雄、内藤誠之郎  以上15名

● 議 事
1. セミナー「天災から天啓に」(松浦祥次郎)
電気新聞(5月7日)の"ウェーブ時評"欄に委員が書かれた記事の紹介。最近の脳科学の研究成果により、脳内のセロトニン濃度が人間が楽天的か不安症になるかを決めていて、遺伝子を調べるとどちらになるかがわかる。日本人を初めとする東アジアの人々はセロトニンの脳内濃度が低い不安症が圧倒的に多いとのこと。原子力の安全性を東アジアの人々に理解してもらうことが困難であることを説明した。

2. 理事会報告(斉藤理事代福岡)
2019年度の活動・決算報告が中心。

3. 探索山行について(米倉代福岡)
9月8, 9日の土日で、ライチョウの保護活動を見学する。環境省福田保護官と中村信州大学名誉教授の協力がある。8日夜はセミナー。宿は乗鞍高原の「山水館」に予約済み。バスは交渉中。乗鞍山頂登山も行いたい。

4. 研修山行について(稲垣)
箱根大涌谷で温泉造成現場の見学を行いたいとの提案があり、詳細は6月例会で。

5. JAC120周年記念事業委員会報告(福岡)
5月14日に開かれたが、都合で出席できず、議事録も届いていないので次回報告。

6.「マナーノート作成委員会」報告(上)
これまでに6回の会合を行った。A6版で出版予定。8月11日の山の日行事での配布を目標とし、3万+α部印刷の予定。内容は野口委員を中心に検討中。

7.「登山文化研究会」報告
担当者欠席のため、報告なし。

8. HPの質問コーナーについて(近藤)
科学委員会宛の質問受付のアドレスをホームページに載せる。そのフローシートを6月例会で示す。

9. 暑気払いの会
8月16日(木)18時から行う。担当は伊藤委員。

10.多摩支部の内藤誠之郎会員(16178)が北野委員の紹介で見学された。

 福岡 孝昭 

UP

科学委員会例会報告(2018年4月)

● 日 時 2018年4月19日(木) 18時30分〜20時50分
● 場 所 山岳会集会室
● 出席者 町澤健司、木曽雅昭、石田要久、北野忠彦、下田俊幸、近藤善則、福岡孝昭、芳野赳夫、鴨志田隼司、松浦祥次郎、野口いづみ、末広担  以上12名

● 議 事
1. セミナー「何でも質問、解答」(全委員)
委員が日頃思っている疑問について、委員が解答を出し、或いは皆でテーマについて議論を行った。今回のテーマは、
@ ティッシュペーパーとロールペーパーの違い、
A 福島原発事故に関連した地下水凍結壁計画は成功しているのか?
B 使い終わった核燃料の処分法(地層処分、海洋底処分)、
C 陸地を震源とする地震では津波は起こりえないのに、放送は震源の場所にかかわらず津波の有無を放送するのは国民の科学的学習をストップさせている。
D Cに関連して、日本人の脳の構造は事実を正しく認識すること(科学の基本)を重視しないらしい、
E 八ヶ岳での7人の滑落事故の原因、など。

2. 理事会報告(斎藤理事代福岡)
来年度のJAC予算でマナー本の印刷費が認められた。

3. 探索山行について(米倉代福岡)
フォーラムの講師福田さんの協力で乗鞍岳にライチョウの保護活動を見学に行く。時期は9月を予定、信州大名誉教授の中村先生にもご協力頂ける。

4. 研修山行について(北野)
日本の測量基線を訪れることを目的に土木遺産になった相模野基線」鹿野山(房総)を6月に見学に行くことを考えたが、適当ではないと結論した。
他候補地については委員全員の宿題。

5. JAC 120周年記念事業委員会報告(福岡)
4/2にあったが、報告するような内容はない。次回は5/14。

6. 「山岳」2017年度活動報告(福岡)
原稿コピーを配布。

7. 「マナーノート作成委員会」報告(上代参加委員)
4/6に行った議事録(冊子内容(野口案))を配布。寄付の取り扱いについて議論。次回の委員会は5月1日。

8. 「登山文化研究会」報告
4/13に開催。上担当委員欠席のため、詳細は5月例会に。「登山文化」の言葉の意味についての質問があった。

9. HPの質問コーナーについて(近藤)
JACのデジタルメディア委員大塚さんのレクチャーを受け、問題点を検討中。基本的には医療委員会のを参考にし、5月に最終案を出す。

 福岡 孝昭 

UP

科学委員会例会報告(2018年3月)
 
● 日 時 2018年3月15日(木) 18時30分〜20時40分
● 場 所 山岳会集会室
● 出席者 鴨志田隼司、芳野赳夫、大村粛、稲垣哲郎、福岡孝昭、北野忠彦、近藤善則、木曽雅昭、石岡慎介、石田要久、西村智磨子、下田俊幸、織方郁映、末広担、松浦祥次郎、野口いづみ、米倉久邦  以上17名

● 議 事
1. セミナー「日本列島の狩猟文化通誌―ヒトと野生動物たちとのwith―」その2(鴨志田)
2月セミナーの続き。江戸時代の人間生活、食生活と野生動物との関係を推定している。

2. 理事会報告(斎藤理事代福岡)
2月分の報告として、国の方針として名簿等での個人情報の取り扱いが、従来は5,000人以上の団体と以下の団体で異なっていたが、会員の人数に関係なく、これまでの5,000人以上の団体の取り扱いになった。名簿の管理に気をつけること。

3. フォーラムの報告(米倉、稲垣、下田)
一般参加者は90名以上。講演開始後は受付をしないで入場した者がかなりいた。
アンケートの結果では、どの講演も好評であった。今回は草津白根山の噴火に関連した講演が追加されたが、これも好評であった。高校生3人の参加は印象的であった。講演者は一人60分の講演時間を厳守するように。
今後の申し込みでは、名前と連絡先(メールアドレスまたは電話番号)とし、住所は聞かないことにする(個人情報管理との関係)。

4. 探索山行について(福岡)
フォーラムでのライチョウ保護の講演と関連して、講師の福田氏の協力を得て乗鞍岳にライチョウの保護活動を見学に行く。時期は観察しやすい9月に行う。山行は乗鞍登山とする。火山であるのでその説明も考える。担当は米倉委員。

5. JAC120周年記念事業委員会について(福岡)
3月5日に行われ、各委員会から提出されたアンケートの回答について提出委員会が補足説明をした。次回は4月2日(月)。

6. 平成29年度活動・決算報告(福岡)
本部に提出した活動報告(フォーラム、探索山行、研修山行等)を配布。決算については本部会計が行う。

7. 「マナーノート作成委員会」報告(上代木曽)
3月2日の議事録をもとに木曽委員が補足説明を行った。次回は4月6日(金)18:30から集会室で。

8. 「登山文化研究会」報告(上代福岡)
3月2日の議事録をもとに補足説明。次回は4月13日(金)18:30から104B室で。

9. 個人情報管理について(福岡)
個人情報の管理は理事会報告の通り。2018年度の本部名簿に伊藤、高山両委員を追加。

10. ライチョウ基金について(福岡、中山)
中山理事からの問い合わせ(科学委員会のライチョウ基金への対応について)について審議。委員会としては積極的な対応はしない。山岳会全体の活動として行うのであれば反対はしない旨の回答をすることとした。

11. 委員会名の変更(織方)
科学とは何かを考えて行動してほしい。改名はしなくて良い。

12. HPに質問コーナーの開設について
フォーラムのアンケートでの質問など、会員或いは一般からの質問に対応できるようなコーナーを開設したい。次回までに近藤、大村両委員に問題点をリストアップしてもらう。

 福岡 孝昭 

UP

科学委員会例会報告(2018年2月)

● 日 時 2018年2月15日(木) 18時30分〜21時
● 場 所 山岳会集会室
● 出席者 鴨志田隼司、町澤健司、松本敏夫、長岡正利、石田要久、下田俊幸、稲垣哲郎、大村粛、福岡孝昭、上幸雄、松浦祥次郎、小疇尚、北野忠彦、木曽雅昭、伊藤謙二、野口いづみ、米倉久邦、石岡慎介、末広担  以上19名

● 議 事
1. セミナー「日本列島の狩猟文化通誌―ヒトと野生動物たちとのwith―」(鴨志田)
縄文、弥生、江戸の寒冷期の日本人の生活形態(食生活)を遺物の発達、土器に見られる圧痕等から推定する話。

2. セミナー2「今回の草津白根山水蒸気噴火」(福岡)
1月23日の突然の水蒸気噴火の解説。

3. 登山計画書の提出について(福岡)
提出法は従来通り、様式はJACの見本に従う。

4. JAC記念事業委員会について(福岡)
会員全員参加のプロジェクトへの提案について、石井委員から「おおばこ、ヒメジョーン等」の分布調査案が提出され、その意義目的について意見交換した。

5. 平成30年度予算・活動計画(福岡)
1月15日締切りで提出した予算・活動計画書が提示された。

6. 平成29年度活動・決算報告(福岡)
2月末日締切りで活動報告、3月末日締切りで決算報告が求められている。

7. 新年会報告(米倉・下田)
委員27名と環境省の方2名の出席、ライチョウ保護の小講演付で盛会であった。

8. フォーラムの準備状況(米倉・須田・福岡)
写真入りのチラシを作成した。Face bookを立ち上げた。案内は山「2月号」、山と渓谷3月号、広報しながわ 3/1号に掲載済み又掲載決定。新聞社には依頼済み。各支部、同好会等への案内を強化する。会場のチェックを16日に須田、大村、福岡で行う。学生の資料代は無料とする。当日は11時に1151教室に集合。担当は受付(稲垣、下田他)、会計(下田)、アンケート(下田)、司会(米倉)。

9. 探索山行の候補地について(福岡)
フォーラムの講演「ライチョウ」と関係して乗鞍岳が提案された。

10. 「マナーノート作成委員会」報告(上)
前回の議事録が配布され、ノート掲載項目の選択を継続。次回の会合は3月2日。

11. 「登山文化勉強会」報告(上)
前回の議事録が配布された。次回は3月2日。

12. 織方提案「委員会名の変更」は織方さんが出席された時に検討する。

 福岡 孝昭 

UP

科学委員会例会報告(2018年1月)・新年会

● 日 時  2018年1月18日(木) 18時00分〜
● 場 所  リュド・ヴィンテージ目白


                                     


UP

copyright(c) KAGAKU(y-kondo)