自然保護委員会の活動記録<履歴>

〈09年12月度〉
(1) 理事会報告(十二月九日開催)
プロジェクトチームの活動状況の報告あり
(2)

高尾の森活動報告…十二月十二日定例作業

(3)

山岳団体自然環境連絡会…十二月三日開催。

山川委員、富澤委員長出席。各団体から野生鳥獣目撃レポートのPR状況の報告あり。
「トレイルランニングについて」意見交換。
(4) 第十一回尾瀬フォーラム(十二月十八日)…テーマは至仏山の保全、大船委員出席
(5) 二〇一〇年度全国集会について…先月までの検討結果と予備調査
(十二月十七〜二十一日、山川委員・富澤委員長・副島福岡支部長・同支部山本委員、
屋久島訪問)の結果に基づき、以下の通り決定
プロジェクトの編成(敬称・肩書略)リーダー(山川陽一)、メンバー(下野武司・川口章子・山本博・太田五雄)、アドバイザー(加藤峰夫・愛甲哲也・柴崎茂光・上幸雄・村田孝嗣)、サポートメンバー(富澤克禮・副島勝人・近藤緑)。
・全国集会実行委員会の編成。 実行委員長下野武司、実行委員九名
自然保護全国集会の概要六月十二日(土)…午後〜支部報告等(JACルーム)、懇親会(主婦会館プラザエフ)
六月十三日(日)…一般公開シンポジウム(東京四谷・上智大学キャンパス)
午前〜基調講演「生物多様性と世界自然遺産」(仮題、堂本暁子氏)および知床・白神・屋久島の各地会員からの報告
午後〜壇上と会場参加者によるディスカッション「世界自然遺産」を考える―自然環境の保全と利用のあり方―」(パネラーは、加藤・愛甲・柴崎・村田・太田各氏)

六月十三日(日)終了後〜十四日(月)…茨城・霞ヶ浦方面見学バスツアーを検討中。

  
〈09年11月度〉
(1) 理事会報告(十一月十一日開催)
顧問契約の締結について…新法人移行プロジェクトチームの関連で太陽ASG有限責任監査法人との顧問契約を正式決定、締結
法人化プロジェクトチームの報告…多摩支部設立の準備等、いずれも順調に推移
(2) 高尾の森の活動報告…十一月十四日定例作業。法人会員の方を招待して交流を深めた
(3) 「自然保護メーリングネット」開設…十一月十八日スタート(運営管理者恩田委員)
(4) 堂本暁子氏の講演会
集会委員会主催の「土曜懇話会」での講演「日本山岳会との六十年―山に遊び、自然に学ぶ―」(三月六日)を自然保護委員会「共催」で開催予定
(5) 「シカの食害の実態調査とシカ肉試食会」について
三月か四月に「三条の湯」で緑爽会主催、自然保護委員会共催で開催予定
(6) 二〇一〇年度全国集会について…先月の検討結果に基づき、テーマ、会議の大筋、実施運営形態等について検討、決定
実施運営形態…従来の「全国集会実行委員会」の他に、自然保護委員以外の者を加えた「プロジェクト」を結成し、シンポジウムの開催準備および終了後の決定事項フォローアップを担当することを検討、決定
(7) 「木の目草の芽」第八十三号発行
09年10月度〉
(1) 理事会報告十月十五日開催)
新法人移行プロジェクトチームの関連で、太陽ASG有限責任監査法人との顧問契約の締結を承認
(2)

高尾の森の活動報告…十月十日定例作業

(3)

自然観察会について…九月二十六〜二十七日実施(於・裏磐梯)、参加人員二十一名

富澤委員長・下野委員の二名が受講予定。
(4) 山岳団体自然環境連絡会…十月五日開催。山川委員、富澤委員長出席
野生鳥獣目撃レポートについて…アクセス、目撃情報の提供とも予想より少なく問題。
活性化について十月十三日、拡大小委員会開催。・自然保護助成基金への申請不採択
「至仏山登山道荒廃問題について」…(財)日本自然保護協会より詳細説明あり。
各山岳団体に協力要請あり。
(5) 堂本暁子氏へのインタビュー
十月十四日、ホテルニューオータニにて実施。 富澤委員長、山川・近藤・川口委員出席
(6) 「自然保護メーリングネット」開設について
目的、名称、運営ルール等の具体的事項等につき検討、原案通り決定。準備が整い次第スタート予定
(7) 二〇一〇年度全国集会について…先月の検討結果に基づき、左記の通り検討決定
二〇一〇年六月十二日〜十三日、於・東京。十二日(土)…午後・支部報告
十三日(日)…一般公開のシンポジウム
基調講演…堂本暁子氏「生物多様性とCOP10」関連テーマ/シンポジウム「世界遺産における環境保全と観光」(仮題)
アフター・スタディ六月十三日〜十四日
   
〈09年9月度〉
(1) 理事会報告((九月九日開催)
新規プロジェクトチーム(新法人移行、支部活性化、山の日制定、JACユース)…各委員・担当理事が決定、活動を開始
日本山岳耐久レースの名義後援依頼…安全・自然保護への一層の配慮を条件に承認
第十回ライチョウ会議東京大会の後援承認。
(2) 高尾の森活動報告…九月十二日定例作業。
(3) 山岳団体自然環境連絡会…八月六日開催。山川委員、富澤委員長出席
野生鳥獣目撃レポートについて…集計状況報告
「トレイルランニングについて」の意見交換。
(4) 支部自然保護委員の異動
広島支部・新任…井野口千秋氏、大久保泰志氏、佐藤高晴氏、森戸隆男氏。退任…佐々木邦彦氏退任
静岡支部・新任…若林和司氏、鵜飼一博氏
(5) 「山環ネット」のリセットについて新体制のフレームにつき検討、決定
原案に基づき検討、意見交換をする。
(6) 屋久島が抱える問題点について
福岡支部山本博氏から「最近の屋久島が抱える問題点」および「屋久島だけ限らず、屋久島、白神山地、知床の三ヶ所を一緒にした形で地元活動家、地方自治体、官公庁などの出席で公開のフォーラム開催を」との提案の文書を受領し、これにつき議論。
本年度のメインテーマとすることに決定
(7) 二〇一〇年度全国集会について
堂本暁子氏の基調講演、世界自然遺産関連問題のディスカッション(E)との開催案が出され、今後この方向での検討を決定
(8) 「木の目草の芽」第八十二号発行
     
〈09年8月度〉
(1) 理事会報告八月の理事会は休会のため、報告事項なし
「高尾の森づくりの会」との関係について…会長名で出された二月十六日付文書に対して三月二十五日付で回答があり、了承
(2)

委員長懇談会…八月一日に開催。

富澤委員長、山川委員、近藤委員出席。高尾の森からも、河西代表、龍事務局長、白沢氏が出席した

(3)

高尾の森の活動報告…八月八日定例作業

(4) 山岳団体自然環境連絡会…八月六日開催(山川委員、富澤委員長出席)
野生鳥獣目撃レポートの集計中間報告と活動助成金の申請についての中間報告
「トレイルランニングについて」の意見交換
(5) 林野庁訪問
八月二十日藤本副会長(自然保護担当理事)と富澤委員長が、林野庁経営企画課崎野氏を訪問、「世界遺産地区内での情報提供体制の整備について」JACの対応を報告。意見交換、協力要請あり
(6) 「山環ネット」のリセットについて…八月二十六日、拡大担当者会議開催
〈09年7月度〉
(1) 理事会報告((七月八日開催)
二〇〇九年度自然保護全国集会の報告。
委員長懇談会…各委員会の委員長と会長・常務理事会との懇談会が、八月一日〜二日の二日間開催される予定

JACの当面の二つの課題の責任者を決定。「公益法人法への対応」…吉永英昭氏。
「山の日制定への行動」…成川隆顕氏

日中韓三国学生友好登山…ヒマラヤ、八月十八日〜二十七日の予定
(2) 高尾の森活動報告…七月十一日定例作業
(3) 山岳団体自然環境連絡会…六月二十五日開催。山川委員、富澤委員長出席

野生鳥獣目撃レポートについて
一.日山協の松隈氏から集計状況の説明報告あり、HPへの掲載方法につき検討。
二.日本自然保護協会・自然保護助成基金への活動助成金の申請につき検討、七月十五日申請書提出、助成申請額二百万円。

(4) 支部自然保護委員の異動
富山支部・自然保護委員新任…金尾誠一氏、富山支部委員複数人になる。
宮城支部・自然保護委員長変更…柴崎徹氏から須藤幸蔵氏に
(5) 知床・屋久島の入山制限について
先月の読売新聞記事に続く七月十六日朝日新聞夕刊記事について、意見交換あり。
全国集会での福岡支部報告の資料「屋久島世界遺産登録と現状」の作成者、太田五雄氏が上京の折、山川委員と面談。
各地の動きについては、九月中旬の支部長会議で情報収集の協力を要請予定。
(6) 「世界遺産地区内での情報提供体制の整備について」のJACの対応の検討

…既に七月六日から運用が開始されていることが分かり、実態を把握することになった。

(7) 「山環ネット」のリセットについて新体制のフレームの検討
(8) 生物多様性条約第十回締約国会議パートナーシップについて
…篠崎委員より、東海支部の取り組みに委員会として協力してはどうかとの提言あり。
(9) 「木の目草の芽」第八十一号発行

〈09年6月度〉
(1) 理事会報告六月十日開催)
世界遺産地区内白神山地のブナ林の落書や樹木の枝折等が問題になっており、林野庁からその対処方法の素案が示され協力の要請あり、JACの対応について自然保護委員会で検討、七月に結論を出すことに決定。
「高尾の森づくりの会」との問題について…改善指示書に対する、河西代表からの回答書(正式)が届いた。
自然保護担当理事について…藤本副会長、堀井理事が自然保護担当となる。
(2)

高尾の森づくりの会六月十三日日定例作業

(3)

日山協主催の自然保護指導員の実地・机上講習会(六月二十八日)の受講申し込み

富澤委員長・下野委員の二名が受講予定。
(4) 二〇〇九年秋田全国集会関係
盛会のうちに無事終了し成功した集会であった。フィールド・スタディも天気に恵まれた。
参加支部は二十三支部、参加人員は百四十八名。内訳は、JAC会員百二名、招待者四名、JAC会員外(バスハイク関係)三十二名、新聞社一名、一般参加者九名。
(5) 新委員の推薦…新委員として高橋満男氏の推薦があり、承認された。
(6) 二〇〇九年度自然保護委員会の各委員の役割分担とブロック担当について検討、決定。
(7) 「山環ネット」のリセットについて…[新体制のフレーム(案)]について、意見交換。

   
〈09年5月度〉
(1) 理事会報告((五月十三日開催)
「山環ネット」の解散について…四月の自然保護委員会でいったん解散し、リセットすることが決定され、富国生命からの助成金(三年間)の残金を返還することを報告。
「高尾の森づくりの会」とのその後について…五月七日に宮下会長出席のもと、「高尾の森からの返事」に基づいて、今後についての話し合いが高尾の森との間で持たれたが、具体的進展なし。
支部の体制変更…岩手、宮城、静岡、宮崎の四支部の支部長が変更になった。
(2) 高尾の森づくりの会…五月十一日定例作業。  同日、総会が開催された。
(3) 「山環ネット」閉鎖とリセットの件…五月十四日にMLを閉鎖し、「山環ネット」の活動が終了。[新体制のフレーム(案)]が示され、今後の例会にて具体的検討の予定
(4) 二〇〇九年秋田全国集会について
支部報告について次の五件に決定。東九州・福井・東海・信濃の四支部と本部。
五月二十四日に秋田への下見を実施(恩田実行委員長・富澤委員長・近藤委員)、秋田温泉プラザ等と打合せを行う。
当日の詳細スケジュール、今後のスケジュール・作業分担について検討・確認。
二〇一〇年全国集会の場所について、開催時期も含めて今後の検討事項となった。
(5) 二〇〇九年度自然保護委員会の各委員の役割分担とブロック担当について
原案に基づき検討、意見交換をする。
(6) 「木の目草の芽」第八十号発行

〈09年4月度〉
(1) 理事会報告(四月八日開催)
「高尾の森づくりの会」との関係について…会長名で出された二月十六日付文書に対して三月二十五日付で回答があり、了承
(2)

高尾の森づくりの会…四月十一日定例作業

四月十二日植樹祭、参加者五五九名
(3)

「山岳団体自然環境連絡会」関係

四月十七日開催。山川理事、富澤委員長出席。
三月二十六日開催の小委員会の検討結果に基づき、四月一日から野生鳥獣目撃レポートの本格ランを開始。参加各団体からPR状況の報告あり
(4) 科学委員会主催のフォーラム「登山を楽しむための科学」(二月二十八日)
富澤委員長、川口委員が参加
(5) 二〇〇九年秋田・全国集会について
六月二十日のパネル・ディスカッションのテーマを「『山の日を考える』―東北山地が語る日本の山岳環境―」に決定
支部報告について、東九州・広島・福井・東海・信濃・北海道の各支部と本部に決定。
四月一〇日に秋田支部との打合せを実施
六月十九日(前泊時)の夕食後に、岐阜支部の西條好廸氏に「シカ問題」に関するミニトークを依頼することに決定
二〇一〇年の全国集会の場所の選定について意見交換あり
(6) 「山環ネット」のリセットについて
山環ネットの三部会長から提案があり、検討の結果了承。意見交換あり
(7) 自然観察会について
JR福島駅集合、マイクロバスにて九月二十六日に一切経山、二十七日に鉄山を訪れることに決定

〈09年3月度〉
(1) 理事会報告((三月十一日開催)
「高尾の森づくりの会」との関係について…会長名で出された二月十六日付『「高尾の森づくりの会」活動について順守・改善指示について』に対して三月六日に回答あり。
不十分な内容のため、理事会審議の結果差し戻しとなる
(2) 高尾の森づくりの会…三月十四日定例作業
(3) 山岳団体自然保護連絡会関係
野生鳥獣目撃レポートの本格ランを目前に、最終チェックのための小委員会を三月二十六日に開催、山川理事出席
(4) 二〇〇九年秋田・全国集会について
三月十七日に「東北六支部のパネラーとのパネルディスカッション検討会」を盛岡にて開催。この検討会の報告を踏まえ、パネルディスカッションのフレーム、タイトル等について検討、決定
三月十七日に秋田支部との打合せを盛岡にて実施。
その報告に基づき、フィールド・スタディを検討、決定
全国集会の作業分担およびスケジュールの確認・検討
(5) 自然観察会について
九月二十七日の観察会の場所を鉄山に決定
(6) 委員の異動

西田進氏、大山恭司氏が退任。西田進氏の「協力委員」への就任、承認

(7) 「木の目草の芽」第七十九号発行

〈09年2月度〉
(1) 理事会報告(二月十二日開催)
高尾の森との関係」について・・・二回のヒアリングの結果に基づき対応を検討。
二月十六日付で会長名で文書『「高尾の森づくりの会」活動について順守・改善指示について』が高尾の森づくりの会代表宛に出された。
公益法人制度改革法施行とJACの取組についての検討の報告あり。
ツール・ド・TANIGAWAトレールランニング計画(六月実施予定)の件について…「山岳団体自然環境連絡会」の席上で本計画の情報があり、環境上、安全上に問題があることから七団体として主催者のみなかみ町長宛意見書提出を決議との報告あり、理事会でも承認された。(二月十八日に開催中止決定)。
(2)

高尾の森づくりの会…二月十四日定例作業。

(3)

「山岳団体自然環境連絡会」関係

二月六日開催、山川理事、富澤委員長出席。
野生鳥獣目撃レポートについて…参加各山岳団体からPR等の状況報告あり。JACでは『木の目草の芽』に案内記事掲載、情報収集のハガキのサンプルを同封。
ツール・ド・TANIGAWA開催計画の件について…理事会報告参照
(4) シンポジウム、セミナーの参加報告
山のECHO主催「山の自然と文化を語る会」…一月二十九日実施、委員二名参加。
環境省主催・山のECHO運営「山岳トイレ技術セミナー」…二月十九〜二十日実施、山川理事、
富澤委員長、委員二名参加。
(5) 二〇〇九年秋田・全国集会について
討議テーマの最終検討、東北六支部に対するパネラー要請(候補者の検討)、六月二十日の報告事項等の検討を行った。
(6) 自然観察会について
宿泊場所は安達太良山麓の沼尻高原ロッジ(田部井淳子氏経営)。実施日時を九月二十六〜二十七日に決定。
(7) 日本山岳耐久レース(長谷川カップ)について
ツール・ド・TANIGAWAとの関連で意見交換あり。
〈09年1月度〉
(1) 理事会報告(一月二十一日開催)
(2) 高尾の森づくりの会…一月十日定例作業。
(3) 山岳団体自然保護連絡会関係
「山の野生鳥獣目撃レポートポータルサイト」アクセス現況について日山協の松隈氏から報告あり。一月五日現在、サイトアクセス数二六七件、レポート取得数累計六件。
本格ランの準備のため、一月二十二日に小委員会を開催、山川理事出席。
(4) 支部新任自然保護委員…関西支部二名追加
(5) 「高尾の森との関係」の打合せの件
一月七日に理事会、自然保護委員会、高尾の森から各関係者八名が出席し、前回に引き続き事情聴取、契約書、規約等の確認あり。
(6) 二〇〇九年秋田・全国集会について
一月十四日に実行委員会を開催。
六月二十日のスケジュール概要と時間配分、会費・予算、役割分担等を検討決定
(7) 委員の異動…川口章子氏が新委員に就任。
(8) 「木の目草の芽」第七十八号発行