山梨支部

■ 2010.07.10

やまなし「山の日」と第6回山の博覧会

 山岳・森林が県土の78パーセントを占め、富士山・南アルプス・八ヶ岳・奥秩父などの山々に囲まれた山梨県は、平成9年全国に先駆けて「山の日」を宣言した。8月8日をやまなし「山の日」として制定し、本年で14年目を迎えることになった。
「山に親しむ」、「山に学ぶ」、「山と生きる」の三つをコンセプトに森林などの環境保全活動を通じて、将来にわたって豊かな山や森林の恩恵を享受できる自然との共生社会を目指している。
毎年7~8月にかけて県内各地では、山の日に関係した事業‐たとえば、親子登山・キャンプ教室、森づくり体験会、動植物・昆虫などの自然観察会、山と人との交流写真・絵画コンクールなど50前後の啓発・記念・関連事業‐を実施している。
その記念事業の一つとして山梨支部では「山の博覧会‐山を知ろう 山へ行こう」を開催してきた。日本山岳会創立百周年を機に登山の普及と山岳文化の振興を目的に平成17年から毎年7月上旬、「山梨学院生涯学習センター」の共催と絶大な協力をえて、また平成20年からは山梨県「やまなし山の日実行委員会」とも共催して開催している。
6回目の今年は7月10日、会場の山梨学院大学のメモリアルホールで「八ヶ岳特集」として、八ヶ岳青年小屋経営者竹内敬一さん「八ヶ岳登山の魅力と危険」、県考古博物館学芸課長保坂康夫さん「縄文の八ヶ岳」、高福寺住職水原康道さん「八ヶ岳の信仰」と題した3つの講演と山梨放送制作の山岳映像「八ヶ岳‐百万年の奇跡に魅せられて」を上映した。参加者は昨年と同様満席にちかい430名。全員に「山の日」制定協議会作成の山の日パンフレットを配布するとともに、本部から出席していただいた成川常務理事は挨拶の中で「山の日制定」について来場者にアピールするとともに、今後の力強い支援と協力をお願いし、盛況のうちに閉会した。
(古屋寿隆)