お知らせ富山支部

■ 2012.09.28

「早池峰山、姫神山で岩手支部と交流登山」

 

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昨年来の念願の東北山行。9月21日早朝、参加者10名が車2台で一路岩手へ向かう。途中花巻で宮沢賢治記念館に立ち寄る。奇しくも賢治の命日にあたり大勢の人たちで賑わっていた。賢治の思想、芸術にひととき触れる。初日の宿、岳の大和坊では岩手支部の菅原敏夫支部長、阿部裕二副支部長の出迎えを受ける。早速、岩手と富山の酒を酌み交わしながら懇談した。

9月22日、登山口の河原の坊に集合。岩手支部からは前日からのお二人に加えて、阿部陽子会員、高橋愼一会員も参加される。総勢14名で河原の坊から小田越を下るコースを辿った。穏やかな日和の中、さわやかな空気を満喫して約3時間で早池峰山山頂に到着する。岩手山、鳥海山や遠野方面、宮古湾も展望でき、北上山地の最高峰を実感した。登山路は整備が行き届いており、また熱心なパトロールもされており、地元の方たちの山への思い入れがよく感じられた。下山後、早池峰神社に参拝、早池峰神楽の伝習館を見学して岩手支部の方に感謝し富山での再会を約してお別れした。

9月23日、今日も同行して下さる阿部陽子会員と厨川駅前で合流。石川啄木の生まれた寺に寄る。下山地点の城内口に車を置き、一本杉コースを登る。この日もお天気に恵まれ姫神山山頂からの眺めに浸る。特に間近の岩手山の秀麗な姿がひときわ目に映った。阿部さんからは、昔は岩手山と姫神山は夫婦山であったが、岩手山が早池峰山に横恋慕したという長閑な時代の民話を伺う。そのため岩手山が晴れると姫神山からは早池峰は見えないそうで、この日も早池峰の山容は雲の中であった。ユートランド姫神で入浴食事後、阿部さんと別れる。版画家でもある阿部さんからはご自分が描かれた岩手山の絵葉書をいただき感激であった。

今回は、岩手支部さんと良い交流ができ有意義な山行であった。地元の方と一緒に歩きいろいろ詳しい話をお聞きして、その土地の山がいっそう印象深く心に残る山行になった。これも全国組織である日本山岳会だからこそできること。今後もこうした形で他支部の皆さんと交流していきたい。岩手支部の皆様、本当にありがとうございました。           (金尾誠一記)