お知らせ東九州支部

■ 2015.07.29

27年6月のスズタケ枯死調査実施(東九州支部)

去る6月6日(土)大分県植物研究会との共同作業のスズタケ枯死とシカの食害調査が、祖母傾山系の本谷山の西の稜線で行われた。昨年10月4日(土)に次いで5回目の作業である。

連日の梅雨空で天候が心配されたが、幸いにも当日の予報は晴時々曇。午前7時、緒方町の「道の駅原尻の滝」に集合したのは、東九州支部9名、研究会8名に、県の担当職員2名も加わる。その場で今日の調査の打ち合わせをして、7台の車に分乗して尾平トンネル宮崎県側の登山口に移動。8時30分に登山開始で、雨上がりの山道を登ること約30分、祖母・傾縦走路の尾平越の旧峠に着く。ここで定点観測班と、移動調査班とに分かれる。定点観測班は峠から約1.5km、1時間半のところに県環境企画課が設置した観測地地点へ直行。ネットで囲われた中のスズタケの状況と、囲われていない場所の状況と計測する作業。里は初夏でも標高1400mの稜線はまだ春で、スズタケの新芽も短いが、ネットの中ではしっかり新芽が伸びているが、ネットの外はタケの丈も短く新芽は短く喰われているのが分かる。観測班はネットの中のタケの背丈の計測から開始。

一方移動調査班は実生の新芽の調査だ。峠から本谷山までの道の両側5m以内にある新芽の樹種とその数を記録しながら登る。高度の低い峠付近には、数多くの新芽が見られたが、高度を上げて行くにつれ、その数は少なくなっていき、スズタケがまだ多く残っている、標高1500m付近から上は、ごく少い。そうした状況を記録しながら正午過ぎに山頂到着。昼食後下山すると、定点観測班も作業を終了して昼食中で、両班が合流。午後3時前に登山口に下山。解散式をして今年10月の調査時に再会を約して流れ解散となった。

調査を終えて
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