お知らせ東九州支部

■ 2012.08.05

第11回青少年体験登山大会

 11回目を迎えた今年の青少年体験登山大会は去る7月22日(日)、参加者64名、うち小中高生24名、一般参加者30名、指導員10名で行われた。

2002年の国際山岳年の年以来毎年、青少年のみならず広く一般の初心者も対象にした登山教室として、子どもたちの夏休みの始まった最初の日曜日に実施してきている。

大分駅集合組はバスで移動し、現地集合組が集まる登山口の牧の戸峠に集結。出発前のオリエンテーションでは、加藤支部長が「みんなで楽しい山登りを体験してください」とあいさつ。続いて今日の登山コースや、日程の説明。3班に分かれ、A班「健脚組」は九州本土最高峰の中岳まで足をのばして、B班「元気組」は途中で星生岳にまわり道し、C班「のんびり組」は直行で、3班とも久住山頂で合流という設定。各自の自己申告で班編制するが、のんびり組は38人にもなったため、さらに二つの班に分かれる。山中の注意事項などの説明のあと準備体操をして9時30分、A班から順次出発。

天気はあいにくの曇り空。登山口から約20分で沓掛山の肩に着けば目ざす久住山頂や遠く阿蘇の山並みも見えるところだが、雲に隠れてしまっている。それでも、子どもたちは元気に登っていく。このごろ山登りを始めてばかりという初老の夫婦も元気だ。「降らず、照らずで、一番良い山登り日和だ」などと言う声が聞こえる。

予定の12時ちょうどごろ、のんびり組みが最初に久住山頂に到着。続いて健脚組も到着。その直前から、上空を被っていた厚い雲から大きな雨粒がポタポタと・・・・。そしてすぐに叩きつけるような激しい雨足と、雷鳴。その雷鳴もすぐ頭の上だ。すでに弁当を開いていた人もあったが、危険を避けて直ちに全員下山開始。雨も雷も10分足らずで終わったが、そのまま下って、久住別れの避難小屋前広場に全員集合。そこには、雨を避けて避難していた元気組みも待っていた。頂上で食べかけていた人も、まだ開く前の人も、あらためてここで弁当を開く。薄日の射し始めた広場で、青く尖った山頂をバックに記念撮影。

登山口へ全員が下山し終えたのがほぼ予定どおりの午後3時30分であった。去年も、下山途中でにわか雨と雷に出会ったが、山の天候のめまぐるしい変化を体験する、貴重な体験登山大会であったと思う。レストハウス前での解散式には、成し遂げて満ち足りた顔がいっぱい微笑んでいた。

(飯田勝之)

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登山口での準備体操 久住別れで・久住山頂をバックに