お知らせ北九州支部

■ 2012.06.13

英彦山清掃登山と山の日制定の呼びかけ

 北九州支部

 本年5月26日(土)北九州支部では、霊峰英彦山(1200m)の清掃登山と山の日制定の呼びかけを行った。

清掃登山は、毎年支部の行事として実施しており、当日は、北九州支部が公益社団法人となって、初めての公益事業として実施したもの。

北九州支部会員22人が3コースに分かれ山頂をめざした。途中、ゴミを拾いながら、また登山者や観光客に山の日制定パンフレットなどを配布、呼び掛けを行った。

正午、英彦山神宮がある山頂に集合し昼食後、展望台直下のがけ下にザイルを垂らしゴミの捜索をしたところ、昨年に続いて「あるわあるわ」で、掘れば掘るほど出てくるゴミ、それもビン類や朽ち果てたカン類が多い。山頂展望台正面直下には過去のゴミが堆積しており、今回だけでも一升瓶が十数本、その他ビール瓶、ウィスキー瓶、古い空き缶など多数回収(町指定のゴミ袋で燃えるゴミ13袋、燃えないゴミ28袋、計41袋)したが、個人の運搬重量に限度があるため今回はこれで打ち切り。山頂の周囲は相当量の燃えないゴミがある。昨年は酒トックリを発見回収したが、今年は酒が入った一升瓶を回収した。しかも栓がされ、封が切られていなかった。これは何を意味するのか。

本年3月、地元添田町の町長が、町議会の施政方針演説で、英彦山の世界遺産登録を目指す構想を明らかにした(読売新聞報道)。ところが、山頂には神宮があるのに、いまだ観光客や登山者のためのトイレが設置されていない。一時簡易な垂れ流しトイレがあったが、撤去された。今や英彦山は富士山の二の舞になっている状況であり、このままでは絶対、世界遺産登録は夢のまた夢と思われる。そのため現在、山の団体や自然保護団体などで「英彦山の環境・トイレを考える連絡協議会」を発足させ、英彦山の上部にトイレを建設しようという運動を進めているが、トイレが出来た時の管理の問題や山頂は神域とかの問題で、なかなか進展しないのが現状である。

当日は英彦山の山開き前夜祭で、下山後キャンプ場での前夜祭にも参加。また、翌日は、山頂で山開き安全祈願祭が行われ、これにも参加し、一般参加者に対してトイレ建設や山の日制定を呼びかけた。

配布した資料(各250枚)                                          

(1)英彦山上部にトイレ建設を要望する請願(陳情)書の写し

(2)山のトイレ、環境を考える福岡協議会作成のパンフレット

(3)マナービニール袋

(4)「山の日」制定協議会のパンフレット

                    (伊藤久次郎)

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