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野村仁著『やってはいけない 山歩き』

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野村仁著『やってはいけない 山歩き』青春出版2016年
 

最近インターネットや登山用機器の改善で以前とは違う遭難が増えているという。著者の野村仁氏は、危険な人として次の例を挙げている。
 

①登り始めが遅すぎる人⇒ヘッドライトなどの装備がない人はそのまま遭難に至る。

②「計画」を立てずに、自由に登る人⇒行方不明になった時に探しようがない。

③ネット情報だけで出かける人⇒情報が主観的・一面的で当てにならない。

④地図を持っていない人⇒スマホやGPSの画面だけでは分からない。必ず紙の地図と併用し、計画外の周辺地図も持参する。

⑤素性の分からない相手と登る人⇒ネットの仮名以外何も知らずにパーティを組む例が見られる。

⑥「遭難なんてしない」と思っている人⇒自信過剰

⑦遭難しかけているのに認めない人⇒無知

⑧一見冷静だが、何が安全か危険か分からない人⇒危険感受性が低い

⑨経験やテクニックを自慢するベテラン⇒自己顕示欲が旺盛

⑩初心者を難しいルートに連れて行こうとする人⇒自信過剰、無知

これで足りないものがあるとすれば雨具である。日帰りの晴天時、雨具を省略という選択肢もないわけではないが、その分リスクは高くなる。


 

このブログ記事について

このページは、富山支部が2018年5月24日 08:42に書いたブログ記事です。

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