20201220ー御前山

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【山 名】 御前山
【集 合】 2020年12月20日
【行 程】 8:00梁川駅集合→8:32登山口→9:02斧窪御前山→10:11ヨソ木山→11:38太田峠着→小休憩 11:55発→12:55綱の上御前山着→昼休憩→13:28出発→14:05梁川駅着
【参加者】 近藤(リーダー)、宮坂、峠原、松本、中井、田中(順不同、敬称略)
【感 想】

近藤) 

素晴らしい好天。

人がめったに来ることのない、笹藪茂る山々。いい山行でした。 参加したみなさんも、うるさい藪や急な登り下りもいとわず藪山を楽しんでいたようですが、私も十分に楽しませてもらいました。 中でも地図を拾ったりなくしたり、ストックを拾ったり部品をなくしたり、最後の最後には落とし穴まで待ち受けていました。いろいろな意味で記憶に残る山になったかもしれません。また、近いうちにこのような変な山を企画しますので、皆さんも楽しみにしていてください。

宮坂 )

1. 定年を契機にボチボチと登山の再開をしましたが、体力・筋力の低下は自覚しており、現在の体力、財力、山に使える日数で「登山のスタイル」を模索中でした。「自家用車なし」も条件の一つ。

2. 今まで低山かつ人の多い奥多摩や秩父は最初から対象外にしていました。今夏に奥多摩の日帰りトレーニング沢登りをやってみて、関東近郊の低山もなかなか良い、と遅まきながら目覚めました。今回の御前山は、JACに入って、沢以外の低山歩きの第一弾になります。

3. 御前山はなかなか味わい深い山行でした。東京に近いと、道がない藪山でもかなり人が入っているというのが第一の発見でした。ルートファインディングで大きな間違えを3回しましたが、2回は笹の藪漕ぎをすることになった。その藪の中で地図を2回拾った。2つとも、今回のルートとほぼ同じルートを対象としていた。陣馬山や金時山で満足しない皆さんは、似たことを考え、同じところで間違えて、藪漕ぎで地図を落としているんだなあ、と妙に実感しました。近藤リーダーが地図の予備を持っていたのは、すばらしい準備と思いました。あのルートで地図をなくしたら、眼下に集落が見えるとはいえ心細いだろうな、と思います。

4. 事前に広範囲の地図を見て、富士山を眺めながらの藪漕ぎを想定していましたが、尾根の標高が低すぎ南の尾根が障害になり、富士山が見えたのは1か所だけでした。これは残念だった。

5. 御前山のピークにアンテナが多数ありました。個人の経験から、地元住民の共同受信用TVアンテナと思いました。下山後、高速道路トンネルの持管理のための通信用かも、とも思いましたが、トンネルからかなり距離がある。なにかの機会に確認したいと考えています。

6. 寺山(綱の上御前山)への登りは面白かった。ルートファインディングの面白さ+寺山への登り、がこの対象のポイントだな、と思いました。

7. 東京近郊の低山に秋から春にかけていくのは、ハイキングで満足できない方を連れて気軽に行ける、体力がいる山に向けた日常のトレーニングになる、好天を期待できる、週末の大きなイベント日程がなくなっても日帰り山行として計画できる、夏の暑さを避けた低山ピークハントをできる、という、多くの点でメリットがあると今更ながら気づきました。

8. 疲れたとは思いませんでしたが、帰りの電車内で太ももが攣りそうになった。筋力体力不足を痛感しました。打田さんが講演で言われたように、小さくても毎週末山に行き実践で体を作る、というのは金言と思った次第。

9. 打田さんの本を参考に、(海外派遣前で制約が多いですが)時間を見つけて面白そうな関東の低山を計画しようかと考えています  

峠原)

晴天に恵まれた日曜日。期待通りの楽しい山行でした。梁川駅からの登山道入り口に入るところもうっかりすると見逃しそう。いきなりの急登、落ち葉で足場が見えないので滑らないように注意しながら一歩一歩慎重に。1時間かからずに斧窪御前山に到着。しばらく行くと藪に遭遇、人の姿をすっぽりと隠してしまう藪は方向を見失いそう。ほんとうに手で漕ぎながら目標に向かって歩く。視界が開けたところで全員集合。局長じゃないけどワクワクしながら藪に突入する気持ちがよくわかる。とにかく楽しい! 体力勝負のトップを任され、気分上々!道がついていないようでよく見るとついている一応歩きやすそうなところを選んではいるものの、倒木もあり、すぐに道を外れる。最短距離を目指しながら歩く。核心部の岩は臆病な人はちょっと無理な感じの岩だが私にとってはアドレナリンが出まくる楽しさ。網の上御前山の景色のいい頂上で遅めのランチ。誰ともすれ違わない快適な山行に満足しながら頂上から1時間かからずに下山。急登、藪、富士山、岩と低山ながら大満足の山行でした。近藤局長、ご一緒した皆さまありがとうございました  

松本)

登りごたえのある山々でルーファイの楽しさも味わえました。ずっと快晴で富士山、陣馬山から奥多摩、三つ峠、滝子山など見え、気持ちよく楽しい山行でした。近藤リーダー、ご一緒した皆様、ありがとうございました。  

中井)

近藤様企画ありがとうございました。みなさまご一緒していただきありがとうございました。自分では行こうとも思いつかない道のない山、不安でいっぱいでしたが、みなさまのおかげで楽しむことができました。ありがとうございました。  

田中)

ヨソ木山の先をトップで歩くよう近藤さんから言われる。最初の尾根道はともかく太田峠までは地図をみてもいまいち地形がイメージしずらいエリアだった。地図でもイメージできないのに現地が笹の海だったら?もう少し進行方向右手南よりかなと考えながら笹に突っ込むたび方向感覚を失っていった。藪をかき分けながら歩数を計算しながら距離を割り出す、なんて技はもちあわせておらず距離感覚も失ってしまった。冬枯れの笹薮は柔らかく障害物競争のようなワクワク感が勝って慎重に地図を見ることはもはや無理というくらい楽しかった。後に続いた方すいませんでした。やっと太田峠に着いた時、私は地図も藪に落としてしまったことに気がついた。なんて間抜けなんだか。 一方、宮坂さんが藪のなかで二つの地図を拾っており、我々と同じようなコースを辿っている誰かを想像して盛り上がっていた(そのうちの一つは私の地図であったことが 後日判明したのである!)地図は近藤さんが予備をお持ちだったので頂戴した。 全体として11月の山行の 品しゅうより道がわかりずらく面白かった。それでも、藪漕ぎする笹の海に一筋の光が差すように一本のかそけき道がぼわーっと現れる瞬間はエキサイティングだった。そのような道に何度も動物の糞をみた。タヌキ?になった気分だ。コース全体は急登、急坂の下り笹薮の海、綱の上御前山の山頂直下は痩せ尾根の急な岩場とバラエティに富んだコースで楽しかった。最後の岩場は高所に苦手な私にとってはなかなかの試練であり、足元と手がかりのみに集中してなんとか登った。正確には峠原さんのあとを全部必死にくっついていったというのが正しいところ。 次回は歩数を数えて距離を推測するのをやってみようと思う。近藤さん、みなさんもご一緒できてとても楽しかったですありがとうございました。

【特記事項&ヒヤリハット】

*コース全体を通して藪が多く 落し物拾い物多数。ストックの先部分、ストックのキャップ、地図、、。

*あと少しで駅に到着というところで、小さな水路(水なし)に渡してあった木製の橋が朽ちておりメンバーが踏み抜いた。 小さな傷ですんだが、渡した板を歩くのではなくベース部分を慎重にわたるようにしたい。

*靴の底が剥がれたメンバーがいたがテーピングテープでの応急処置、勉強になった。 *ルートファインディングで地図が命。予備を持つようにしたい。

 

 

御前山

●朝 寒かった。

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●地味な登山口 赤のテープのみ

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●中腹の小さな祠

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●斧窪御前山 山頂

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●斧窪御前山山頂 人工物いっぱい

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●藪をかき分け

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●藪、藪

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●まともな道もたまにあった

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●ソヨ木山より富士山

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●ヨソ木山山頂

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●急なくだり

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●少し離れて並走する近藤さん

そちらの道が良さそうに見える

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●幾多の倒木を超えたことでしょう。

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●綱の上御前山 山頂 快晴!

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●山頂直下の藪の中の中井さん

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●標識だらけ、俺の山 私の山な感じですね

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●駅へ下る道は明確でした。

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【記録者】 田中
【山 名】 霧ヶ峰・木曽駒ヶ岳
【集 合】 2020年11月02日-04日
【行 程】

11/2(月) 14:00野沢・桧垣・石崎明大前集合出発~越智家経由~中央道~松本~買い出し~美登里屋泊

11/3(火) 6:30美登里屋出発~7:45八島湿原着~8:00八島湿原出発~8:50沢渡手前分岐(休10)~9:20コロボックルヒュッテ~10:05車山山頂(休10)~11:00(休10)~11:15南の耳~11:35北の耳(休30)~12:20ゼブラ山~13:15八島湿原着 温泉経由~買い出し~美登里屋泊

11/4(水) 5:40美登里屋出発~6:45バスセンター着~バス・ケーブルカー~8:30千畳敷出発~9:25乗越浄土小屋前(休10)~9:40中岳~10:10木曽駒山頂(休15)~10:45中岳~11:00乗越浄土~11:45千畳敷着 ~ケーブルカーで下山~温泉~帰京

【参加者】 野沢(リーダー)、檜垣、石崎、越智(順不同、敬称略)
【感 想】

野沢 11月の美登里屋裏山シリーズ・平日クラブ編は最初蝶が岳・木曽駒であったが、11/2の前線通過後北アルプスは大荒れと猪熊情報が入ったので、体も弱く気も小さいボクちゃんクラスは内陸の山に転進することにした。11/2午後美登里屋入りして岳大が買ってくれた田舎杓子と笊で「投汁蕎麦」を作って頂いた。食料係はYOUTHでも最適任の檜垣屋様にお願いしたので、初めてではありましたが堪能致しました。今後美登里屋の定番メニューになるであろう。11/3朝は盆地上空は晴れているが、気温は高めで周囲の山は曇っている。八島湿原まで1時間位だが直感では遅くなるほど天気が良くなりそうである。八島湿原はガスの中からスタートした。近藤局長プラン1コースで沢渡~コロボックル~車山である。途中道がヌカっている所があって閉口したが、人も少なくガスも上がって来た。車山は観光地化して新しいウッドデッキを建設していたが、山の神様のお怒りに触れて祟りが起こるのではないかと危惧された。その頃から風は強い物の天候も回復して来たので、局長プラン3コースで南の耳・北の耳・ゼブラ山を回る周回コースに入る事にした。南西の風が非常に強く周囲の高山は雲の中だが、霧ヶ峰は晴天になり徐々に周囲が見えて来た。北の耳に登ったら乗鞍岳が見えだし、穂高・槍もチラチラ見えて来た。寒い頂上で30分位雲が晴れるのを待っていた。その後は美ヶ原、立山、甲斐駒が見えてきて、最後は蓼科山まで見えるようになった。諏訪湖に降りて片倉館で暖まり、松本に帰って買出しして美登里屋に戻った。今夜は「たっぷりねぎの豚しゃぶ」でこれまた美味で食べ過ぎてしまった。11/4朝は前日より寒いが天気は良い。木曽駒は今シーズン何度も企画したが、悪天候などで登れなかった山である。シーズン最後で半分冬山になってしまったが、何とか登りたいものである。伊那谷に入ると稜線は雲に覆われていて、直感では今日も遅くなるほど天気が良くなりそうである。しかし、山屋は早立ち早着きであるから始発のバスに乗る。千畳敷では予想通り出だしから氷の上で早速アイゼンを履く。積雪は3cm程度だが下は完全に凍っていて根雪になるであろう。登山者は全部で30人程度だろうかね思い思いに登っている。我々は先頭に近い所を登った。乗越浄土では強風を覚悟したが、それほど吹いていなかった。稜線上は完全な冬山で視界は利かなかったが夏道ロープがあって迷う事は無かった。1時間かからず木曽駒頂上に着き記念撮影して下山した。この頃から晴れ始め初冬の雪山の表情を垣間見えたことは良かった。慎重に下り12時のロープウェーに乗って下山した。麓でソースかつ丼と露天風呂で暖まり帰京した。初冬の山は天候判断が難しく、結果的にはもう少し遅く出れば良かったのだが、今回はいろいろ収穫があったと思う。美登里屋の改造工事が始まるので、暫くは裏山シリーズはお休みである。参加の皆さんお疲れ様でした。またご協力に感謝いたします。ありがとうございました。 

檜垣 今回は、雪山をいきなり初体験する事となる、とても充実した2日間でした。
初日は、天候が怪しまま待ちきれずに霧ヶ峰に向かいました。真っ白な状態の八島湿原、車山山頂を経た後に、ラッキーなことに雲が切れて待ちに待った穂高連峰の景色を観る事が出来ました。雪で白くなった稜線と、紅葉の山とのコントラストを満喫出来ました。
やはり、諦めない心は大切なのだと思いました。
2日めの木曽駒ヶ岳は、とても貴重な山行になりました。ロープウェイを降りるとすぐに軽アイゼンつけ、持参した物全てを着用して山頂に挑みました。
寒さと強風の中でしたが、白い世界からいきなり現れた山頂神社はとても感激でした。
そして、下山途中に一瞬雲の切れ間に見た景色も、感動ものでした。軽アイゼンでの歩行の仕方や冬山の装備など学ぶ事が出来ました。
初めての雪山でも、安心して歩く事が出来るようにペースを作ってくれた越智さん、後ろから見守ってくれた野沢リーダー、本当にありがとうございました。
そして、共に手の悴みに耐え、カイロを下さった石崎さん、ありがとうございました。
皆さんのおかげで、雪山に対する印象が良い方向へ変わりました。
そして、今回は美登里屋の鍋メニューの定番になるとうじ蕎麦も手軽に美味しく出来て良かったです。
とても楽しい充実した2日間でした。ご一緒いただいた皆さん本当にありがとうございました。
 
石崎 霧ヶ峰 美登里屋日帰り山行に参加させていただきました。1日目は三俣登山口から蝶ヶ岳ピストンの予定でしたが、積雪の為に急遽、霧ヶ峰に変更となりました。八島ケ原湿原から入山し車山山頂を経て一周するコースでした。登りはじめは濃霧がたちこめ周りの景色は見えず、時折霧が晴れると草地の風景が見えて、北海道チックな風景の中にいる気分でした。南の耳あたりでやっと雲の合間から北アルプスの山脈が見えはじめ、強風の中で雲が通り過ぎるのを待ちました。その後はすっかり晴れて、やっと湿原の全貌が見えて素敵な風景に大満足。普段の登山とは違って、ゆっくりとトレッキングを楽しめました。 
木曽駒ヶ岳 2日目の木曽駒ヶ岳は予定どおりの実施でしたが、事前に野澤リーダーよりアイゼン装備の連絡がありました。山行も急遽、ミニアイゼン講習となりました。アイゼン経験はほとんどなかったので、ロープウェイを降りてすぐにアイゼン装着となり緊張しました。昨日に続き雲の中で見通しはなく、斜面によって強風でしたが、野澤リーダーからポイントごとに指導を受け計画どおり無事に登頂することができました。反省点は、まだ雪の降り始めで積雪も少なくて天気予報も良かったといとうことで油断をしていましたが、3000mという認識が甘かったということです。リーダーの指導があったので無事に登頂はできたものの、自分の想像とはまったく違っていて、とても良い経験となりました。また、美登里屋裏山シリーズで2日間で日本百名山を2峰も登頂してしまいました。美登里屋は奥深いです。
野澤リーダー、同行していただいた越智さん、檜垣さん、ありがとうございました。
 
越智 八島湿原、霧ヶ峰は2度目となったが夏と秋とでは山の様子は一変し高山植物は終わりを迎え、草紅葉の素晴らしい景色を望むことができた。車山からの周回は途中強風もありましたが、北の耳からは雲も晴れ北アルプスがついに顔をだし素晴らしい景色に見とれてしまった。深田久弥さんもこの景色が望める霧ヶ峰を100名山にした理由を体感することができて大満足でした。ただ高原なだけあって、人工物が作りやすいのか、山頂にも重機が入り大工事をしていたのは感慨深いものがあった。美登里屋さんでの夜のお食事は前日に投汁蕎麦を頂き、この日の夜はネギたっぷりの豚シャブで、檜垣さん、石崎さんのお料理上手に大尊敬の眼差しでみておりました!山でないところでも、学ぶことがいっぱいあり、楽しむことができてほんとに楽しかったです。翌日の木曽駒ケ岳は、朝のお天気で強風予想がでておりましたので、乗越浄土まで行ければよいほうかと思い出発しました。ロープウェイをあがると1面冬山の世界。アイゼンをつけて出発しました。以前に登ったときは、カールを直登できるくらい雪が残っていた春山でしたが、今回は氷の上に雪が乗っているような状態で、岩場も出ているので階段を使って乗越浄土まで進んだ。先頭を歩かせてもらったため、慎重にゆっくりと足を運んだ。稜線に出てみると思ったほど風がなく、小屋前で休憩をとり先へ進むこととなった。真っ白ではあるがロープがみえるため進むことができた。ただ、1M前が見えないとなると別の話で、今回はとても好条件だったと思う。山頂までたどり着けたことはとても嬉しかった。下山時も、慎重に歩ききれたことは自信にもなった。美登里屋さんで2泊するととても充実した山行になり感謝しかありません。野沢さん、檜垣さん、石崎さん、3日間大変楽しく、また充実した山行となりありがとうございました。
【特記事項】

温泉 諏訪湖片倉館。諏訪湖畔、上諏訪温泉の中心にあり、大浴場「千人風呂」が有名。深さ1.1mの底に玉砂利を敷きつめた大理石造り。

【ヒヤリハット】木曽駒ケ岳では、少しの雪が被った程度のため、カールでは直登することができず階段と岩場をアイゼンで登り下りとなりアイゼン歩行にはかなり慎重を要した。

 

 

                   

霧ヶ峰

山彦谷北の耳

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山彦谷南の耳

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北アルプスの眺望

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ゼブラ山にて~ 野沢さんに見える山の名前を教えてもらう

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木曽駒ヶ岳

浄土乗越周辺ロープがあるのでホワイトアウトしても進むことができた

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中岳

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木曽駒ケ岳山頂

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山頂記念撮影記念撮影失敗。。

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下山時は、ときどき晴れ間がでた

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【記録者】 越智

20201018-19ー妙高山

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【山 名】 妙高山
【集 合】 2020年10月18日~19日
【行 程】

10/18(日) 8時長野駅集合~妙高杉ノ原ロープウェイ 赤倉山南麓湿原周回~BBH立ち寄り~赤倉ポール庵泊

10/19(月) 6:00ポール庵出発~7:00燕温泉登山口出発~7:35赤倉温泉源湯~8:05北地獄谷分岐(休5)~8:30胸突き八丁入口~9:05天狗堂(休15)~9:45風穴2120M~11:45山頂到着~11:40山頂出発~13:00風穴~13:25天狗堂(休10)~15:20燕温泉登山口到着 燕温泉立ち寄り ~中川車で長野へ~17:30長野駅解散

【参加者】 中川、越智(順不同、敬称略)
【感 想】

中川 今回は妙高山に登って紅葉を楽しもうという計画であったが、なんと前日に妙高山が初冠雪!急遽計画を1日後ろにずらし、初日は偵察もかねて杉ノ原スキー場のゴンドラに乗って上がり、「赤倉山南麓湿原」と山頂駅周辺を散策した。冬場はスキーで何度も滑ったことのあるコースを雪のない紅葉の時期に歩くのはとても新鮮な感覚だった。

翌朝はいよいよ妙高山へ。山深い燕温泉登山口へと車を走らせた。山頂直下の岩場が凍っていたり雪が残っていたりした場合は引き返すことも視野に入れスタート。曇りがちな天候ではあったが標高が上がるにつれ、徐々に周囲の木々が黄色やオレンジと色を変えはじめ、赤倉温泉の源湯や滝の脇を通過したり、渡渉があったりと変化に富んだコースを進んでいった。そうするうちにいよいよ核心部の鎖場に到着。平日にも関わらず何人かの登山者が順番待ちをしており、雪の影響は見受けられずひと一安心。鎖場を通過したあとも山頂までは岩場が続き緊張を強いられた。山頂は風が強く寒かったが真白な浅間山や雪化粧した北アを臨むことができ達成感はひとしおだった。
下りの鎖場は上りよりはるかに難易度が増しているように感じられ、慎重に慎重を重ねて通過。その後も延々と続く下りを地表の変化に注意しながら下りていったが、周囲の木々は朝よりも紅葉の色味を増しているようで、とても美しかった。下山後に入った燕温泉は白いお湯が心地よい趣のある温泉だった。今年のグリーンシーズンの締めくくりとしてふさわしい、充実感満載の一日だった。おっちー、次はスキーだね!
 
越智 前日の降雪により、土曜夜長野集合を急遽変更して日曜日朝に長野へ向かった。長野駅からは中川車にて妙高へ向かい1日観光へとシフトした。山岳会に入ってから、妙高は冬はスキー春は山菜狩りと毎シーズン出向いているが妙高山にはまだ登ったことがなかったので念願の妙高山が楽しみであった。秋に訪れるのは初めて、杉の原ロープウェイで山頂駅に着くと南麓湿原が広がっていたのには驚いた。熊鐘が至る所に取り付けられ、数日前に動いたばかりのロープウェイに乗って人が入ってきてリンリン鳴らされ、熊も冬眠前に驚いたのではないかと心配になった。冬には見られない景色に感慨深かった。
夜はお鍋を囲み明日の妙高山への安全登山を確認した。
登山口の燕温泉に行くのも初めてで、スノーボードの聖地(パウダーの聖地?)関温泉からさらに山を登り到着した。おそらく冬は豪雪パウダー地帯に違いなかった。
7時に登山口より出発、長らく舗装された坂道を進む。途中赤倉温泉の源湯があり周辺は硫黄の匂いがたちこめる。川の水も白く濁り、活火山の痕跡が至る所にある。登りは胸付八丁でひたすら岩場を登るが、分岐の天狗堂までは危ない道はない。登りがきついだけである。天狗堂からは、前々日の降雪でまだぬかるみがあるため滑りやすく慎重に登り続け、鎖場に到着する頃には、数組のパーティーとすれ違い譲り合いながら進んだ。鎖場は足場はしっかりあるので滑らないよう気をつけた。高度感はあった。なにより雪がなくてよかった。山頂付近は岩場のため、最後のひと登りがしんどかったが山頂からの眺めに癒された。山頂には北峰と南峰があり、燕温泉から登ると南峰に着く。ここでもまた、、北峰は風強そうだし、、ということで南峰で一休みし下山した。下山の鎖場には苦戦し、足場が見当たらず時間を費やした。あやさんの下からのアドバイスがありがたかった。
下山は休憩そこそこに燕温泉を目指し、下山してからのんびり温泉に入り長野駅まで車を走らせ解散した。
今回もあやさんには車を出してもらい実現することができ、またポールさんのご好意で登山口近くの妙高に泊まることができ感謝致します。
妙高山の眺めは雄大で、踏み入れれば活火山の痕跡が至る所にあり妙高山からの眺めもまた格別でした。
四季を通して素晴らしい山でした。
【特記事項】

・長野駅新幹線の出発音が信濃の国だった。

・妙高高原スカイケーブルはコロナのため運休していた。

 

 

赤倉山南麓湿原

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湿原内散策

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妙高山紅葉

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赤倉源湯

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白濁した沢

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天狗堂

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核心部鎖場

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妙高山山頂 南峰

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山頂からの眺め

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地獄谷

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下山鎖場

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ゴール!!

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【記録者】 桑野

20201018ー秩父槍ヶ岳

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【山 名】 秩父槍ヶ岳
【集 合】 2020年10月18日
【行 程】

7:52 相原橋バス停横駐車場 → 8:20 野鳥観察小屋(直登コース取付)→ 10:40 秩父槍ヶ岳(P1341)→ 11:20 コンサイス秩父槍ヶ岳(P1430)→ 11:40 P1445 → 昼食休憩20分 → 13:03 野鳥観察小屋→ 13:17 相原橋バス停横駐車場

休憩時間32分+行動時間4時間52分=合計 5時間25分,  距離 5.2km,  累積標高 941m↑, 942m↓

【参加者】 東(リーダー)、松島(順不同、敬称略)
【感 想】

 大若沢に行った帰り、スキっとした岩峰が目についた。いろいろと調べるうちに一般路だけでなく各尾根が登られているようである。これは行かねばなるまいと今回の山行につながった。もとは登山道が付けられていた東稜と言うべき稜から今回は登ってみた。前日の雨で濡れているところがあり、岩峰を大きく巻いたところ、これは樵路と思われる道がいくつも交差した。これだけの急傾斜に植林をしているのかと驚いた。一見深山幽谷の秩父の山は人の生活の山でもある。この人の営みの感じられる山には何か惹かれるものがある。さて次はどの稜から登ろうか? (東)

2年前に計画していた秩父槍ヶ岳にやっと行けた。前日が終日雨だったので、スタートを少し遅らせて入山。尾根に出るまでグズグズの斜面と濡れた落葉でズリズリだったが、アイスバイルのおかげで安定して歩けた。下山もキツい斜度に加えて濡れた落葉が堆積し滑りやすい状態だったがチェーンスパイクが良く効いてザクザクさっさと下山できた。3つのピークはいずれも眺望もなく地味だが静かでこじんまりとした山歩きを堪能できた。今度は中津川方面へ降りてみたい。相原沢も面白そう。(松島)
【特記事項】

駐車場所:相原橋バス停横+路肩15台程のスペースあり、バス停横のトイレは閉鎖中

携帯:au バス停&秩父槍ヶ岳ピーク圏内、沢沿いは圏外

装備: 登攀具一式、ロープ30m1本、藪岩三種の神器(アイスバイル&チェーンスパイク&ショートゲイター)

 

 

天気図

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ルート記録

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左右が切れ落ちた岩尾根が続く

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古いロープと新しめのロープが設置してあったが
ホールド&スタンス共に豊富な左側を登った

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山頂付近は紅葉がはじまっていた

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【記録者】 松島

20201019一大菩薩嶺(長峰)

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【山 名】 大菩薩嶺(長峰)
【集 合】 2020年10月19日
【行 程】

10/19(日) 7:40甲斐大和駅-8:10甲斐大和駅発(栄和交通バス)-8:48小屋平バス停着-9:03小屋平(登山口)-9:19林道-10:21石丸峠-10:47米代-11:20長峰1704m地点-13:05石丸峠-林道-15:15県道-15:23県道沿いタクシーに乗ったところ-16:20甲斐大和駅

【参加者】 近藤(リーダー)、中島、中井、桑野(順不同、敬称略)
【感 想】

 当日は天気があまり優れず今にも雨が降りそうだった。富士山の展望は半ばあきらめていたが、バスの車上から、また石丸峠へ至る道中から、南西に富士の姿を見ることができた。小金沢山、黒岳と眼前に美しい尾根が富士に向かって遥かへと続いていた。尾根はところどころ笹原となって、山の丸みが直接感ぜられ、ここを歩いてごらんよと誘っているようだった。御坂山地、富士山のさらに西にも山々が連なり、遠く赤石山脈も見えた。このままずっと歩いて行きたいと思った。大菩薩の山は懐が深く、大きかった。大菩薩嶺という山名の由来はいくつかあるようだが、山中で感じるその風格は、菩薩の名に相応しいように思われた。一方で、バスで気軽に、この大きく山深いところへ来てしまって、何やら畏しさも感じられた。さしずめ自分は、『西遊記』の孫悟空かもしれなかった。

 米代から長峰へ下った。1704m地点で転倒し足首を負傷した。処置をし、登り返して石丸峠を経て林道へ向かった。小雨が降り注いでいた。往路先々に見えた山々は、白く霧の中に沈んでいる。紅葉はさらに赤くつややかで、石の色は深みを増していた。山は、また違った顔を見せはじめていた。美しかった。

雨音の中、仲間が前を進んでゆく。地面の細かな起伏を感じながら、私は、もっと、山を知りたいと思った。
(桑野)
【特記事項】
・特になし

 

 

富士山

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長く続く尾根

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紅葉

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【記録者】 桑野

20200927-29一涸沢岳

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【山 名】 涸沢岳
【集 合】 2020年9月27日-29日
【行 程】

9/27(日) 7:00清水宅出発~八王子越智宅経由~新島々にて中川合流買い出し~上高地山研泊

9/28(月) 5:30山研出発~6:20明神(休10)~7:20徳澤~(休10)~7:50新村橋~8:45奥又白谷分岐(休15)~10:00 2100M地点(休)~10:50 2300M地点(休)~11:30コ
ル~12:00屏風の耳到着(休1H)~13:30コル(休10)~15:30涸沢ヒュッテ到着涸沢ヒュッテ泊
9/29(火) 7:30涸沢ヒュッテ出発~9:00本谷橋(休5)~10:00横尾(休30)~11:20徳澤(休40)~12:50明神~13:40山研着越智帰京清水、中川山研泊
【参加者】 清水(リーダー)、中川、越智(順不同、敬称略)
【感 想】
清水
天候に恵まれ、屏風の耳からは、360度の大パノラマの眺望にしばし時を忘れるほどの素晴らしさ。翌朝は、モルゲンロードと紅葉の競演に堪能。もちろん三角点もゲットして、楽しい山旅でした。
 
中川
パノラマコースで涸沢を目指す今回の山行。憧れの涸沢の紅葉はとても楽しみな反面、パノラマコースを無事通過することができるか、正直とても不安だった。山研をまだ薄暗い中出発し、横尾を過ぎて橋を渡るといよいよパノラマコースへの道のりに突入。リーダーは「この先はきっと誰とも会わない」と言っていたが、屏風のコルへの急登を上がっていく頃には同じコースを下ってくる人とすれ違い始め、「このコースを上りで使うとは…」「まだまだ先は長いよ」と不吉な言葉をかけられて不安が増長。コルに到着し、屏風の耳から屏風の頭へ空身でチャレンジするというリーダーを見送って、ヘタレコンビの私と越智さんは「行けるところまででいいよね!」と色づき始めた紅葉を楽しみながらのんびりと進んだ。途中、突然と槍が姿を現し、テンションが上がった私たちもなんとか屏風の耳へ到着。360度見渡せる光景に興奮して「あっちの耳からこっちの耳にいる私たちの写真をとって」とリーダーを顎で使ってしまったが、さすがはリーダー! イヤな顔ひとつせず素晴らしい写真を撮ってくださった。
この屏風のコルから涸沢までがこのコースの核心部。最初に現れたガレたルンゼを設置されているロープにつかまりながら恐る恐る通過してほっと一息つく間もなく、その後も次から次へと難所が現れ緊張を強いられる状態が続き、各所でリーダーからアドバイスを受けながら慎重に歩みを進め、眼下に涸沢ヒュッテとテント群が見えた時は、心底ほっとした。パノラマコースは噂にたがわずアドレナリンが出まくるシビレるコースだった。
涸沢ヒュッテからの穂高連峰の眺めは圧巻で見飽きることがなく、翌朝には美しいモルゲンロートにも出会え、大満足の初涸沢だった。
今回は初めて清水リーダーのもとでパーティーを組んだが、パノラマコースを安全に通過できたのも、涸沢ヒュッテで楽しい時間を過ごせたのもリーダーのお力のおかげです。言葉は要らないかもしれませんがありがとうございました。そして気の置けない大切な山友おっちー、今回も笑いすぎて腹筋が鍛えられました!
次回も楽しみです!よろしくね!
 
越智
涸沢の紅葉を楽しみに清水リーダーとあやさんと計画を練った。紅葉シーズンとコロナが重なって人数を制限している涸沢ヒュッテのHP上では満室だったが電話して運よく予約することができ実現することとなった。パノラマコースを登りで使うと聞いて、コルから先のトラバースルート通過が核心部であることは間違いなく疲れているところで通過となるので、万全を期して登ろうと思った。徳澤から先の新村橋を渡る際にソロ登山客と会う。林道をぬけ、奥又白谷分岐まで行くと展望がよく蝶が岳が望めた。この時点では登山客とは出会わず休憩後にコルまでのひたすら長い登りを2回休憩を入れて登った。危険箇所はないが、根っ
こなどで引っ掛かりやすく注意が必要でした。コル近くまで行くと下山者と出会いはじめなんとかコルに到着。コルにデポして屏風の耳を登った。耳まで30分ほどで、大きな岩をまたいで登っていく。周辺は紅葉真っ盛りでとてもきれいだった。耳では、360度の展望で涸沢が小さく見え、とても感動した。1時間ほど滞在して2つの耳のピークを踏んだ。穂高から槍ヶ岳、大天井から常念と蝶、ぐるっと見渡せる素晴らしいピークでした。コルに戻ってから涸沢までが核心部。トラバースルートはガレガレとなっており、ロープはあるものの、滑りやすく慎重を期した。1度や2度ではなく長らく同じようなトラバースが続く。集中を切らさない様に声を掛け合いながら涸沢を目指した。涸沢に到着したときには心底ほっとした。そして、涸沢ヒュッテでは、いろんな出会いがあり、美味しいお酒と山話を楽しみました。朝ごはんはお弁当にしてもらい、朝日前に涸沢に滞在中のみなさんと一緒に写真スポットの池に連れて行ってもらい素晴らしいモルゲンロードを見ることができた。涸沢の紅葉の写真を撮ろうとミラーレスカメラを持参したので、のんびりとした時間で思う存分に写真を撮ることができました。プロの清水さんと写真対決も楽しかったです。帰りは、横尾経由でゆっくりと紅葉を楽しみながら下山しました。今回は、清水さんにはたくさんアドバイスを頂き、また楽しい山時間を過ごすことができました。ありがとうございました。あやさんとは、いつも通り楽しく登ることができて、大満足でした。また是非、いろんな山にご一緒して山旅を楽しみたいです。
【特記事項】
涸沢ヒュッテ日本山岳会割引500円利用夕食18:30
屏風の耳から先の頭までは危険箇所あり
コルから涸沢までは崩れているところ多く、慎重な上り下りが必要
 
・ヒヤリハット
パノラマコースコル~涸沢ヒュッテ間のトラバースルートは、ガレている箇所が多く、根っこなどで滑りやすかった。また、ルート狭くヒヤリ
場面は多かった。

 

 

パノラマコース

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コルから屏風の耳の途中

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屏風の耳

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清水さんと涸沢

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屏風の耳 三角点

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屏風の耳から下山

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常念をバックに

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パノラマコース トラバース

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パノラマコース

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涸沢

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【記録者】 越智

20201010-12一大滝山・乗鞍岳

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【山 名】 大滝山・乗鞍岳
【集 合】 2020年10月10日-12日
【行 程】

10月10日(土)14:00明大前甲州街道歩道橋集合出発→17:00美登里屋着

10月11日(日) 5:00出発→5:40冷沢登山口→8:20鍋冠山→10:30大滝山北峰→12:50鍋冠山→15:00冷沢登山口→温泉(ファインビュー宝山)→16:30美登里屋着

10月12日(月)5:40出発→6:30乗鞍高原観光センター→7:00発シャトルバス→7:50乗鞍山頂(畳平)バス停→9:00乗鞍岳(剣ヶ峰)→10:05富士見岳→10:30乗鞍山頂(畳平)バス停→11:50発シャトルバス→12:00乗鞍高原観光センター→12:30白骨温泉・煤香庵にて温泉・昼食→15::00美登里屋→帰京

【参加者】 野澤(リーダー)、西崎(順不同、敬称略)
【感 想】

野澤:

コロナ禍が続いて「美登里屋の裏山シリーズ」も続いている。今週もいやがらせのように台風が来て、週末の計画は軒並み中止になった。

平日クラブの日月の計画だけが唯一泊りで実施されたようである。大滝山は昨年行って「美登里屋ガッツリ裏山3本指」に入るだろうと思っていた。年に1回は行きたいが軟弱なメンバーでは荷が重いので、健脚を選んで行かねばならない。また、時期は9月が良いのか10月が良いのかも選定しなければならない。乗鞍岳は紅葉の盛りであり、今年最後の3000m峰になるであろうと思われた。

事前にいろいろ声はかけたがパートナーは石崎さんだけになった。彼女は平日クラブでも「名うての健脚」である。体も弱く気も小さいボクちゃんクラスは、彼女に置いて行かれるのではと悩んで全行程トップで歩く事にした。天気は台風一過の快晴になるはずだが、芋熊予報では雲海と言っていたので、鍋冠山はダメだろうと思っていた。土曜日離京する時は雨天で、信州に入ってから止んできた。

翌朝は曇天で三日月が朧に出ていた。三郷スカイラインはまだ暗くてびくびくしながら登ったが、駐車場は誰もいなくてコロナ禍で三密にならない山である事は証明された(下山迄登山者に会わなかった)。雲海と雲海の間を登りながらクマ除けの鈴やホイッスルを鳴らして進む。コースタイムより早くは進んでいるが、湿度100%の森は暗く今にも熊が出そうだ。やはり天気は芋熊予報だったなと言いながら進んだが、2300m位から上方が晴れだして日が差してきた。ボクちゃんクラスの「山岳晴天術」で当然そうなるだろうと思っていたが、「神様、猪熊様」と言う事になった。稜線に登りついて槍・穂高連峰の大パノラマとご対面となって、二人とも万歳三唱してしまった。滅多に見られない素晴らしい雲海と八ヶ岳、富士山、南ア、中ア、北ア、白山の大展望に今までの苦労も消し飛んでしまった。稜線上には2人しかいなくて、大滝山北峰で大の字になり快晴無風の青空にしばし見とれてしまう。こんなに青い空を見たのはいつ以来だっただろう。

雲海の下に入るのは残念だったが、帰りの長丁場を考えて下山した。劇的な1日であった。大滝山は良い山である。

月曜日はもっと天気が良くなって、乗鞍岳も快晴無風。山麓から稜線まで紅葉の最盛期で月曜にも関わらず登山バスは満員である。昨日2616m迄登っているので、高山病の心配も無くスタスタと頂上を目指す。今日の雲海は昨日より高いが昨日より遠くが見えて秋山の醍醐味があった。8月9月10月と連続して登っているが、それぞれに趣があって「美登里屋の素晴らしい裏山」である。山小屋は冬支度でどんどん閉所している。11時のバスに乗ってすぐに白骨温泉に行き、煤香庵でお風呂と投汁蕎麦を頂き、美登里屋に寄って帰京した。

石崎:

1日目。かねてから野澤リーダーにリクエストしていた大滝山が実現した。お天気が危ぶまれていたが、天気予報を信じて決行。登山口には他に車はなく、登山パーティーは私たちだけの様子。二人で熊鈴を装着し、野澤リーダーはホイッスルを吹き歩き始める。いつもであれば、先を歩かされ、私がまどう様子を楽しむ「ボクちゃんクラス」の野澤リーダーなのだが、なぜか今回はずっと前を歩き続けていた。その訳は帰りの車の中で明らかになる。「熊に遭遇したらどうする?」という話になり、「目を合わせてはいけないのは猿だっけ?」と返答に窮する私に、「自分は一人でも逃げる」と言い放った野澤リーダーがいたのである。確かに見通しの効かない場所のタイミングでホイッスルを吹いていてくれたので、熊用心という意味で私がボケボケと先を歩いていては心元なかっと自分でも感じた。

登山道は全体的に非常に登りやすく、階段、すべる岩や木の根、ザレた小石などもほとんどない。植林ではなく、とても気持ちの良い自然林だった。しかし、標高2000mあたりを中心に雲の中に突入し、雨にも感じられる木の枝からの水滴がぽつぽつと落ち始める。野澤リーダーは「芋熊予報め!」と悪態をつきはじめるが二人ともあきらめる様子はなし。

徐々に空が明るくなり、陽射しも出てくる。そして稜線に近づくにつれ青空となり、稜線に出たとたんに一気に大パノラマが展開し、二人で歓声を上げ、万歳三唱とあいなった。雲海の上にはるかかなたの山頂が顔を出しているので、野澤リーダーの山岳解説がとてもわかりやすかった。風もなく、陽射しが暖かく、雲一つない青空。山頂は広くはないが貸し切りなので、二人で大の字になり寝転がる。山頂での爽快感は最高だった。

2日目。乗鞍岳。始発バスで出発。ン十年前に家族で夏休みにドライブに来たときはマイカー規制がなく、車中から大雪渓のスキーヤーを眺めた記憶があった。しかし、登山を始めてから訪れた乗鞍岳は別の山だった。  

この日も晴天に恵まれ、ふもとは黄色に鮮やかな赤が混在する紅葉、山頂付近は緑の広大なh這松林、いくつものピークと池を眺める特殊な山だった。昨日同様、雲海の上に遠くの山頂だけが見える。たぶん頂上には私たちが一番乗り、そして二人占めの贅沢を味わう。早めのバスで下山することにしたが、まだ少し時間に余裕があり、富士見岳を廻り、乗鞍神社にもお参り。

その後も、温泉にそば、リンゴと遊び倒し、平日の特権で18時前に帰京したのである。

コロナ禍の制限があっても、ここまで充実した山行を実施するボクちゃんクラスに改めて敬意を表します。

ありがとうございました。
【特記事項】 特になし

 

 

大滝山山頂から槍ヶ岳

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明神岳

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大滝山山頂

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乗鞍岳山頂剣が峰

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乗鞍岳山頂から西穂高連峰

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乗鞍岳中腹の紅葉

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山頂付近の這松林

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【記録者】 石崎

20200927一十二ヶ岳

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【山 名】 十二ヶ岳
【集 合】 2020年9月27日
【行 程】

9/27(日) 6.15西国分寺駅南口出発→8.07西湖東駐車場出発→8.55三角点(1241M)9.00→9.20長浜分岐→9.50毛無山(1500M)10.00→10.08一ヶ岳→10.40五ヶ岳→11.35十一ヶ岳→12.50十二ヶ岳(1683M)13.10→(休憩5分)→15.08登山口

★みたまの湯へ寄り東京へ(車)

【参加者】 近藤(リーダー)、峠原、和田、桑野、中井、加藤ま、加藤ひ(順不同、敬称略)
【感 想】
私にとって初めての平日クラブ山行。行ってみたかった十二ヶ岳を近藤さんが企画してくださり実現しました。
準備の段階から初めての役割分担等 勉強になりました。
 
雨予報でしたが、リーダーの決行判断♡当日 富士山はほとんどみえなかったものの午後からは晴れてきて、河口湖や西湖がきれいに見えました。岩稜をイメージしていましたが、途中さまざまなお花が咲いていて、変化のあるトレイルを楽しめました。
 
ロープ/鎖の下りは特に難しく、時間がかかってしまいましたが、上級メンバーに助けられ 無事通過することができました。どのルートをいくか、足を置く岩等 メンバーの歩き方をみたり、教えていただいたりできて勉強になりました。忘れないうちにまたどこか行けたら、と思っています。
 
先頭を歩いてくださったあさひさんからは地図読みの奥深さを学ぶことができました。地図って面白いものとわかり、また楽しみが広がった感じがします。
 
またどうぞよろしくお願い致します。
(中井)
【特記事項】
・九ヶ岳、十ヶ岳は危険と判断し、巻いた
・登山道にトイレなし
・みたまの湯 大人入館料780円

 

 

様々な植物

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毛無山から十二ヶ岳まで岩の登り下りがつづいた

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揺れるつり橋

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十二ヶ岳山頂

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【記録者】 中井

20200921一焼岳

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【山 名】 焼岳
【集 合】 2020年9月21日
【行 程】

9/20(日) 6:00明大前駅 甲州街道歩道橋下集合(檜垣)・出発→ 6:45越智宅出発→ 松本、美登里屋着→14:30四国支部 霞沢隊到着 15:30解散→美登里屋泊

9/21(月)5:00起床→ 5:40美登里屋出発→ 6:40焼岳登山口→ 9:20北峰頂上→ 休憩→ 9:40下山開始→ 11:50 駐車場へ下山→ 12:00中の湯温泉→ 昼食→ 東京へ帰京→ 美登里屋へ再泊

9/22(火)5:00起床 →5:30東京へ帰京

【参加者】 野沢(リーダー)、檜垣、越智(順不同、敬称略)
【感 想】
野沢:
松本ベース(美登里屋)から行ける日帰り登山のシリーズ。焼岳は8/8に1度中の湯から登っているがガスガスであった。今回は熊騒動で登れなかった越智さんもリベンジである。桧垣さんとは久しぶりに登るが、この二人に来てもらったのは美登里屋のキッチン改修工事の相談という側面もあった。9/20は天気が悪そうだったので朝発で掃除や打ち合わせをした。また、四国支部の尾野支部長やロマネ・コンティ閣下が霞沢の偵察に入ると言う事で、美登里屋に立ち寄られた。しばし昔話に花が咲いた。夜は焚火を起こしてゾロアスター・オッチーが晴れ乞いのおまじないをしていた。
9/21朝は曇りで風があったが、好天になると期待して出発する。中の湯登山口の路駐は100台位いて過去に見た事の無い激混みであった。何とか近くに路駐して登り出したが、高尾山といい勝負の込み具合でほとんどの人はマスクしていなかった。前夜の呪いとボクちゃんクラスの山岳晴天術のお蔭で天気は快晴になり、色づき始めたナナカマドの紅葉が美しかった。登るにしたがって穂高や乗鞍等の巨峰が見えだして、リベンジは成功であった。頂上では槍ヶ岳や笠ヶ岳、南アルプスも見えたが、記念写真待ちの行列が出来るほどで閉口した。その頃から雲が沸き上がり出して、昼頃には大きな山は見えなくなりそうだった。越智さん、桧垣さんとも問題なく、登り3ピッチ、下り2ピッチでまずまずのペースであった。帰りに中の湯に入って大満足の1日であった。
また今週末に計画しているが、台風接近で次は難しいかもしれない。
 
越智:
今回の山行は、美登里屋さんキッチン改修の相談&四国支部隊との交流&焼岳登山&美味しいお料理レシピを教えて頂いた盛り沢山の連休となりました。
とても感銘を受けたのが四国支部の霞沢隊のお話。小島烏水の鎗ヶ岳探検記の霞沢の遡行にチャレンジするという。このようなお話しをする支部長をはじめメンバーの皆さんの力強さに私も登山熱があがった。(比べたら大したことはないのだけれども、、)
焼岳は、前回は上高地側から入山したが雨のため途中下山したため、今回は新中ノ湯ルートからリベンジ登山でした。連休とあって登山口付近の道には車がぎっしりで登山者が多いことが予想された。登りはじめから森林限界を越えるまではあっという間だった。気候がそう感じさせたのか汗はかいているが快適な登りでした。青空となり、乗鞍岳や霞沢岳、山々の景色が素晴らしくどこをみても飽きず、登りの2時間半は楽しかった!山頂からは穂高、上高地、南アルプス、白山方面を一望でき、次はどこに登れるだろうかと想いをはせていました。下山は登りと違い、あれ?こんな長かっただろうか、、と思うほど。
焼岳は、今にも噴火しそうなほどぐつぐつしているのが地面から伝わってきた。登山道の岩に手をついたら熱くて驚いた。いつ噴火してもおかしくないような荒々しさを感じました。
下山後は、中ノ湯温泉に入りお昼ご飯を食べ、充実した登山日和でした。
その後、、帰京予定で車を走らせるも渋滞にはまる前に美登里屋へ引き返すという選択に驚きつつも、美味しいご飯(大学芋)とお酒とともに6時間近い楽しい宴会をすることができ、登山熱は引き続き継続中であり、これからの登山ライフがさらに楽しみとなりました。
野沢さんいつもありがとうございます。
檜垣さん、今回ははじめてご一緒しましたが、とても楽しかったです。次回も宜しくお願い致します。
 
檜垣:
私にとっては今年初めての、山らしい山への山行になりました。加えて美登里屋キッチンリフォームの現場でのツメや、四国支部の方がたのお話しを聞けたり、焚火をしたり、高速ドライブ(渋滞を避け)したり、と本当に内容盛りだくさんとなりました。
焼岳は、以前上高地側から登った事がありましたが、中の湯側からは初めてなので楽しみでした。 天候にも恵まれ、途中広場あたりからは目指す頂が迫力満点で見えて、テンションも上がりました。 頂上からの展望も期待以上で360℃の景色が楽しめましたが、混雑密状態で「恐るべし四連休!」でした。マスク着用率も低かったです…。頂上から最初の岩場からの下山で恐怖心が出てしまい、その後も身体がガチガチ状態での下山になってしまいとても長い道のりに感じてしまいました。ブランクが長いと身体だけではなく、気持ちまで鈍ってしまったと痛感しました。
今回とても良い機会に巡り会えたと思ったのは、山への向き合い方が素敵な方達とのお話しが聞けたとこです。 四国支部の方がたが小島烏水の軌跡をたどる登山をされていたり、越智さんがいろんな川の源流をたどりコーヒーを飲むことを楽しんでいたり、、、。目標をもって山と向き合う事の楽しみを私も見つけたいと思いました。ありがとうございました。
そして、何か起こった時に機転をきかせて行動にうつし、楽しく時間を有効に使うという野沢リーダーの判断力には頭が下がりました。本当にありがとうございました。
とても内容充実した山行でした。野沢リーダー、越智さん、本当に楽しかったです。またよろしくお願いいたします。
 
【特記事項】
・中の湯コースの登山口にはトイレなし。登山道にもなし。
・中の湯温泉 12:00~ (現在は混雑を避ける為、外湯のお客様は15時まで)¥800
・北峰頂上へのさいごの登り下り、すれ違い注意!

 

 

焼岳山頂

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焼岳山頂から上高地方面

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活火山の証

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密な山頂

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【記録者】 檜垣

20200913-14一甲武信ケ岳

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【山 名】 甲武信ケ岳
【集 合】 2020年9月13日-14日
【行 程】
9/12(土) 20:00長野駅越智着長野ベース(中川宅)泊
9/13(日) 4:55長野ベース出発~7:30毛木平駐車場着~7:50毛木平駐車場発~8:50 1670M地点(休憩)~9:50ナメ滝(休憩)~11:20水源地標到着(休憩)~11:50水源地標発~12:45甲武信ヶ岳山頂着(休憩)~13:15甲武信ヶ岳山頂発~13:40甲武信小屋着
9/14(月) 6:25甲武信小屋出発~6:50甲武信ヶ岳山頂(休憩)~7:05山頂発~8:00三宝山頂着(休憩)~8:10三宝山発~8:50 2282M地点(休憩)~9:15尻岩~9:45武信白岩山(休憩)~11:10大山~12:15十文字小屋着(休憩)~13:00十文字小屋発~14:30分岐着~14:35毛木平駐車場着南相木温泉滝見の湯~各自帰路へ
【参加者】 中川(リーダー)、越智(順不同、敬称略)
【感 想】
中川 :
 この春に住まいを長野に移し、千曲川がぐんと身近になった私にとって、甲州(山梨)・武州(埼玉)・信州(長野)の三州に跨る甲武信ヶ岳を千曲川の源流を辿るコースで登る今回の山行は、自分の拠点となるエリアを深く知るという意味でもとても楽しみであった。
 毛木平からスタートし千曲川の流れに沿って進む苔むす森は言葉では言い尽くせないほど美しく、心身ともに癒されながら登山を楽しむことのできるコースであった。始めは川幅こそ平地の何分の一以下でも水流はその力強さをみせていた千曲川も、徐々にたおやかな流れになり、ついには砂の隙間からコポコポと湧き出している水源にたどり着いた。この苔むす大きな山に蓄えられた水がここから流れ出し、様々な流れを束ねて次第に川幅を広げ、最終的には信濃から越後を経て日本海に流れ込む日本一長い大河となることを改めて実感し、感慨深くその水を味わった。水源地点から先はほとんど人もいない急登を上がり頂上へ。それまでたれこめていた雲が一瞬切れて、富士山を望めたのは普段の行いの賜物だろう。頂上で越智さんが淹れてくれた千曲川源流コーヒーはとても美味だった。宿泊した甲武信小屋はご主人の気さくな人柄が魅力の素敵な小屋で、食後にはビデオ上映会が開かれ、ヤマネの来訪もあったりと楽しい一夜を過ごすことができた。
 翌日は埼玉の最高峰三宝山や大山、十文字峠を廻って毛木平に下りるコースだったが、アップダウンが激しく垂直な鎖場を降りたと思えばまた登り返したりとなかなか2,000mから降りられず苦労したが、お天気もよく、足元のキノコを観察したり、鹿の親子と遭遇したりと長い道のりも楽しく下山でき、充実感たっぷりの二日間だった。越智さん、今回も楽しい時間をありがとうございました。また、よろしくお願いします!  
 
越智 :
 今回は千曲川信濃川源流を目指し、長野、山梨、埼玉の3県の稜線を歩く1泊2日の甲武信ヶ岳山行。前日に長野ベースに集合し、早朝出発、毛木平駐車場より入山。苔むした川沿いの登山道を歩くので、涼しくて心地よく、緑に囲まれたオアシスのよう。空気が美味しく、鼻からいっぱい空気を吸い込んでは深呼吸をしてなんともいえない感覚になる。(私の中の、、)ベスト1に選ばれし登山道でした。お昼からの雨予想が、10時くらいから小雨が降り出した。今回の目的の1つ、「源流コーヒー」のために源流にて水を汲んだ。源流地点までは穏やかな路でとくに危ない箇所はなかった。ただ、源流地点を過ぎてからは一気に登りはじめた。ひたすら登り山頂に着いたころには雨が止んでいた。源流コーヒーを淹れていると霧もとれ雨上がりの素晴らしい景色を眺めることができた。2人の日頃の行いの良さに感謝した。笑 そして山岳会で出会って信頼できる山の仲間が出来たこともうれしかった。
 山頂で出会ったのは1人のみ。少し会話をして100名山ハンターだとわかった。こうゆう会話も楽しみのひとつ。午後は雨も降らず甲武信小屋に到着してからは外のベンチで過ごす。小屋のオーナーである徳さんがいらっしゃりコロナの現状なども含めいろいろお話しを聞き充実した時間を過ごした。暖炉を入れてくださり、東京からのパーティーと夕食まで過ごした。普段は100数十人と入る小屋に、3パーティーのみ。人数は減らしているがそもそも予約が入らないそう。夕飯後は徳さんの映像鑑賞等をして宿泊者と懇談。従業員に小屋に入ってくるヤマネを見せてもらい、7時半には就寝した。
 翌朝は、6時半に出発、山頂では富士山が顔を覗かせていた。周回ルートとなるので、埼玉長野の県境を歩く。三宝山〜武信白岩山〜大山とアップダウンがあり、2000mで登ったり下りたりをひたすら繰り返す。今回一番の核心部は大山の梯子と鎖場だった。根っこが多く、滑らないように慎重に下りた。十文字小屋まで5時間近くかかっているが十文字小屋からは下るのみ。途中、鹿の親子に会い、熊女から鹿女となった。
 毛木平の周回はとても気持ちよいルートでぜひおすすめしたい場所でした。焼岳に続き、楽しい山行となりました。あやさんありがとうございました。
 
【特記事項】

<<ヒヤリハット>>

大山の梯子と鎖場は木の根っこと岩場がひしめき合って滑りやすくなっていた。山頂から十文字小屋までは、木の根っこに要注意であった。

<<追加情報>>

甲武信小屋1泊8,500円17:00夕食5:00朝食
夕食後は徳さんが撮影した甲武信ヶ岳の四季に咲くお花のビデオ鑑賞
南相木温泉滝見の湯長野県南佐久郡南相木村5633-1 TEL 0267-91-7700

 

 

 

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【記録者】 越智