科学委員会
KAGAKU                        例会記録 2019

1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月

科学委員会12月度例会議事録

◆ 日時:2019年12月19日(木)  18時30分〜20時00分
◆ 場所:JACルーム集会室
◆ 出席者(出席表記載順、敬称略)
伊藤、大澤、木曽、長岡、近藤、石岡、福岡、鴨志田、稲垣、石田、松浦、下田、町澤、米倉、坂井、平野(記録)以上16名
議題
1)理事会報告
(近藤理事 代平野)
年次晩餐会には509名の会員が参加、盛大に催された。

2)120周年記念事業委員会報告(詳細は例会案内添付資料1参照)
@日本エクアドル友好合同登山:秋にエクアドルから日本訪問予定。 Aグレートヒマラヤトラバース、カンチェンジュンガトレッキング:10月26日〜11月9日3名参加でカンチェンジュンガ終了。グレートヒマラヤトラバースは来年3月1日〜4月19日を予定。 Bヒマラヤキャンプ:クライミング訓練、雪上訓練終了。6〜8名のメンバーを今年中に確定。Cエベレスト登頂50周年(福岡委員が報告):5月9日豊岡市にて展示、パネルディスカッション、蘓武岳登山を予定。科学委員会から福岡委員が委員として参加し、展示に関わる。エベレストの成因をポスターで示す。子供を対象に考えてきたが中高年中心になりそう。パネルディスカッションは集客上問題がありそうなので東京や大阪でもやる案が出た。 Dヒマラヤ登山映像:JAC所蔵の映像を整理中。 E山の天気ライブ事業:猪熊氏によるライブを2月29日(机上)、3月1日(実地)に神奈川支部で行う。 F古道調査:全国の支部への呼び掛けを1月末締め切りでお願いした。 G記念誌:「日本山岳会人物誌120年の歴史を紡いできた人々」を刊行する。

3)新年会(伊藤)
現在22名が参加予定で20名はクリアできそう

4)マナーノート
増刷分3万部のうち14000部、英語版1万部は3000部配布済。62万円予算に対して65万円支出

5)探索山行
伊吹山、村山古道、東大清澄演習林、山のみずうみ探索などが提案された。6月中旬を実施の時期として今後詳細を詰める

6)令和2年度予算(平野)
1月15日締め切りで本部より提出依頼があった。事業計画書(添付1)、予算書(添付2)
で審議し、了承された。事業計画には「公益目的」にフォーラム、安全登山ハンドブック、エベレスト登頂50周年事業、「共益目的」には探索山行、研修山行、内部研修を記載。予算は本年度84万円余に対し来年度は33万円としたが、差はマナーノート増刷62万円が来期は無いことによる。なお来期作成予定の安全ハンドブックは遭難対策委員会で予算化するよう要請予定

7)フォーラム
(フォーラムという呼称について)
長岡委員より現在のフォーラムはその内容からは講演会という方がふさわしいのではないかとの意見が出され議論。確かに実態は講演会だが、過去「シンポジウム」と称して実施してきたものを10年前になるべく参加者に親しみやすい形でやりたいとの趣旨で「フォーラム登山を楽しくする科学」に変更した経緯や、「フォーラム」の定義が明確には定まっていないこと、これまで参加者から異論も出ていないので当面はフォーラムで継続することにした。
(広報について)
長岡委員経由で山渓と岳人に開催告知掲載をお願いする件で、長岡委員より上記のことや締切日記載、参加費などいくつか提案があった。掲載依頼の原稿は平野が改めて作成して長岡委員に送ることとした。最近の参加者数減少に対して広報をより強化すべく新聞、ミニコミ紙、近隣支部や同好会のメーリングリストへの掲載依頼、JACホームページ、メルマガへの掲載などを今後実施する予定。メールでの広報にはチラシ掲載が効果的との意見があり長岡委員と今後相談。

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科学委員会11月度例会議事録

◆ 日時:2019年11月21日(木)  18時30分〜19時30分
◆ 場所:JACルーム集会室
◆ 出席者(出席表記載順、敬称略)
鴨志田、松本、稲垣、石田、長岡、小疇、大澤、木曽、下田、中場、松浦、米倉、近藤 平野(記録)  14名
議題
1)理事会報告(近藤理事 代平野)

・本年の晩餐会は警備が厳しく、晩餐会以外の展示等の参加者も全員予め氏名を総務委員会に伝えること。晩餐会以外で会場に来る人は500円/人徴収する。18日で締め切ったが、まだ予定の7割以下ということで、締め切りを延長して受け付けるのでPRをお願いする。
・登山道等の台風被害状況を総務委員会に通知して欲しい。

2)120周年記念事業委員会(平野)  資料1参照
 科学委員会から福岡委員がエベレスト登頂50周年PJに参加

3)研修山行(平野、下田)  資料2参照
 講師の植木先生には手取り2万円を謝礼として支払った。事務局手続き済

4)2020年新年会(伊藤 代平野)  資料3参照
 1月16日(木)18:00〜20:00 目白駅前TRADビル4Fリュドビンテージにて。例会時に出席予定を募った結果は以下のとおり。
参加:平野、松本、稲垣、石田、小疇、大澤、木曽、松浦、米倉  (9名)
未定:鴨志田、長岡、下田、中場、近藤  (5名)
20名以上を条件に6500円/人。20名未満は13万円/参加人数。奮ってご参加を。

5)マナーノート(伊藤 代平野)
英語版刊行をHPトップページに掲載。英語版訳者に4400円相当の菓子贈呈。英語版の配布は送料セーブのため自然公園財団、山岳5団体経由を検討

6)安全ハンドブック(平野)
10月の例会で遭難対策委員会、医療委員会と再度役割等を打ち合わせることとしたが、日程調整が出来ず12月20日に予定する。

7)その他
・フォーラムは2020年3月14日(土)慈恵医大西新橋キャンパスで実施決定。演者は鹿屋体育大学教授山本正嘉氏「中高年登山者の登山」、森林インストラクター石井誠治氏「日本百名山伊吹山お花畑の不思議」、産総研中野俊氏「山のみずうみ」に決定。1月に入ったら広報活動、レジュメ作成などの作業に入る。

・議題が少ない時に余裕時間を有効活用するため内部研修を行う。話題提供者を募る。
(長岡氏、上氏、米倉氏など候補)                       以上     
   

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科学委員会例会報告(2019年10月)

日時:2019年10月17日(木)18時30分〜20時
場所:JACルーム集会室 
◆ 出席者(出席表記載順、敬称略)
伊藤謙二、大澤アツシ、松本博子、福岡孝昭、石田要久、上 幸雄、小疇 尚、近藤善則、鴨志田隼司、下田俊幸、松浦祥次郎、稲垣哲郎、町澤健司、末広 坦、近藤雅幸、米倉久邦、平野裕也(記録)  以上17名
議事
1)フォーラムテーマ(平野)
「中高年登山者の登山」鹿屋体育大学教授 山本正嘉氏、「山のみずうみ」産総研客員研究員 中野 俊氏 「百名山伊吹山お花畑の不思議」森林インストラクター・樹木医 石井誠治氏 の3件(いずれも仮題)に決定した。年末頃からレジュメ執筆依頼などを行う。

2)安全ハンドブック(平野)
7月例会で報告したとおり、「遭難対策委員会、医療委員会が主体になって検討し、科学委員会はサポート」という進め方に対して後日医療委員会から人材不足や出版ノウハウの関係で科学委員会がイニシアティブをとって欲しいとの要望があり検討した結果、何を科学委員会に期待しているのかなど若干不明なところがあるとの意見が出され、再度3者での打ち合わせを持つことにした。なお、松浦委員より「安全」より「リスク」の方が適切ではないかとの意見があった。

3)科学委員会名簿の見直し(平野)
事務局管理の委員名簿に34名を登録(内22名をJAC科学委員名簿に登録)した。34名の委員とは引き続き情報共有する。名簿はパスワードの制限付きで委員に公開することとした。

4)研修山行(小疇、伊藤)
10月24日の犬吠埼伊能図実地研修参加者は伊藤、福岡、稲垣、鴨志田、平野裕、近藤善、中場、町澤、米倉、下田、小疇の11名。ほかに千葉支部より5名が参加。東京駅7時37分発房総特急「しおさい1号」乗車のこと。銚子ビジターセンターに食堂あり。なお、下田会計担当が講師の植木先生に謝礼を準備する。

5)山のマナーノート進捗(伊藤)
英語版発行を「山」に掲載予定。2名の訳者には菓子を送る。日本語版発行で頂いた寄付28万5千円は今後マナーノートにかかわる本部予算以外の支出に使用する。日本語版3万部増刷し、1.7万部が残。来夏シーズン近くに要望先に発送予定。委員各位に日本語版、英語版各10部づつ配布し、心当たりのあるところに配布していただく。
*今回欠席の委員の方は11月例会時にお持ち帰りください

6)120周年記念事業(近藤理事)
記念事業のうち、フォーラム部会内のエベレスト登頂50周年記念フォーラムプロジェクトは福岡氏が参加する。120周年記念事業委員会は平野が出席。

7)理事会報告(近藤理事)
・準会員規程の見直し:3年で本会員になるか否か選択するが、手続きが面倒なため辞めてしまう人が多い。また、準会員の支部役員就任の制約などもあり、これらを改善すべく準会員規定を改定した。
・山岳会会員名簿発行:要望があるが個人情報管理の観点から発行しないこととした。

                                   以上

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科学委員会例会報告(2019年9月)

日時:2019年9月19日(木)18:30〜20:15
場所:JAC集会室 
出席者(出席表記載順、敬称略)
伊藤謙二、松本博子、木曽雅昭、石田要久、上幸雄、福岡孝昭、稲垣哲郎、石岡慎介、鴨志田隼司、平野裕也(記録)、芳野赳夫、近藤善則、中場義則、下田俊幸、末広坦、北野忠彦、小疇尚、松浦祥次郎、町澤健司、長岡正利、米倉久邦 (21名)
議事
(1) 理事会報告

担当理事欠席のため割愛

(2)120周年記念事業委員会報告
過去2回の委員会の討議概要を報告、120周年記念事業委員会委員は委員長の平野が担務、エベレスト登頂50周年記念展に関してはこれまでの経緯をご存知の福岡孝昭氏にお願いすることとなった。

(3)委員会規程の見直し
担当理事より依頼されていた委員会規程にある科学委員会の業務内容については現行通り@登山に関する科学的な調査研究及び登山者への普及啓蒙Aシンポジウム等の開催B理事会特命事項 として報告する。

(4)委員会名簿の見直し
  これまで35名の委員が登録されていたが、審議の結果22名を登録することが承認された。長期にわたって連絡のない委員もいることから今回は個別に委員の意向を伺い、その意思を尊重して名簿を整理するとの方針で作業を進めてきたので、連絡の取れなかった委員や本人の意思で委員を辞退された方は名簿から削除することとした。
  なお、例会への参加は難しいが委員会主催のイベントへの参加や活動支援をするとの意思表示をされた委員は上記22名と合わせて事務局管理名簿に委員として登録し、これまで通りメーリングリストに登録して委員会活動情報を提供することとした。これまでの名簿はファイルで残し、履歴として管理する。

(5)2020フォーラム
  2020年3月14日(土)13時〜17時、慈恵会医大高木会館B1南講堂を仮予約済。委員からのテーマ提案は23件あり、各テーマの補足説明、討議のあと、重複している提案をまとめた16件について各委員が取り上げたいと思うテーマを投票していただいた結果、添付資料の通りとなった。得票の多い順に「中高年登山者の登山」、「伊吹山のお花畑の不思議」、「山の天気」、「山のみずうみ」の4テーマを対象に講師や内容を詰める。

(6)山のマナーノート(伊藤)
3万部増刷し、順次配布している。モンベルより5万円の寄付をいただいた。英語版も完成し、今後順次配布する。

(7)安全ハンドブック(平野)
 今年度の事業計画に記載されている安全登山ハンドブックについて7月9日に遭難対策委員会、医療委員会と打ち合わせた結果、2者が中心で検討、科学委員会は必要に応じ支援することで合意した。

(8)研修山行(小疇)
10月24日に計画されている「伊能忠敬測量後200年の地形変化」について概要説明があった。資料については次回例会時に配布する予定。なお、例会時に参加意思を確認したところ、伊藤、福岡、稲垣、鴨志田、平野裕、近藤善、中場、松浦、町澤、米倉、小疇がの11名が参加、石岡、下田、木曽が調整中との結果となった。今後MLで参加を呼び掛ける。

(9)山のマナーノートをHPトップに掲載(近藤)
英語版についてもトップに掲載する要請があった。

(10)新入会員オリエンテーションでの入会勧誘
9月5日にオリエンテーションがあったが、委員長、事務局長とも都合悪く、資料配布のみ依頼。
                                 以上(記録:平野裕也)

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科学委員会例会(2019年8月) 暑気払い

◆日 時  2019年8月15日(木)18:00〜20:00
◆場 所  リュド・ヴィンテージ目白
◆参加者 21名


                                                   photo:A.Hirano

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科学委員会例会報告(2019年7月)

日時:2019年7月18日(木)18:30〜19:45
場所:JAC集会室
出席者(出席者名簿記載順、敬称略)
鴨志田隼司、小疇 尚、米倉久邦、松本敏夫、近藤善則、北野忠彦、石田要久、末広 坦、野口いづみ、稲垣哲郎、下田俊幸、木曽雅昭、福岡孝昭、坂井広志、平野裕也(司会・記録)、伊藤謙二、芳野赳夫、近藤雅幸、大澤 、松浦祥次郎

議事
開始にあたり新業務執行理事に就任した坂井副会長、担当理事に就任した近藤雅幸理事より挨拶があった。

(1)理事会報告(近藤理事)
・委員会規程の見直し  9月度例会で審議のこと
・委員長交代に伴う委嘱状発行
・委員長交代:(自然保護)谷内 剛、(国際)中山茂樹、(図書)神永幹雄、(山の日)成川隆顕、(科学)平野裕也、(YOUTH)星 征雅、(家族登山)五十嵐百子、(山研)和田 薫
・大峰山前鬼沢で会員によるいたずら書きがあり関西支部で消し作業実施
・全国支部懇談会で禁煙テーブル上に吸い殻
・南御室小屋が会員優遇サービスを中止(会員の不適切な行動が理由)

(2)山のマナーノート報告(伊藤)
・増刷3万部を関係先に送付作業実施中(福岡、木曽が奮闘)

(3)研修山行(小疇)
伊能地図と現況地形の違いを房総半島?風ヶ浦周辺で観察する。ジオパークとなっているが歩行による観察ルートの設定が難しい。10月24日(木)銚子駅10時集合、17時解散の予定。千葉科学大学の植木先生に解説を依頼してみる(福岡)

(4)暑気払い(伊藤)
8月15日(木)18:00〜リュド・ビンテージ目白にて。現在の参加者は石田、伊藤、稲垣、大澤、木曽、北野、小疇、近藤(雅)、下田、末広、平野、福岡、町澤、松浦、坂井の15名(石岡未定)。あと5名必要なので再度MLで募集するともに福山、平野彰、石井、長岡、中場などに直接確認する(平野彰は米倉がTEL)。

(5)委員名簿更新(平野)
福岡前委員長からの申し送りで内藤、松本(博)、大澤3名を追加し市川を削除予定

(6)委員会組織の見直し(平野)
現在35名がJAC科学委員会委員名簿に記載されているが、数年にわたって連絡のない委員もいる。一方で科学委員会メーリングリストに登録している委員は48名おり、そのうち13名は委員会の名簿に記載されていないなど、委員会の構成が不明瞭になっている。ついては@委員として例会に出席する意思がある A例会出席は難しいが委員会の行事等には参加し、必要な場合支援する B例会や行事に参加できない の3択で48名の委員に意思を伺い、@はJAC委員会委員名簿に記載、Aは委員会事務局が名簿管理しサポート委員として委員会活動の情報提供を行う Bは名簿から削除  とする提案に対し議論
・Aは例会出席できないとの印象を与える
・委員会名簿から削除されるのは寂しいと思う人もいるのでは
・@とAの間で選択が難しいのでは
・数年前は削減を厳しく言われたが、今は何も言われない
等の意見が出された。選択肢の文言を修正したうえで委員の意思を確認し、結果を見て最終的にどうするかは別途議論することになった。

(7)その他
・探索山行候補地アイデア、フォーラムテーマアイデアについて過去の実績資料を配布(探索山行資料で2017.10.4立山カルデラは研修山行の間違い)。今後毎回の例会で議論するので思いつくことがあればご連絡いただきたい。直前であわてないようにしたい(平野)
・ホームページを管理するソフトが古く、現在更新できない状態。何とか直したいがしばらく待ってほしい。オンラインでHPを管理できるのでデジタルメディア委員会に相談するのも必要かも(近藤善)
・6月度例会報告で伊藤事務局長を伊藤幹事長と誤記した。訂正する(福岡)

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科学委員会例会
報告(2019年6月)

◆日 時  2019年6月20日(木)18時30分〜19時30分
◆場 所  日本山岳会 本部 集会室
◆出席者  町澤健司 鴨志田隼司 松本博子 松本敏夫 北野忠彦 末廣 坦 近藤善則 石岡慎介 石田要久  下田俊幸  稲垣哲郎 木曽雅昭 松浦祥次郎 福岡孝昭 平野裕也 伊藤謙二 大澤 ?(アツシ)   
以上17名(順不同)
司 会  福岡孝昭   書 記 町澤健司 大澤 ?(アツシ)

議 題
1.理事会報告(斉藤理事代福岡)
  5月20日開催分 ・総会準備のフォロー ・総会通知中の各委員の事業報告を指示 ・8支部からの「特別事業補助金」申請は減額の上、承認された ・エベレスト50周年記念事業のグレートヒマラヤトラバース案の報告 ・ココヘリ提案は理事会で不採用 ・大峰山系の落書き(聖護院)にJACの記載あり問題になっている。
  6月開催分の報告はまだない。 斉藤理事は今年度で退任予定。  

2.記念行事委員会報告(福岡)
  6月3日開催 ・グレートヒマラヤトラバース計画には自費参加出来る ・JACのエベレスト登頂記録の保存をDVD化する(編集委員会が中心になって進める)。 

3.「マナーノート委員会」報告(伊藤)
  本例会前の時間に今年度の増刷を検討 ・3万部を印刷する(7月10日印刷完了予定)。 
・各支部の要望数量を把握して発送 ・配布負担軽減のため9月支部総会時に手渡しも ・発送分の送料はJACで負担(寄付金残高有) ・立山カルデラ砂防博物館、登山研修所、上高地ビジターセンター等への配布は福岡委員が担当 ・英語版は原稿を基に印刷レイアウトを検討する ・安全登山ハンドブックの検討を遭難対策委、医療委とともに始める  

4.探索山行報告(下田、福岡)
  6月15日(土)〜16日(日)開催 29名参加。
  15日 雨天、山荘の中村さん植田さんの案内で見学の予定であったが「富士山ミュウジアム」を見学、昼食。 
その後、雨の中、三ツ峠山荘まで登山、夕食前に中村さんの講義。
  16日 好天、アツモリソウ等の保護状況を見学後下山。
    紅葉台まで登頂、昼食後青木ヶ原溶岩流の流れを見下ろし、本栖、精進、西の3湖の成因説明、「富士山」の火山活動の特徴と今後などの説明。(福岡)
 怪我人1名への対応、反省点の報告。(下田) 会計報告、ほぼピッタリの会計であった。(下田)
  
5.暑気払いの会(福岡)
  8月15日(木)18時〜20時30分 「リュド・ヴィンテージ目白」、参加費の関係で」20名以上の出席が望まれる。今回の例会欠席者の積極的な参加が期待される。  担当:伊藤委員。

6.平野裕也新委員長挨拶(平野)
  ・新委員長  課題がいろいろ有るが以後2年間よろしくお願いする。
  ・伊藤事務局長 委員長をサポートしていく。
 ・会計 下田(継続)

7.その他
 ・2019年度自然保護全国集会の案内
 ・7月例会 7/18(木)18:30〜 集会室

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科学委員会例会報告(2019年5月)

◆日 時  2019年5月16日(木)18時30分?20時20分
◆場 所  日本山岳会 本部 集会室
出席者  木曽雅昭 石田要久 伊藤謙二 大澤 松本博子 野口いづみ 北野忠彦 鴨志田隼司 
平野裕也 下田俊幸 福岡孝昭 芳野赳夫 長岡正利 松本敏夫 小疇尚 末廣坦 石岡慎介 以上17名(順不同)
司 会  福岡孝昭  書 記 松本博子、長岡正利

議 題
1.セミナー:5G(第5世代通信)、ワイドFMとは(芳野)
  5Gは現在使われている4Gに比べると10万倍の信号を高速でやりとりが出来る。しかし、波長が短い
ため直進性が増すので障害物があると、遠方に届きにくい。山での使用には問題がある。
最近経済的理由で、民間のAM放送の閉鎖が予想されている。これは災害等の緊急情報の伝達手段が無く
なることになるので、危惧されている。一方、FMは電波の到達距離が短い欠陥がある。そこで、AMに
近い波長域を利用したワイドFMを利用しての放送が検討されている。

2.理事会報告(齊藤理事代福岡)
  齊藤理事からの資料が届いていない。

3.記念行事委員会報告(福岡)
  5月8日に開催された。来年がエベレスト登頂50周年。豊岡市の植村記念館と連携して、記念事業を計画。
  イベントとして展示、講演会の他「子供達の登山」を計画中。
  「グレートヒマラヤトラバース」を、「来年から始めよう」との意向がある。自前で企画・参加・経費持ち。

4.「マナーノート委員会」報告(伊藤)
  本例会前の時間に今年度の今後の計画を話し合った。既定方針どおり、今年度は3万部増刷する。
  新しい広告(モンベル)の可能性、初版の広告主の掲載について議論。
  英語版発行のため、英訳を石塚氏(多摩支部)に依頼。
  「安全対策ノート」作りについて、遭難対策委・医療委とも相談。

5.探索山行について(下田、福岡)
  会報『山』に掲載して40名を募集中。委員13名・一般15名が参加申し込み済み。
  経費は、バス19万円・宿泊8500円その他で一人2万円を予定。三ツ峠山荘は40人宿泊可。
  更に、参加者増のために声かけをお願い。
  初日は山荘の中村さんの案内でアツモリソウ保護活動を見学。夜はセミナー、TVで写真を見せていただく。
翌日は西湖南の紅葉台で、青木ヶ原溶岩流の地形を観察、西湖、精進湖、本栖湖の成因、富士火山の活動
などの説明する予定。
 
6.暑気払いの会(福岡)
  従来どおりで良ければ、例年の場所を予約。

7.次年度役員について(福岡)
  メールで、他薦11件を頂いた。その結果、平野裕也さんにお願いしたい。出席委員一同、異論無し。
これに対して、平野氏は「突然なので、数日の間、ご猶予を」とのこと。

8.その他
 特になし。6月例会 6/20(木)18:30〜 集会室

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科学委員会例会報告(2019年4月)

◆日 時  2019年4月18日(木)18時30分〜20時30分
◆場 所  日本山岳会本部 集会室
出席者  木曽雅昭 石田要久 伊藤謙二 大澤アツシ 松本博子 野口いづみ 北野忠彦 鴨志田隼司 平野裕也 町澤健司 中場義則 下田俊幸 松浦祥次郎 福岡孝昭 芳野赳夫 西村智麿子 米倉久邦 以上17名(順不同)
司 会  福岡孝昭  書 記 鴨志田隼司
議 題
1.セミナー:火山マグマはどのようにして生じるのか?(福岡)
  マグマ発生・上昇・噴火のメカニズムについて,岩石融解(マグマの発生)の要因による科学的解説があった.
  火山ができる主要な場所:ホットスポット・中央海嶺(減圧融解),沈み込み帯を含むプレート収束境界(加水融
  解)によってマグマが発生する.
2.新委員紹介(福岡)
  伊藤委員紹介による大澤?(アツシ)氏(2018年度入会:アルパインスキークラブ所属)が自己紹介を行う.
3.理事会報告(斉藤理事代福岡)
  先月および今月の理事会報告:予算決定,通常総会式次第決定(6月22日開催)
4.記念事業委員会報告(福岡)
  120周年記念事業委員会:「エベレスト登頂50周年記念行事」の記念講演・展示のイベントが2020年5月に
  予定されており,科学委員会には展示イベントへの協力要請がある. 
  また,ヒマラヤGHT(Great Himalaya Travel)としてのツアーが企画されている.  
5.「マナーノート小委員会」報告(伊藤)
今年度は各支部配布希望、インフォメーションセンター等への配布に3万部増刷予定.また英語版の翻訳者が紹介された.5月末にゲラ原稿,発注先と配布先を検討中である.
  「安全登山ノート(仮)」は医療委員会と遭難対策委員会とで役割分担してもらい,科学委員会としても協力して
  ゆく方向にするか検討中である.
6.フォーラム報告(米倉・下田)
  一般参加者45名(アンケート集計41名)でその結果によるとフォーラムの講演内容はいずれも好評であった.  
  本年度は若い人の参加が少なかった.本年度は会場の無償提供がされず,参加費を若干値上げした.
7.2018年度会計報告(下田) 
  平成30年度の会計が報告された.赤字にはなっていない.
8.探索山行について(福岡,下田,米倉)
  「アツモリ草保護活動の現場と富士山北麓(紅葉台)を訪ねます」探索山行のお誘いとして,会報「山」4月号
  への掲載を依頼する.科学委員会のホームページにて探索山行の趣旨を明確にする.福岡,下田,米倉の各委員
  で下見山行を5/11、12の日程で行い,宿泊施設などの詳細な情報を収集することにした.
9.次年度役員について(福岡)
  次年度の委員長候補につき自薦他薦で福岡委員長へ申し出ることにした.その際に,5月例会までに案を決める
  のが良いか,6月から新委員長で活動するので5月の例会で決定するのが良いのかが話し合われた.その結果,
  現委員長を候補に入れずに,委員各自から5月10日までに,委員長候補の自薦他薦を福岡委員長までメー
  ルで提出することにした.
10.その他
  5月例会 5/16(木)18:30〜 集会室
  科学委員会の集会は第3木曜日で8月,1月は休会とするが,暑気払いと新年会をこれにあてる.

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科学委員会例会報告
 (2019年3月)
  
◆日 時  2019年3月7日(木)  18時30分〜20時
◆場 所  日本山岳会本部 集会室
出席者  伊藤謙二 木曽雅昭 福岡孝昭 石田要久 松本敏夫 下田俊幸 北野忠彦 芳野赳夫 米倉久邦 西村智磨子 平野裕也 松浦祥次郎 近藤善則 小疇 尚 町澤健司 松本博子  以上16名
司 会  福岡孝昭  書 記 木曽雅昭 

議 事
1.  セミナー;火山マグマはどのようにして生じるのか?(福岡) は次回に延期
2. 新委員紹介 (福岡) 
     松本博子(2018年度入会)氏自己紹介を行う。 
3. 創立120周年記念事業委員会報告 (福岡)
     今回は欠席、次回4/1。 「エベレスト登頂50周年記念行事」及び「日本・エクアドル友好100周年交流行事」の資料紹介があった。
4. 「マナーノート小委員会」報告(伊藤)
  各支部からの配布希望に答えられていない配布積み残しがある。そのため増刷することとし、本部に予算要求している。 日本語版3万部40万円、英語版1万部22万円。英語版に韓国語や中国語併記の意見があったが、既定の英語版とし、次回に着手の詳細を検討し進める。
    安全ノート(仮)については遭難対策委、医療委と共同で進める準備にかかる。
    新委員の松本さんが「ノート小委員会」に参画する。
5. フォーラムの準備状況(米倉 福岡 下田)
    申し込み状況:一般70名+委員15名+α(委員各自勧誘すること)=目標100人
    3/16 11:30集合 12:00会場 12:30開演 道案内係:松浦、石田、木曽 受付係:西村、松本
    「山」に載せる報告原稿:米倉 写真:未定 会計関係:下田 
講演要旨集300部印刷 バックナンバーは100円で当日積極的に販売する。
    反省会:御成門駅近くの中華料理店で17:00~ @4000円 15名以上の参加を。
6. 探索山行について(米倉)
    フォーラムの演題「三つ峠アツモリソウ」を踏まえて、現地の保護活動見学調査に決定。
    実施計画は米倉委員中心に作成。「山」4月号に案内掲載するには、6/15~16を第一候補に山荘・中村氏と宿泊など詳細を早急に詰める。
7. 平成30年度委員会事業報告(福岡)
    公益目的事業2件、共益事業2件を科学委員会活動報告として2/28に本部へ提出した。
8. その他
    4月例会 4/18(木)18:30~ 集会室

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科学委員会例会報告 (2019年2月)

◆日時  2019年2月21日(木)  18時30分〜21時
◆場所  山岳会ルーム
出席者  福岡孝昭、芳野赳夫、北野忠彦、松浦祥次郎、石岡慎介、伊藤謙二、稲垣哲郎、石田要久、下田俊幸、木曽雅昭、平野裕也、小疇 尚、織方郁映、米倉久邦、近藤善則、以上15名、
議 事
1、 セミナー;水蒸気噴火のメカニズム、現状の理解 (福岡)
主に水蒸気噴火のメカニズムの解説と水蒸気噴火の予知に有効な観測方法について、説明があった。白根・箱根の噴火事例の解説があった。
2、 理事会報告(斉藤理事代福岡)
 来年度も科学委員会は斉藤理事が担当予定。
3、 創立120周年記念事業委員会報告 (福岡)
 2020年がエベレスト登頂20周年にあたり記念行事を行う予定。
4、 新年会報告について (米倉) 
 1月17日18時からJR目白駅前「リュド・ヴィンテージ目白」で行われ19名参加。
5、 フォーラムについて (福岡、米倉、下田)
・12月例会後、演題の変更があった。「山」2月号で会員に知らせる。演題は@「日本の山岳景観 その魅力とみどころ」明大名誉教授 小疇 尚 氏。 A「雨による山崩れの特徴―登山で気をつけること」
 新潟大研究推進機構助教 西井 稜子 氏。 B「アツモリ草とラン科植物の美しさと生態」日本高山植物保護協会理事、三つ峠山荘主人 中村 光吉 氏 の3講演。
・3月6日(水)17時30分から会場(慈恵医大)の下見を行う、1号館1階ロビー集合。
6、 研修山行について (小疇)
 伊能忠敬没後200年を記念して、犬吠崎付近を伊能地図と1/25,000地図とのズレを現地観察。
 時期は2019年秋を予定する。
7、 平成31年度委員会事業計画書、予算請求書の提出について (福岡)
 既に12月例会で口頭説明済みである、本部に事業計画書を公益目的事業と共益目的事業に分けて1月中旬に提出した。また予算書についても同様。
8、 平成30年度委員会事業報告、会計報告、(福岡、下田)
 本部会計担当への提出期限が決まっているので、例年書類提出が急がれる。
9、 その他、
@ 委員長辞任の件: 委員長から辞任発言の経緯について説明があった。
6月の改選時まで続行をお願いし、次期委員長候補を選出することで同意。
A マナーノート作成の進め方について、; 担当リーダーを決め、日本語版の増刷と英語版の作成をする旨、報告があった。
B 次期例会は3月7日(木)18時30分から集会室で。               
                               稲垣哲郎・福岡孝昭加者 

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科学委員会例会報告 (2019年1月)新年会

◆日時  2019年1月17日午後6時半から
◆場所  リュド・ヴィンテージ目白
◆参加者 19名


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