科学委員会
KAGAKU                          研修山行2019


研修山行「伊能忠敬測量後200年の地形変化(銚子ジオパークを巡る)
2019年(平成31年)10月24日(木)
地域:銚子駅集合、銚子電鉄で犬吠へ。犬吠埼燈台から南へ外川−千騎ケ岩−犬岩−屏風ヶ浦遊歩道ー名洗を歩き銚子駅解散
講師:小疇尚(科学委員・明大名誉教授)
現地説明:植木岳雪(千葉科学大学・危機管理学部教授)

参加者:科学委員12名+千葉支部5名

研修山行報告

実施日:2019年10月24日(木)
場所:犬吠埼〜屏風ヶ浦
目的:伊能図の測量図に沿って犬吠埼から屏風ヶ浦まで8qを歩き、地形、地質が形成されてきた歴史を学ぶ。
参加者:伊藤、福岡、稲垣、鴨志田、平野裕、近藤善、中場、町澤、米倉、小疇、下田、
    千葉支部より5名、神栖市の考古学研究者鈴木氏、
講師:千葉科学大学 植木先生

概要:9:34銚子駅に集合。銚子電鉄で犬吠駅へ。銚子電鉄の命名権駅名にびっくり。例えば笠上黒生駅(かさがみくろはえ)⇒髪毛黒生駅(かみのけくろはえ)。
 犬吠埼灯台見学後、昼食を済ませ、講師の植木先生を迎えて1.5億年前の白亜紀浅海堆積砂岸、泥岩の磯から研修を開始。1500万年前の長崎町沖安山岩の岩礁、外川大杉神社にある湧水の理由を学習。
 紀州出身の方が作ったと言われる碁盤目道路の戸川3丁目を歩いた後、義経伝説の千騎ケ岩、1.5億年前ジュラ紀の犬岩を巡回研修。
 シイ、タブの照葉樹極相林が見事な渡海神社参拝後、千葉工科大学構内を抜け?風ヶ浦地層を見学。かつては内海だった名洗町の北に広がる広大な畑地の成り立ちに思いを馳せてから1分で登れる藪山山頂の西宮神社で不思議な赤鉢巻き狛犬を見学して研修修了。
 植木先生と別れてバスで4時過ぎ銚子駅着。千葉支部の方々とわかれて帰京。心配していた天候も何とか夕方までもって、意義深い研修山行を終了した。
 小疇様、実施までの準備等ありがとうございました。   (平野裕也 記)

先ずは犬吠埼燈台へ

現地案内の植木教授 >年代を円で換算すると分かりやすい・・・と

燈台下の白亜紀(約1億3千万円?)の堆積岩

犬吠埼遊歩道を南へ

犬のように見える犬岩(2億円)

海蝕崖が約10km続く(300万円)


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