個人山行 南高尾山稜から高尾山へ

日程 2003年11月15日(土)
コース 9:05 駅前公園 9:35〜9:45 陽だまりのベンチ 10:15〜10:25 草戸峠 11:00〜11:15 三沢峠  11:50〜12:20 見晴台 12:50〜13:00 金毘羅山(4等三角点) 13:20〜13:50 大洞山 14:40〜14:50 陽だまりで1本 15:10〜16:15 高尾山頂 16:55〜17:05 十一丁目茶屋 17:40 栄茶屋
参加者 高橋、小山   2名
記録 高橋武夫

 高尾山口駅前で9時に待ち合わせた。駅前の公園で支度を整えて出発。四辻を過ぎてベンチのある陽だまりのところまでちょうど30分、準備運動を兼ねてゆっくり歩く。
 明るい雑木林の中を行き、ヒノキの樹林帯に入ると、拓大の鉄条網に沿って歩くようになる。またまたちょうど30分で草戸峠に着いた。峠からの高尾山方面の眺望は素晴らしいが、紅葉は始まったばかりだ。
 草戸山頂を素通りして階段を下る。以前は、段の一つひとつが、土が雨水に流されてハードルのようになっていたので敬遠していたのだが、きれいに直されてしっかりした階段になっていた。小山さんの意見で、今日は、階段を忠実に上り下りして行くことにした。
 草戸山から三沢峠までは観光道路のように整備されていたが、三沢峠を過ぎると山道らしくなった。前回の山行で登ったピークは省略して、登らなかったものはきちんと踏むことにした。
 津久井湖を見下ろせる展望台で、コーヒーを楽しみながら富士山を見たいと思ったが、今日も雲の中だ。
 中沢山を省略して巻き道を行く。前回、「うかい鳥山」へ下った分岐点中沢峠を右に見て、まっすぐ金毘羅山へ向かう。金毘羅山の頂上は4等三角点が埋められてあり、城山方面の眺めがよい。二人で岩に腰を下ろし、しばし黙して見惚れた。





 大洞山で遅い昼食をとり、大垂水峠へ向かう。甲州街道を橋で渡って高尾山側の登りにかかる。よく踏まれた道である。いったん大垂水林道に出てすこし下り、「学習の歩道」に入る。
水場を過ぎ、陽だまりを見つけて一服する。
 もみじ台と一丁平の鞍部に出て高尾山頂を目指す。道幅も広くなり、人の往来も盛んだ。もみじ台の辺りはもう観光地化している。石の階段を200段あまり上って、2等三角点の高尾山頂に到着。早速、空いたベンチを見つけて、小山さんのザックに入っていた日本酒で乾杯する。 
 夕陽を見る会らしく夕陽を見ようとするが、太陽は雲の陰にあって雲を赤く染めていた。
 さて、どの道を下りようか、と相談して、小山さんが4号路を下りたことがないというので、4号路から2号路を歩いて琵琶滝に下りることにした。つり橋を渡って十一丁目茶屋に着いたときには、八王子市街の夕景が夜景に変わろうとしていた。
 栄茶屋で岩魚の塩焼きとてんぷらで、一杯やる。後の蕎麦が旨かった。


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