天気予報では昼ごろより雨、と言っていたので中止かもしれないと思いながら、新宿駅のホームで、集合時間まで待ったが顔見知りが現れないので、やはり中止かと帰ろうとすると高橋さんに会った。中止だったら、電話します、とのこと。やっぱりわたしはオチョコチョイだと、笑ってしまった。「あずさ」に乗る。
塩山駅には、すでに菅原さん待っていて、なんでも昨日も近くに登ったので、大月に泊まったとか。
予約してあった高橋さんの知り合いのタクシー2台で、福ちゃん荘へ。少し安くしてもらう。
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福ちゃん荘より緩やかな登りをゆっくりとした足取りで出発。介山荘あたりは四輪車の轍の跡が残り、気分は良くない。大菩薩で一本とり、岩の多い登りを石丸峠に向かう。雲が低いため富士山は見えない。気持ちの良い草原が見える。峠を一気に下り、狼平で昼食。振り返ると石丸峠はちょうど良いゲレンデだ。誰かさんたちは、冬に尻制動で下りてきたんだと笑っていた。
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姫イチゲ、石楠花、梅花オオレンの可憐さに励まされて急登をがんばり、小金沢山へ。このあたりは酸性雨のため、枯れ木が多く、心苦しい気がした。急に霰混じりの雨となったが、すぐに小雨になり、助かった。
黒岳を少し下りたところに山梨県の美林ブナの若木がまるで秋の紅葉のように芽吹いていて、とても素晴らしかった。
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長いコンクリート林道を歩いて、大和の村営温泉へ。それから貸切状態の百円の村営バスで、駅に。
今回の山行は深山歩きの気分を十分に味わえた楽しいもので、ゆっくり歩かせていただき、筋肉痛もたいしたこともなく済んだ。次回の参加が楽しみだ。
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