2月山行 伊豆「矢筈山、登り尾」

日程 2004年2月14・15日(土・日) 晴れ
コース 第1日
伊東駅〜鹿路庭峠〜矢筈山〜鹿路庭峠〜伊豆高原三機工業保養所(泊)
第2日
伊豆高原〜登り尾登山口〜新山峠〜登り尾〜横道分岐〜登り尾登山口
参加者 菅原、斉藤、土田、佐藤、中村、辻橋、江村、中澤、原、渡部、中澤、高橋、福原、植木夫妻、山本、永田  17名
記録 中澤喜久郎

1日目
春一番が吹く晴れた朝、東京発8時53分熱海行きに、菅原、斉藤、土田、佐藤、中村さん、辻橋さんの友人江村さん、中澤の友人原、渡部さんと中澤の9名が乗車する。土曜日ということもあって満席。品川より高橋さん、横浜より辻橋、福原さん乗車。先月同じ電車に乗車した時はボックス席だったが、今日は横並びの席。駅員に聞いたらその日によって代わるので駅員も分からないとのこと。どんな配車をしているのだろう。
熱海で植木ご夫妻と合流、車中で昼食をとる。
伊東着11時09分、タクシー3台に分乗し鹿路庭峠に向かう。途中大室山が一週間前に山焼きしたので、黒い灰の山に変っていた。前方には目指す矢筈山が見える。山の形から別名「ゲンコツ山」と言われているが、小さな双頭峰はその気でみると意外に遠くからでも確認できる。12時15分登山口出発。低い土手に上がると明瞭な踏跡がある。崩れそうな場所が続けて出てくるが、その後は歩き易い道に変る。大きな岩が出てくると、両方が迫る地形になり、ひとつ目の小さな窪地に着く。ここには珍しく湧水がある。




 二つ目の窪地は大きな平地になっており、杉が植林され薄暗い。平地が終わり急な登りが始まる。雑木の道でジグザグのしっかりした道となり、やっと山道らしさがでてくる。矢筈山の南裾を巻いて次の窪地へ行く。あまり人工的な整備がなされていない登山道である。右側に巻いて平地に出る。ここからは一変して岩ばかりとなり踏跡も薄れがちで、あちこちに苔が密生している。テープを見つけながら進む。おおむね左手方向へ登っていくと太い天然ツガが出てくる。右手を樹林に囲まれた矢筈山(816m)山頂に13時40分到着。今年1月に登山した時の山頂は狭くて腰を下ろすスペースも無かったが、伐採したおかげで少し広くなり眼下に大室山、伊東市街、小室山、伊豆高原別荘地帯、大島、遠笠山が見えるようになった。小休止後、14時登った道を全員慎重に下山する。14時55分鹿路庭峠着。タクシー3台に分乗し宿泊先伊豆高原保養所へ。一足先に山本さんが到着していた。
夕食まで温泉に入ったり、お茶(酒)会で話に花が咲いた。18時夕食を始めようとした時タイミングよく永田さん到着。高橋代表挨拶,永田副代表の乾杯音頭で宴会が始まった。総勢17名の参加。料理に舌鼓を打ちながら乾杯!乾杯!飲んだ量は(?)。二次会はカラオケルームへ。懐かしい歌から新しい歌まで、レパートリー広く、マイクを持ったら放さない人も。途中で停電、雷、雹が降り、明日の天候が心配になった。





2日目
昨夜とは変ってすが清々しい朝、朝食後福原さんが私用で一足先に出発。保養所7時45分タクシーにて出発。伊豆高原発8時9分14名河津へ。山本さん出勤のため伊豆高原でお別れ。(ご苦労様です。)
河津着8時34分。途中のコンビニで昼食を購入し登り尾登山口へ。河津桜原木をタクシー車中から見ながら河津ループ橋を通り、寒天橋ゲートへ。ゲートからは指定車専用道路のため、運転手がゲートを鍵で開け入山。緩やかに登る。ヘアピンカーブが始まる手前の車道下に「御札杉」3本の太い杉が目を引く。急カーブが終わる頃右に下ると道があり、ここが登山道である。





ところが先頭車が標示板を見落とす。後車より無線で連絡があり、200m先でUターンした。その時、猪の親子連れが道路を一目散に駆け上がった。登り尾登山道入口9時30分出発。沢を渡って踏跡をたどり小尾根に取り付く。ヒノキの中を行くと狭い新山峠へ導いてくれた。峠からササの中に入り尾根上の歩き易いところを歩く。中間にある広いコブを下るとヌタ場に出た。15分休憩した後山頂へ。雑木林に囲まれた登り尾(1056m)10時50分到着。平地に2等三角点と小さな標識がある。記念写真を撮って11時山頂を後にする。



 山頂から西に踏跡を見つけ急坂を下り出す。明るい林が続く。かなり下ったところでしっかり踏まれた横道にぶつかった。右か左か? 右に進む。少し進むと頂上から続くしっかりした道に出た。本来はこの道を下って来るべきだったようだ。下って十字路右へなおも下ると再度十字路になり、左下のヒノキの中を下るとまもなく林道に下りたった。蛇行を繰り返しながら下り、登り尾バス停に12時30分到着。バス停横で昼食をとる。日曜日の行楽客の車が引っ切り無しに国道を通る。13時45分のバスに乗り町営踊り子温泉会館へ。入浴後大広間で反省会となり、丁度2月10日からの河津町桜祭りが開催されていたので、河津川堤の河津桜と菜の花と見ながら河津駅へ。桜は2〜3分咲きであった。河津発16時24分、熱海発17時45分快速アクティーで予定より一列車早く帰宅することが出来た。


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