三壁山から冷たく、美味しい水が流れている地元六合村営の野反湖キャンプ場で持参の天幕を張り早速夕飯の支度にかかった。あたりは釣り客か、ハイカ−の無人の大型テントがいくつか設営されている。野反湖では鯉、鮒、虹鱒,岩魚が釣れる風光明媚で、大公望に人気があるみたい。鹿児島の芋焼酎「佐藤」で乾杯、盛り沢山の肴で夜更けまで話がはずんだ。
|
矢倉台の桜
|
矢倉台に全員集合
|
翌朝、6時に標高1560mの白砂山登山口で、信州のお茂さんと合流、レンゲツツジが咲く入山道に8人が揃い踏みし、かなりハ−ドな山頂を目指した。45分で地蔵峠(1670m)にでる。和山温泉、秋山郷の分岐で南に少し入ったところに石の地蔵尊が祭られている。ここから白砂山頂まで長くて厳しい尾根道をたどることになる。CYさん体調すぐれず、ここから単独でゆっくり登りたい旨あったので、心配してY子さんが帯同するになった。
|
三方山へ向かう
|
三方山直下の伐採地
|
中間地点に左へ3分ほどに水場があり、帰路の楽しみとして立ち寄らず。標高はまだ1880m近辺である。30分で堂岩山に着く、古い標識板が朽ちて、漬物石みたいな2個の石の上側に山名が書かれていた。一休みしているところに地元の2人の登山者に会う、この時期、こんなに見晴らしの良い天気は珍しいとのこと、ここからの白砂山の眺めは絶景であった。右に八間山の分岐を過ぎると、盛りをすぎたアズマ石楠花の群生、いま盛りの純白なハクサン石楠花、バイケイソウ、ベニサラサド−ダン、が我々を迎えてくれた。頂下のクマササのあいだに待望のシラネアオイを見つけ感激した。
|
三方山山頂
|
矢倉台からの下り
|
白砂山頂上は3等3角点標石がある、名古屋からきた20人程の団体さんが狭い頂上を占領していた。 苗場山、佐分流山、岩菅山、志賀高原の山を望むことが出来た。40分山頂で充分英気をやしない、下山は往路を戻る。途中水場の水のおいしかったこと。水際で可憐に咲いていたシラネアオイの美しさに感銘。登山道はかなりの虫が異常発生して纏わりついていた。虫にも好かれていた。
帰路日帰り温泉施設のバ−デ・六合で汗を流し2日間の山旅が無事終わった。
|