4月山行 お花見山行/青梅丘陵

日程 2011年4月16日(土)
行先 青梅丘陵ハイキングコース
コース 青梅駅→鉄道公園→矢倉台→三方山(ピストン)→矢倉台→宮の平駅
参加者 染谷、辻橋、福原、古閑、荒木、柄澤、新井、大西、菅原、土田、中澤、永田 計12名
係り 染谷・辻橋
記録 辻橋・染谷

 4月の山行予定だった男鹿岳が、東日本大震災の影響で中止になり、3月の集会で急遽青梅丘陵歩きが計画された。 恒例の東郷公園でのお花見会もやらなかった為か、申込者はいつもより多い15名になった。
山行日間近の週間天気予報では、雨になりそう…。
コースを設定して下さった係りの染谷さんの話では、軍畑から入って鉄道公園まで、結構歩きでがあり、途中で雨を避けてゆっくりと昼食の出来る場所は無さそうだった。コースを逆にすれば、矢倉台に東屋があり、時間的にもちょっと早いお昼食ぐらいになるのでは、とのことだったので、食当係り辻橋の独断で青梅駅出発、鉄道公園側からとコースを変更させて頂くことにする。
参加申し込みをして下さった福原さんが「頂きものの美味しいサツマイモがあるので持っていくから、「サツマ汁」でも作ったら!」とアドバイスして下さった。食材など教えて頂き、前日に下準備、男性軍に持っていただけるよう小分けして持参する。
山行当日は体調を悪くして不参加になった方がいたりして、メンバーは12名になった。天気は予報を覆して好天。さすが!山遊会の山行に雨は無いのだ。それでも、前日皆さんに連絡した通りの変更コースを歩くことにする。
 久しぶりに顔を合わせた方もいて、賑やかに挨拶の後、青梅駅9時5分発。20分ほど歩くとハイキングコースの入口があった。途中の道すがら真白な花をたわわにつけた雪ヤナギの群落が出迎えてくれた。鉄道公園手前にある桜見公園の桜が満開に咲いていて、お花見気分がわいてくる。
ハイキングコースは平坦な幅広の歩き良い道になっているが、右手に並行して山道コースが続いていて、腰を痛めている二人以外は皆山道コースを進む。
程なく第一の東屋に着く。気温が高く少し歩いただけで汗が出てくる。下を歩く二人がゆっくりと通り過ぎるのが見える。この先も山道は細かな起伏が続き、結構山歩きの気分が味わえる。時々下のハイキングコースと合流できるようになっていて、第二、第三と東屋に着いて一休みする度に、一人、二人と下の道を選ぶ人数が増えてくる。私も第三東屋の手前で暑くなって半袖のTシャツになって下の道に降り、左の足下に広がる市街地のあちらこちらに咲いている桜やピンクのツツジを見ながら楽しく歩く。第四東屋は通過して、最後の東屋になる矢倉台には11時頃到着。



矢倉台の桜


矢倉台に全員集合
 ここからメンバーは二班に別れることにする。この先にある三方山まで往復2時間の山歩き組と東屋の目前に咲く桜を見ながら一献したい組。鍋係りになった福原さんと私、そして中澤、菅原、新井、荒木さんの6名が居残り組となる。
先へ進む6名を見送った後、早速鍋の準備をする。染谷さんが卓上コンロとガスボンベを担いできて下さったので、調理するのが楽チン! 永田さん持参の大コッヘルに6名分の「サツマ汁」の材料をたっぷり入れて火をつける。サツマイモ、ニンジン、ゴボウ、大根など根菜類は鶏肉のぶつ切りと共に下煮してあるのですぐに出来上がり、皆で美味しく頂く。それぞれに持参のお酒類や福原さん手作りのローストビーフ入りサラダ、中澤さんが作ってきて下さった美味しい漬物もたっぷり…。
飲んで、食べて、笑って、あっという間に2時間が過ぎ、やや飲み過ぎた一人が居眠りを始める頃、山組が戻ってくる時間になり、二回目の鍋作り。グッドタイミングで一同が帰着。早速「サツマ汁」をパクつき、再び賑やかな懇親会となった。



三方山へ向かう


三方山直下の伐採地

 下山ルートは、アルコールが回ったこともあり、最短距離の宮の平駅へ下ることにした。ストック片手に危なっかしい足取りで下山するメンバーもいた。女性軍の中にはハラハラして後から彼のザックを握って一緒に下って下さった方もいて、これはレッドカードを出さなければ!と思った。当人は酔っていて「俺はこれしき、大丈夫だあ〜」と怒鳴っていたけど…。思い当たる方は以後充分ご注意下さいませ。
※サッちゃんが教えてくれた「サツマ汁」
鹿児島など、闘鶏の盛んな地方では、負けた鶏の肉をぶつ切りにして、根菜、コンニャクなどと一緒にトン汁と同じように醤油や味噌で味付けした汁物で、武士などが士気を高めるために好んで食したと伝えられている。
ご馳走係り:辻橋明子



三方山山頂


矢倉台からの下り

三方山チーム
コースタイム:矢倉台10:55-11:00--三方山12:00--矢倉台14:55
メンバー:大西、柄澤、古閑、染谷、土田、永田
 矢倉台で、桜定点観察チームと別れて、三方山を目指す。2時間で戻るよう辻橋さんよりお達しあり。踏み固められた道で、植林された樹林の中を緩やかなアップダウンを繰り返しながら進む。ところどころ足元は木の根が露出していて歩きにくい。永田さんと大西さんが地図とGPSを見ながら「地図上の道ではない」とさかんに言っている。ならば1/25.000の地図上の道は何処? 次回、検証してみる必要があるようだ。
急に、広範囲に伐採され植林をしてまがない「企業の森・東芝府中」に出た。飯能市方面の展望は良好。目指す山は前方の高みだろうか。登り口がはっきりしなかったが、三方山とかかれた標柱があった。1月に雷電山から来たときは通りすぎてしまったので、今回、山頂を踏めて嬉しかった。写真を撮っただけで下山。
往路を戻り、2時間以内でお花見の会場に到着することががきた。(染谷)


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