5月晴れ、花の咲き誇る季節。登山者で賑わう御嶽駅9時集合、既にバスを待つ長蛇の列、バスは臨時便が出るとは言え後方に並んだら何時になる事やら。
皆さんの慣れた行動で、早々とバスに乗る事が出来、しかも座る事も出来た。
ケーブルカーを利用、先行された山本さんが既に切符を購入済、待ち時間も少なく乗る事が出来順調に御岳駅に到着。
柄澤さんの案内でビジターセンターへ(柄澤さんの勤務地)観察の事前準備。
集落の中にあるビジターセンターを出発、民家の路地に旧道との分かれ道があり、そこ屋根には猿田彦大神と刻まれた石の道標がある。(みちびきの神様)右に辿りその右には藁ふき屋根の御師家住宅。
一般道を経て10時20分武蔵御嶽神社に。
(駅の名前が御嶽、ケーブルの駅が御岳、神社が武蔵御嶽、山が御岳山?)。
御嶽神社の正面右側の通路に入る、余り知られて無いルートとか、あの御嶽駅の混雑は
何処へ消えてしまったのか、新緑にはこの静けさが良く似合う。
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神苑の森を進む
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左本仁田山、右川苔山を望む
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静かな自然林の山道を抜けると「天狗の腰かけ杉」と言われる大木、大人が手を大きく回して約5人分?位はある。その大きな杉が「天狗の腰かけ」と言われるのは、太い枝が片腕を伸ばし、そこに天狗が腰掛けられという事のようだ。
一休みして急な登山道に入り奥の院に向かう。道の両側にはスミレなど花々が。
ここで思ったのが、記録を請け負ったのは良いが花の名前に疎い私は、書きとめてはおくが、名前と花が一致せず聞いても直ぐ忘れてしまう。いやはや。
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旧参道の杉林を歩く
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小さなフモトスミレ
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標高は1077M、御岳山929M、標高差は余りないがクサリ場があって、登ったと言う実感はある。
枝越しにシロヤシオの花を発見、見落とす所だったが、なかなか大木で根もしっかり地面に張り付いて斜面に乗り出してきれいに花をさかせていた。
真っ白な花で、咲き誇るのでは無く、うつむきに咲きそれでいて華やさが、そっとして置きたいそんな印象を持つ花でした。
12時15分奥の院に到着。食事、では無く(上高岩山の見晴らし台でお昼にしましょう)と。チョット我慢。
鍋割山との分岐を左に巻きアクバ峠に。アクバ峠も上高岩山、大岳山、ロックガーデンの分岐点。 (アクバとは、案内をして頂いた柄澤さんから(灰汁)と書くとお聞きしました)。
なだらかな山道を経て13時上高岩山到着。見晴らし台に立ち360度の展望。広々とした四阿があり、新緑の中静かで御岳山の正に穴場。若葉の繁る山々を見ながら悠々と食事休憩。空気もとても美味しい。満足感を味わう。 大岳山をバックに記念撮影。
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シロヤシオとミツバツツジが咲き誇る
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シロヤシオ
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アクバ峠の分岐迄戻り、ロックガーデンに向かう、急な登山道を下るとやがて綾広の滝14時着。親子連れや大きなカメラを担いでいるアマチュアカメラマン、思い思いにポイントを定め新緑を楽しんでる様子がうかがえる。 沢に添って岩が点々としその岩を軽く飛び越えながら下ると、そこにはしっかりしたベンチも有り、トイレもあって賑わってる。
やがて一旦下った分、登り返して天狗岩に。その大きな岩の上に天狗が鎮座。(クサリを伝わり岩の上に登る事も出来る)。
更になだらかな登り、15時天狗杉に到着。何故、天狗岩に天狗杉?天狗の由来を聞くのを忘れました。
御嶽神社に戻り再びビジターセンターに立ち寄り、ケーブルに乗るか徒歩で下るか話し合いの結果ケーブルで下る事に。
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今年はシロヤシオの当り年とか
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大岳山をバックに
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御岳山かと嵩を括っていたが結構歩き出もあり良いところも案内して頂いて奥の深い事を感じさせられた山行でした。
☆この地に井戸6箇所
☆書きとめた花の名
ハシリどころ、てんらんしょうま、みやましきみ、いもぶな、おとしぶし、ふもとすみれ、えんれい草、えんごさく、とちのき、てんぐのうちわ、るいようぼたん、一輪草、二輪草、いちご、ちごユリ、えいざんスミレこの他、聞き損なってしまった花の名。等々
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