10月29日 天候 晴れ〜曇り
昨年から始めました愛知・三重の山旅シリーズの2回目です。この狭い日本の中で一人一人が大事にしている「ふるさと」の良さを山旅と合わせて紹介します。今回は愛知県の東北部、奥三河の山です。
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長篠城址
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設楽原馬防柵
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1日目は「長篠の合戦」の史跡を訪ねました。集合場所のJR飯田線 長篠城駅に総勢12名が午後1時前に集合。早速、ジャンボタクシーと自家用車に分乗して、すぐ近くの長篠城址と史跡保存館に向かいます。(13時)保存館では200点余りの資料によって城主奥田貞昌、織田・徳川連合軍と武田勝頼の戦いの有様を知ることが出来ます。設楽原に移動し、馬防柵、設楽原歴史資料館で火縄銃に触れた後、武田勝頼本陣地であった医王寺を見学しました。
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設楽原歴史資料館前で
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信玄塚(武田軍の死者を埋めたと伝わる大塚)
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医王寺
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はづ別館
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宿泊先の「はづ別館」に16時頃到着。ここはJR飯田線湯谷温泉駅のすぐ前にある温泉旅館です。泊まる人が料金を決めるということで知られる古風な旅館です。夕食前から、風呂上りの皆さんが持ち込みの「銘酒」自慢が始まる。6時、山本代表の乾杯の音頭で夕食が始まる。鮎と松茸を中心とした料理を、全員椅子に腰掛けてゆったりした広間での食事に話が弾みます。山本会長から本題である、来年の10周年記念山行について説明があり、参加者全員が海外・国内・個人山行などさまざまな提案が出されました。たちまち2時間が過ぎ、持ち込みの銘酒の酔いも加わり中締めとなりました。部屋に戻り二次会も盛り上がります。
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清流を見下ろすお茶室席にて
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畳座敷に椅子の宴席
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10月30日(日)天候 曇り〜小雨
<鳳来寺山(696m)に全員登頂>
7時30の朝食後、旅館の前で体をほぐし9時前に出発。東海自然歩道まで静かな旅館街を歩きます。湯谷温泉側の東海自然歩道は鳳来寺山ドライブウエー入口横の駐車場から始まります。川に沿った道を50分ほど登ると、人工林の中に「湯谷峠」と書いた標識のある三叉路に着き最初の休みを取りました。人工林のなかを登るが風がないので汗ばんで来ます。岩場が出てきました。行者越えと呼ばれる難所です。今は岩場を直登して尾根には上がれません。やがて東照宮に通じる道に下ります。東照宮前を通過し、鳳来寺に向かいます。ここから、急な石段を上がり、奥の院をめざします。11時を過ぎましたが、全員確実な足取りで登っていきます。奥の院を過ぎ、12時前に第1陣が頂上に到着しました。
旅館から持って上がったおにぎりを済ませ、20分ほど休憩を取ります。
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かなりの急勾配を登る
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山頂にて
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頂上で記念写真を済ませ、往路をまた下りました。鳳来寺と東照宮を参詣した後、ドライブウエー駐車場に向かいますが、駐車場に着くころから雨が降り出しました。駐車場そばの茶店に立ち寄り五平餅や甘酒、ビールなど各自補給した後、13時30分過ぎ駐車場からチャーターバスに乗車しました。荷物を預けてあるはづ旅館に到着後、風呂をいただき今日の山行の汗を流します。そして別れの時、14時50分JR湯谷温泉駅で解散となりました。
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東照宮への急階段
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見返りの「奥の院」
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皆様、遠路ご苦労様でした。
来年は10周年記念山行を期待しよう!!
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