2月山行 沼津アルプス

日程 平成24年2月25日(土)
行先 沼津アルプス縦走
参加者 染谷・辻橋・中村・永田・福原・松島・山﨑・和田・渡辺・山口(岐阜支部)  計10名
係り 和田、松島
記録 中村

 天気予報では雨模様だが、特に中止の連絡もない。参加メンバーを見れば納得、計画書の最後の「沼津の高級寿司」を食べるに合点がいく。
9時10分沼津駅に集合。雨は本降りのようだ。出迎えて下さった和田さんより、沼津アルプスは低山ではあるがアップダウン・急坂が多く雨の中の登山は危険なため中止とし、沼津御用邸見学としたい旨説明がある。皆即賛成。
駅前よりバスに乗り15分ほどで「御用邸前」で下車。


雨上がりの沼津御用邸

 沼津御用邸記念公園 : 沼津御用邸は明治26年大正天皇(当時皇太子)のご静養のために造営され、昭和44年沼津御用邸廃止になるまで、明治・大正・昭和の三代に亘り歴代の天皇・皇后・皇太子が使用された。昭和45年からは記念公園となって庭園や邸が公開されている。
建物は主に西付属邸、東付属邸、本邸(昭和20年沼津大空襲で焼失)跡地に建てられた歴史民俗資料館の3つに分けられている。
私達は西付属邸を見学。西付属邸は建物だけでなく、室内の家具・調度品まで修復されており美しい玉座用の肘掛け椅子や食堂・台所など当時の皇族の暮らしぶりを見ることが出来なかなか面白い。ちょうど「桃の節句ひな飾り」が開催されており、旧沼津藩主水野家の江戸時代の大名雛をはじめ明治から昭和にかけての雛飾り、市民グループによる吊るし雛、置き雛、陶器や藤のつるで作られた創作雛など華やかなお雛様が展示され春を感じさせる。
西付属邸から梅園に出ると寒さのため開花は遅れているが、それでもちらほら白梅・紅梅の香りが心安らぐ。梅園から広場へ出ると駿河湾を背景に年輪を経た沢山の松林が美しい。松林の間から秀麗富士が見える展望台もあるが今日は残念ながら見ることが出来ない。


待望の寿司店で

 御用邸を出る頃には雨も止み、駅行きのバスで途中下車し、港大橋を渡り沼津港飲食店街へと向かう。広く整備された道路は多くの観光客で賑わっている。今日のお楽しみ、和田さんお奨めの双葉寿司で昼食。じんろういか、すきみ巻きなどめずらしいものもある。ほどほどのアルコールと各自好みのにぎりを食べながら10周年記念行事の話で盛り上がる。昼食後は近くの沼津魚市場で名産の干物などをお土産に買いこみ、市場を出たところで和田さんと別れ、駅までそぞろ歩き沼津駅で解散となる。
生憎登山は出来ませんでしたが、御用邸や美味しいお寿司と、別な楽しみを満喫した一日でした。

ご案内して下さった和田さんありがとうございました。沼津アルプス次回を楽しみにしております。


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