今日も朝から快晴。JR中央本線塩山駅北口に集合し、予約のタクシーで登山口の柳沢峠へ。
整備された駐車場や立派なトイレに隔世の感を感じながら山道へ。
ミズナラやブナなどの広葉樹に囲まれた緩やかな登山道を与太話に花を咲かせながら40分程進むと、美しいコケに覆われた岩が点在する場所に出る。
この夏は厳しい残暑が続いているが、この辺りで標高は1000mを越えている。涼しく風も爽やかだ。1時間ほどで横手峠に着く。
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平坦な山道をのんびり進む
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黒川山見晴台
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東京都が管理する水源とあって周囲の樹林や登山道も良く整備されている。ようやく本格的な登りとなり、杉やヒノキの静かな造林地をしばらく行くと、やがて黒川山への分岐。ここから20分ほどで黒川山の頂上(見晴台)にたどり着く。
頂上は狭いが天気に恵まれて見晴らしも良く、南側には大菩薩の南の尾根が続き、北に笠取山が見える。分岐まで戻って昼食。
辻橋さんが用意してくれた春雨の入った野菜スープで腹ごしらえ。山本さんの八ヶ岳・赤岳鉱泉のチーズフォンデュー“いちゃつき”カップルの話がまたも登場。我々もチーズフォンデューをやらなくては!と決意を新たにしました。
鶏冠山はもう目の前。そびえ立つピークに取り付き、今回唯一の岩登り。15分ほどで頂上に。
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チーズフォンデューならぬスープで昼食
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鶏冠山山頂
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頂上直下の壁ではロッククライムを楽しむパーティーが練習中でしばらくギャラリーを決め込んだ後、我々は元来た道を折り返して下山。
柳沢峠に着いた時には、たまたまバスの時間にめぐり合わせ、そのまま塩山駅に直行。
例によって駅前の店で軽くのどを潤したあと喧騒の都心へ。
この日の東京は33度。流れる汗を覚悟していたものの、ほとんど汗をかくこともなく、1700mの山頂近くでは肌寒さを感じるほど。
終わりの見えない猛暑の中、山の涼しさにホッとし一日でした。
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