秩父鉄道の親鼻駅は少々交通が不便であり、池袋から2時間少しかかってしまうが、8:02発の快速急行長瀞行きに乗れば、何と乗り換えなしの直通で行けてしまうことが分かった。3名が池袋、1名が所沢、残り1名が御花畑で合流し、無事に10:13に親鼻駅に到着。しかし、この駅ではPasmoもSuicaも使えず、現金での精算を求められ、西武線の駅での乗車処理のための清算済みの証明書を渡された。親鼻駅から構内の線路を渡り、国道を越えると萬福寺がある。少し寄り道をして境内に入ってみるが、特に見るべきものは無かった。
登山口ではウスバシロチョウが乱舞しており、蝶好きの私としてはちょっと興奮した。こんなところにこの蝶がいるのが信じられなかったが、後で蝶の好きな友人に聞いてみると奥多摩などにも生息しているとのこと。20分ほど急登を登ると車道を横切るがその上に立派なテーブル付きのベンチがあり一休み。この辺りではジュウニヒトエ、ランの一種などが咲いていた。
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車道上のベンチにて
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かろうじて残っていたつつじの前で
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その先からも緑の木々の中を急登が続くが、そのうちいきなり人工的な道に出ると、そこはすでに山頂公園の一角であった。桜の大木が続く中、当てにしていたつつじはすでに見頃を終え、一部だけが残っている状態であった。この辺りも飛翔している蝶の種類は多く、モンキアゲハ、カラスアゲハなどが確認できた。
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売店でソフトクリームとキュウリの一本づけを
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山頂見晴台から北の方角に男体山が見えた
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舗装された園地の道を行くとやがて山頂に到着。ベンチ付きのテーブルで、渡辺が西武秩父で入手してきた秩父ワインと秩父コンニャク、辻橋さんの用意した味噌汁、染谷さんの果物、松島さんのケーキなどが豪華に並んだ昼食を頂いた。そして昼食の後は昼寝、5月の薫風を感じながら至福のひとときであった。
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昼食の後はお昼寝タイム
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西武秩父駅前の食堂(入ったのは右のラーメン屋)
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昼寝の後は山頂から和銅黒谷駅を目指して急坂を西に下った。途中、和銅採掘露天掘跡に立ち寄る。若者達が沢水にお札をつけると良いとのことでやっていた。下山後、宿の温泉に入る予定だったが、連絡してみたら14:00で終了とのこと。やむなく駅へ向かうとちょうどやってきた列車に飛び乗れた。西武秩父で特急を予約し、観光協会で聞いた飲み屋に行くと、ちょうど座敷席が空いており、生ビール派とノンアルコールビール派とに分かれ、楽しく反省会をしたのであった。ちなみにここはラーメン屋であったが、日本ソバもなかなかうまかった。
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