今年は、毎日気温の最高記録を次々に更新。高い気温を競い合い、とんでもない記録が生まれるが、私達には記録はどうでも良い、とにかく涼を求めたい。そんな中、8月16日猛暑日の沢山行。
初めての係り、それも沢、いろいろ模索し、南秋川の小坂志川中流に決定。
参加される方は?もしや私一人?と思いつつ松島さんに協力を求め計画書を作成。
ガイドブックによると沢は膝までの水量、時折小さな滝があり水は綺麗でとにかく涼しいとのこと。
参加を最初に手を挙げて下さったのが辻橋さん、(参加される仲間がいて良かった)と安心しました。
武蔵五日駅に集合。駅は登山客であふれてタクシーを染谷さんがいち早く見つけてくださり、約30分で笹平。既にこの場所で涼しい。
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入渓前の装備チェック
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膝下までの浅瀬が続く
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タクシーを下りて少し戻り、橋を渡って右に進む。お寺へ行く道を外れ「これかな」と思われる狭い石段を下りると沢。身支度を済ませ沢に入る。
膝までの沢の流れで、とにかく水は綺麗で冷たい。こんなに浅い沢は初めてで水の中をザブザブ歩ける。楽しくてウキウキする。15分程で市道山の登山道に架かってる橋を通過。なだらかな沢が続き安心して歩ける。しかし沢の中は大きな石はサッカーボール大、大小様々な石がゴロゴロ歩きにくいのは我慢。
沢は結構カーブがあり深くなったりするところもある。この沢はゴーロがあるので水を避ける事も出来る。大きなゴーロに出て一休み。雲行きが怪しくなってきた。
それでも長い沢では無いので更に進む。ナメのところも有ればゴーロも面白い位楽しめる。
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どっちへいくかな…思案中
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早めに上がり下山準備
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人には会わない沢でしたが、前方に人の影が見える。渓流釣り。近くまで行くと「ここを通らないで」と言われ、では「後ろを通るので」と云うと、「ここを登って林道に出て」え!失礼なと思い、私は苦情を言う。(渓流釣りは前に進みながら釣る)というのを知らない私はおじさんに怒りをぶつける。山本さん、松島さんは釣りを知ってるので私を宥め、林道に出る壁を探し、岩を乗り超えたり、登りやすいところを探し、林道に出る。十分程歩き再び沢に下りゴーロで休む。のんびり釣りのおじさんの不満をおしゃべり。
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涼しさに大満足
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当初、沢を戻る計画だったが、「冷たいので林道で帰ろう」と言っていた矢先の事、雨がポツリポツリ、急ぎザックを背負い今来た林道を戻る事に。
雨が強くなり遡行してきた沢を右手に見ながら林道を下山。
笹平でバスに乗り十里木で下車。混雑する瀬音の湯につかり、瀬音の湯でタクシーを呼ぶと、偶然笹平迄乗せてくれた同じ運転手、会話は弾む。
反省点は渓流釣りのおじさんのお蔭で最後まで行けなかった。しかし雨に降られたのでこれで良かったのか。
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