山遊会年末恒例の高尾山ゴミ拾い山行も5回を数え、過去ユニークな落し物や思いも寄らぬ物体と遭遇したりとエピソードが尽きない。
今回は久しぶりに6号路を進むことにした。沢沿いのこの径は歩く人が比較的多いがゴミらしき物といえば、小さな飴の袋くらい。ベンチ付近に捨てられたばかりのペットボトルやみかんの皮などが見受けられた。他の斜面では、薬缶や半分広がったままの雨傘、靴底なども回収。
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清滝駅前で出発写真
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川に投げられたゴミを拾い上げる
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鬼女らんの葉のあをあをと冬の山
みそつちよの声の頻りとなりにけり
頂上は人が多かったが、運よくテーブル付きのベンチを使うことができゆっくりと昼食を取ることができた。昼食を終えると、急に太陽が隠れ風花が舞った。寒いのと夕方からの忘年会の時間までに時間があるので、もみじ台の裏道にシモバシラを探しに行ったが、下草がきれいに刈り込まれシモバシラを確認することができなかった。
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江村ちゃんのふるまいスープ
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今年も大量のゴミが集まりました
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南側の径を引き返し、山頂直下で再び全員合流かと思ったら、後ろを歩いていたはずの二人の姿が見えない。しばらく待っていると、一升瓶を抱えてまず古閑さん、ゴミ袋を重そうに提げた二戸さんが現れた。東屋付近で土に半分埋もれた大量の空き缶、空き瓶を発見してしまったのだとか。錆びついた年代物の缶ビールや割れた瓶がどっさり。みんなのゴミ袋に分配し、午前中に見かけたという山本さんの案内で頂上直下の斜面のシモバシラを見て下山した。
清滝駅前広場に14:10到着、辻橋さんにストレッチの指導を受けた後、立川の「海鮮魚力」へ移動、松島さんも加わり10人の忘年会となった。
高尾山ゴミ拾いというと、斜面のスペシャリスト喜多さんはなおも健在であるが、今年山遊会に仲間入りした二戸さんの別の手法での活躍も特記しておきたい。
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