2016年3月定例山行「草戸山から城山カタクリの里」



日程 平成28年3月26日(土)
目的地 草戸山、城山
コース 高尾山口集合9:30=45分出発→四辻10:5→10→鉄塔先10:52→11:00→梅木平分岐通過11:10→草戸山11:30=12:30(昼食)→榎窪山12:50→55→駐車場公園→城山カタクリの里14:45=15:30 バスにて橋本駅
参加者 渡辺、辻橋、石光、小池、二戸、中臺、松島、古閑、菅原、染谷 計10名
係り 染谷
記録 文/石光

 京王高尾山口集合、山遊会の山参加は2回目だろかメンバー紹介をしていただき新人気分で参加少し緊張する。出発して15分も行くと四辻に出る。左は高尾方面の登り、右は草戸山に続く尾根で東高尾山稜コースとして紹介されている。また高尾の山域にしては静かな山であり、高さにして300M〜400Mぐらいの低山歩きが続き、杉植林の小さなアップダウンを繰り返す冬場の足慣らしトレーニング山域だと日ごろ思っていたが、近ごろはこちらにもトレールランの人と行きかうことがままあり、やれやれと思う。また春を目で追いながら好きな春蘭を見つけられ、ホット春だ。しかしこの春蘭、後にも先にもここのみしか咲いておらず近年春蘭が減っているのを痛く感じる。
小ピークを越えながら鉄塔の先で小休憩。Tお姉さんに「女性だけよ」言われた大きなイチゴを食し緊張もとれ一気に草戸峠、最後の小さき登りを終えると城山湖が広がりあたたかな日差しに包まれた草戸山山頂。東屋があり、あたりの桜にはまだ早いが菫もちらほら見られ、手際のよい昼食が始まった。係りの皆さんご苦労様です。定番になったワイン・焼酎・なんだか恐縮したが一杯飲んだらすっかり気分がよくなりいつもの自分になっていた。
足取りに気を付けながら榎窪山めざし小ピークの階段登りを繰り返し山頂。ここでカタクリの里を目指す地図読みをしながら尾根を探し、林道に出てはまた尾根に戻りを繰り返し、「加藤武雄」文学碑を見つけ、さらに城山湖ダムの駐車場公園にて地図確認をするもそのまま車道に入り、権現堂まで行く途中からカタクリの里めざし山道に抜ける。















 「城山カタクリの里」カメラ片手の観光客でにぎわっていた、が入る価値は十分にあった。 何しろカタクリが斜面一面に広がり花爛漫の様子を醸し、なぜここにショウジョウバカマ、ミスミソウ、セツブンソウ、山奥に行ってもこれほど会することはない。 見上げればサンシユからアカヤシオ、シロヤシオ、ミツマタなどなど数えきれない木々の花が咲き誇っている。福島の花見山とはまた違った雰囲気でなかなか捨てがたい「城山のカタクリの里」であった。しかしはるか昔、偶然にも雪解けの沢の中で出会ったカタクリの群落に歓喜した感動とは違うと思いつつカメラを向けていた。


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