2018年4月定例山行「高尾山薬王院/山遊会設立15周年記念昼食会」




日 程 平成30年4月14日(土)12時〜
会 場 高尾山薬王院
参加者 渡辺、土田、武藤、山本、大西、石光、染谷、保坂、小池、二戸、中臺、松島 (12人)
係 り 松島、中臺
記 録 文 / 松島   写真 / 渡辺 中臺


 山遊会設立15周年を記念した昼食会は、4月14日真言宗の名刹、お馴染みの高尾山薬王院で開催した。この春は全国的に草花の開花が異常に早く、高尾山もこの例外ではなく、当日は予想した桜の見頃はとうに終わって、行く春を惜しむかのように桜吹雪舞う山内に12人の会員が三々五々参集した。

桜の代わりにいろいろな花が・・・
ヤブソテツ類の新芽

葉はタチツボスミレ?

ヤマルリソウ

シャガ

キケマンとシャガ

ホウチャクソウ

キンモンソウ

チゴユリ

 渡辺代表の開会の挨拶の後、物故会員のご冥福をお祈りして黙祷を捧げた後、お互いの再会を祝し、山遊会の発展を祈念して乾杯、久闊を叙する間もなく会食に移る。 当日の献立は、(本膳)小鉢・坪・平・揚げ・平鉢・香々・飯・汁 (二ノ膳)デザート2種。小ぶりの塗椀にきれいに盛り付けられて並んだ御膳は見るからに美味しそうである。

宿坊入口のシャクナゲ

山遊会御一行様

渡辺代表開会のご挨拶

本日の献立

 その昔、中国江南を旅した時に蘇州の寒山寺の門前町で名物の精進料理というものを初めて食べた。動物性の食材を一切使わずに調理し、肉や魚と見た目も味覚も全く同じに再現する見事な調理法で、この原料は一体なんだろうか、まるで手品を見るようでとても感心したことがあった。鎌倉から室町時代に中国から仏教寺院に戒律として伝来した精進料理は、精進揚げや雁もどき、飛竜頭など日常の我々の食生活の献立にも入り込んでいるが、伝統あるお寺さんの本坊でいただくお精進はまた格別だった。

緑鮮やか!

宿坊前で記念撮影

  山遊会では毎年師走、一年の締めくくりに高尾山のゴミ拾い山行を行っている。高尾山は我々東京の山屋にとっては何かとお世話になる山域で、これからも春夏秋冬お付き合いをいただくご縁がある。本坊の前でキネパチを撮り再訪を約し辞す。下山後、八王子で反省会をする。

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