2018年10月定例山行「愛鷹山(越前岳)&宝永山」

GPSデータ  愛鷹山走行高度グラフ



日 程 平成30年10月13日(土)〜14日(日)
目的地 愛鷹山(越前岳)・宝永山
コース 10月13日(土)
 三島駅(9:00) → 愛鷹山登山口・駐車場(レンタカーにて移動)(10:00発) → 
 富士見峠(10:48-10:56) → 鋸岳展望(11:34-11:43) → 富士見台(12:30
 -12:40) → 越前岳(昼食 13:10-13:48) → 勢子辻分岐(13:56) →
 1089.9m地点(15:05-15:17) → 電波塔(15:33) → 十里木駐車場(15:48着) 
10月14日(日)
 奥山温泉 → 富士山新五合目(レンタカーにて移動)(10:30発) → 新六合目(雲海
 荘)(10:53) → 宝永山第1火口分岐(11:03-11:05) → 宝永山火口底(11:12-
 11:25) → 宝永山第1火口分岐(11:31) → 第1火口分岐・第2火口分岐中間点
 (11:40) → 新五合目(12:06着) 
参加者 喜多、渡辺、大西、中臺、辻橋、石光、小松(7名)
係 り 渡辺
記 録 文 / 小松   写真 / 渡辺 ・ 小松 ・ 中臺

10月13日 愛鷹山

GPSデータ  愛鷹山 青:上り 赤:下り 

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10月13日
 今回、7月に山遊会に入会してから初めての山行です。数日前の天気予報では晴れ、登山指数Aと、今シーズン初の晴天登山を期待していましたが、新幹線から見える空はどんより曇っていました。
雨に降られないだけまし、と気持ちを挙げ、予定通り10:00には「山神社」から歩き始めました。

全員集合!

コース確認

出発!!

早くもかなり急

 途中ところどころ紅葉が始まっていましたが、陽の光が足りず、葉が黄色に輝くような様子が見られなかったのは残念でした。
それでも、皆で山栗拾いをしながら歩いたり、巨大ミミズに出会ったりと、長閑な山歩きを楽しみました。

巨大ミミズ右下の青い部分が指

大雨のためか、えぐれたルート 

青色タイプのカワラタケ?

アキノキリンソウ

晴れていれば要所要所から富士山が見えるそうなのですが、たまに山の肩が見えるくらいで全貌は望めず、昔の50銭紙幣の図柄の撮影場所と言われる富士見台に到着するも、真っ白で何も見えず・・・

リンドウ

鋸岳展望台

キッコウハグマ

富士見台にて(昔の50銭紙幣の図柄の風景)

山頂に着くと、雲の流れの合間から三保の松原が見えたのは、この日一番の眺望でした。 お昼ご飯を食べ終わると、渡辺さんは車のピックアップのため元来た道を下ってくださり、残りのメンバーは十里木下山口に向かって下りました。
登りとは全く景色が違い、(半分見えている)富士山に向かってススキの高原の中を緩やかに歩く、秋らしい気持ちの良い行程でした。

越前岳手前から駿河湾、その向こうは伊豆半島

越前岳山頂の二等三角点

越前岳山頂(1,504m)記念撮影

山頂から三保の松原・日本平方面(南西)

リュウノウギクorノジギク

ノハラアザミ

下山道も大荒れ

雲に隠れる富士山を正面に

名残のサラシナショウマ

ヤマラッキョウ

ススキの高原の中を緩やかに

一面ススキ

下り最後の長い木製階段

電波塔を仰ぎ見る

 十里木下山口からは、車で奥山温泉に向かいます。名前の通りかなりの山奥にある温泉宿で、「秘湯を守る会」に入っていないのが不思議な程の秘湯っぷりでした。
宿に着いたのが17:30頃。これからお風呂に入って、夕食とビールの時間に丁度よし、と早くくつろぎたい気持ちでチェックインすると、「お風呂は予約制で、20:15〜21:00になります」とのこと。
たかだか5〜6部屋の宿なのに、何故完全予約制?? 最大の楽しみである湯上りのビールがお預けとなり、何とも不完全燃焼でした。

不完全燃焼の夕食


10月14日 宝永山

GPSデータ  宝永山 青:往路 赤:復路 


10月14日
 2日目は朝から大雨。本当に今年の登山は、天気で連敗です。
取り敢えず5合目まで行きましたが、雨は降ったり止んだりで眺望もなかったため、宝永山登山は諦めて、火口を一回りすることになりました。

新五合目で雨支度

新六合目を目指して

 以前から一度見てみたいと思っていた宝永火口です。唐松の紅葉を見ながら進むと、突然火口が現れました。「でかっ」というのが第一印象。
赤いガレ場の谷で、火星のクレーターとか知らない星の表面を見ているような感覚に陥りました。
火口の底に降りて第一火口を眺めると、近すぎるせいかスケール感が狂ってしまい、一番大きな火口を見ているはずなのに小さく感じたのが不思議でした。

雲海荘から宝永山火口へ

宝永山間近

正面右手が宝永山

宝永山火口で休憩

宝永第一火口縁道標

雲海!!

宝永第二火口壁からカラマツの紅葉

宝永第二火口壁から宝永山と第一火口を望む

 悪天候が荒涼とした雰囲気をより引き立てていたようには思いますが、やはり次回は晴れた日にくっきりとした火口を見たい、火口から富士山頂を見上げてみたいと思います。


<<追伸>>

宝永山を勉強しました

1週間後の西伊豆からの富士山


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