この日は土曜日、そして晴天と紅葉も最後の見納めとが重なって、高尾山口駅からは電車が着く度に沢山の人があふれ出てくる。トイレに入ったらここは韓国?と思わせるハングルの洪水。
待ち合わせ場所の清滝口に着いたらその韓国の一団とまた遭遇。横断幕を掲げ記念写真撮ってご出発。
辻橋さんが持参した「山遊会」の案内プレートに全員集合。
今回、初めての試みとして山岳会HPで外部参加を募集したところ山遊会以外の方も5名参加、うち1名は風邪で欠席され、会員8名と外部からのゲスト4名で計12名の参加。
ここで、一人の女性がお知り合いのJACの会員の方から聞いて参加したいとお見えになるハプニング。
聞くところによると自由参加で当日集合すればよいと勘違いされたご様子。
辻橋さんが登山計画書も提出してあるので申込された方以外はお断りせざるを得ないと丁寧説明しご辞退いただいた。外部参加募集の申し込みはやはり今後注意喚起が必要と思われる。
そんな事もあったが、A班/稲荷山コース、B班/6号路コース、頂上での豚汁調理班/ケーブル利用コース(辻橋、石光)に分かれ出発した。
◇A班/稲荷山コース(渡辺、山ア、石岡、宇田、鈴木 5名)
出発早々ベテランの渡辺さんはペットボトル他を次々回収、他の者は初めてで何処にあるのかも見当つかずただ歩くのみ。
渡辺さんを見習い歩くうちにコツをつかみ徐々に回収袋に獲物をget。
稲荷山展望台周辺では宇多さん大活躍、袋一杯になった。
ゴミの回収する私たちを見て怪訝そうな顔をする人、お礼を言ってすれ違ってくれる人反応は様々。
回収するゴミは殆ど飲み物の空容器、みんな自分で飲んだ容器は持って帰りましょう!!
途中で頂上にいる辻橋さんから着く10分くらい前になったら連絡してとのご指示。
頂上直下の階段へ着いたので連絡すると、早い!まだ煮えてないのでゆっくり上がって来てと再度のご指示。
ほぼ12時には頂上到着、溢れる人にびっくり。6号路班はまだ到着していないので一休み。
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稲荷山展望台
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山頂の青い空と溢れる人
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◇B班/6号路コース(喜多、二戸、染谷、中臺、中村)
9時30分清滝駅を稲荷山コース班と分かれて出発する。
6号路に入ってもファミリー登山者や若者の集団がひきもきらない。道は濡れていて滑りやすく注意が必要。登山道は飴の包装紙など小さなゴミがおもだが、沢側はペットボトルや缶(ビールの空き缶もあり)が多い。
例年、清掃登山で活躍の喜多さんだが、当初は自重気味であったが次第にエンジンがかかってきた。
中臺さんも大きなザックを下ろしたり背負ったり、足元の悪い斜面を身軽にとびまわっていた。
ゲスト参加の中村さんも大いに協力いただき、二戸さんと染谷は回収のサポートにまわった。
これまで清掃登山では、驚くようなもの(いろいろありました!)を回収したが、今年は大物(?)はなく、コロナ禍を反映してかマスクが目立った。
集合時間が気になりつつも、見つけてしまえば回収するしかない。山頂の豚汁が遠のくばかりで、最後の木の階段を登るころにはゴミ袋がずっしりと重くなっていた。
12時25分に辻橋さんと石光さんの待つ山頂へ到着し、稲荷山コースのメンバーとも合流できた。
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小休止で作戦会議
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エンジンのかかった喜多さん
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だんだん重くなる
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倒木を落葉が色づける
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やっと景色を見る余裕
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山頂への最後の階段、獲物が重い
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山頂で2班が合流したが、宇田さんがザックのジッパーが開いたままなのに気づかず大事な本を落してしまったので今来た道を引き返して探しに行きたいと、「出来上がった豚汁を食べて行って」の辻橋さんの声を振り切って戻られました。
辻橋さんと石光さんが作ってくださった豚汁をいただきながら思い思いに昼食。風もなく暖かな頂上で美味し豚汁を食べる幸せ、ごみ袋の重さも忘れた。その後真っ白な富士山バックに展望台で集合写真を撮る。
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スッキリ富士山
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頂上での集合写真
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鈴木さんと中村さんは所用があるとのことで一足先に帰路に。
石光さんは膝の具合が思わしくないのでケーブルカーで下山し、後程合流することになった。
計画では3号路から2号路から通称ゴロゴロ坂経由での下山予定だったが、辻橋さんの提案で人気の4号路から2号路経由ゴロゴロ坂で下山することに変更。
トイレを済ませ全8名一緒に歩き始めた。心は忘年会だが目はゴミ探しモード、斜面を念入りに見ながら降りては登り、一般の方たちと道を譲りあいながら4号路を進んだ。。
4号路から2号路へ降りる前の休憩で、石岡さんが体調を考慮してケーブルカーで下山することに。
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下山前にゴミを置いてみんなでトイレ
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4号路を下山開始
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4号路のつり橋を行く
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2号路を行く
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スーパーマーケットの買い物帰り?
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またもやマスクを回収
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ごろごろ坂終盤
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名残りの紅葉の中を
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残りの7名は清滝駅前に15:30過ぎにほぼ予定通りに到着。清滝駅前でケーブルカーで下山の石光さんと落ち合い集合写真撮影。
その後、本を探しに登山コースを戻り、時間調整をしていただいた宇田さんとも合流できた。
残念ながら本は発見できなかったとの事でした。 今回もケーブルカー清滝駅のご好意で倉庫に分別したゴミを保管・処分をお願いし清掃登山を無事終了。 その後はもちろん足早に近くの忘年会会場へと向かった。
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清掃登山終了
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一年・そして本日、お疲れさまでした!
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辻橋さんが下見で予約していただいた橋本屋に到着。早速乾杯!!
コロナ禍で2年ぶりの清掃登山、2年分のごみがあるか?コロナ禍で人出が減りごみは少ないか?
外部の方のゲスト参加の方への対応はどうか?出発前はいろいろな思いが錯綜した。
結果はそこそこゴミの収集量。ゲスト参加者へのコミュニケーションは若干気配りが足らなかったと思うが、ゲストの皆さんに助けられた。
ゴミは少ないほうが望ましいが、それなりのゴミがあり山行としては活動的になったものの、コースを外れてゴミを拾うことの植生への影響、ゲストの参加ルールなどなど、いろいろ考えさせられる山行だった。
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