2022年4月定例山行「湯河原 城山」




日 程 2022年4月2日(土)
目的地 湯河原 城山
コース JR湯河原駅10:05 ⇒(バス)⇒ 10:21幕山公園10:34 ⇒ 一ノ瀬(林道入口)10:50 ⇒ 山道入口(林道から分岐)11:00 ⇒ 沢の渡渉11:18 ⇒ しとどの窟分岐12:06 ⇒ 12:15しとどの窟12:20 ⇒ 林道トンネル入り口12:38  ⇒ 12:43椿台(昼食)13:25 ⇒ 14:13城山(土肥城址)14:45 ⇒ 舗装路合流15:15 ⇒ ゴルフ練習場(ミカン)無人販売所16:12 ⇒ 城願寺16:17 ⇒ JRガード16:22 ⇒ 反省会場(さかなや道場) 16:35 
参加者 辻橋、渡辺、松島、染谷、石光、大野、古閑 (7名)
係 り 辻橋(当初リーダーの中臺がギックリ腰で急遽辻橋に交代)
記 録 文/古閑   GPS/渡辺   写真/渡辺、辻橋、大野


                                  GPSデータ

 晴天だが三寒四温の寒に当たり、当日の朝は寒く、ザックの中に薄いダウンジャケットを忍ばせた。
が後で聞いた話で準備したのは私だけではなかった。
湯河原駅に集合、幕山公園行きのバスで終点の幕山公園に到着。身支度を済ませトイレ脇の階段を登り左手に一ノ瀬方向へすすむ。
右手の斜面は、開花期ならば綺麗な梅の花がが続く梅園の道だが、今は名残の梅の花、植樹された桜の若木やスミレ等がみられる。
足下の沢沿いには、かなり大きな真っ赤なシャクナゲが見事に咲いているのがみられた。

きれいな湯河原駅前

幕山公園入口

幕山公園のシャクナゲ

幕山を望む

 舗装された道を300m程進み、一ノ瀬の橋を渡るとかるい登りに掛る。しばらく進むと分岐にでる。
左手に菜畑林道、道標に「しとどの窟」方面と。 僅かに進み左に一段上がると窟への登り口になっており、小さなお地蔵様があり、すぐに小沢を渡渉、3回程繰り返し再びつづら折りの登りに。
と、いきなり片側が急斜面の崖。数メートル切れ落ち、クサリが張り巡らされていた。
距離にして20m位は続いた。昨日降った雨の為足元は余り良くない。
滑らない様に気を付けながら全員無事クサリ場を通過、登山道を更に進む。登山道には巨大な岩が3ヶ所程見られ、足元はガレ石で歩きにくい登り、 低山だが急登で侮れない。
 登り切ると、「しとどの窟」と椿台の分岐に出る。
右方向、石段の先に有る標識には「10分」と有ったが5分位でしとどの窟に到着。
奥行5M位で間口が10M程。何体かの石仏が祭られている。

一ノ瀬橋を渡り

菜畑林道分岐

しとどの窟登山口

小沢を渡渉

しとどの窟をめざして

しとどの窟への分岐で 

しとどの窟

しとどの窟観覧

 「しとどの窟」から石段を(65段)下り先程の分岐に戻る。
再び急登(高低差68m)、舗装された登山道を白金トンネルに向かって歩く。トンネルを見つけホットする。
トンネルを過ぎると椿台。駐車スペースとトイレ、休憩所有り。
ライダーが数人、車も数台。爆音で下って行くライダー。
 見晴らし台に登り気分良く昼食。見晴らし台にはベンチ無し。
何故か久々の好天が感じられ良い時間が流れた。
帰りは城山に向かうハイキングコース。気持ちの良い登山道の両側には、ムラサキケマンやヒメオドリコソウが沢山咲いてた。

分岐へ戻る

椿台で記念撮影

 城山(土肥城址)到着。広々とした台地(城址)。
澄み切った青空に海の景色、近くに初島、その先に大島、至福のひと時を過ごす。長めの休憩を取り湯河原を目指して下山開始。
 再び気持ちの良い登山道はスミレ街道と呼びたいほどの群落があちこちにあった。
ピクニックグラウンドの展望広場の桜の大木は見事に満開だった。
景色を楽しみながら、おしゃべりをしながら、帰りは余裕。途中アジサイの郷(育成中と有る)6月ごろには開花、さぞかし見事ではなかろうかと思われる。
更にジグザグに下る、眼下には街並みも見えてくる。通行止めと有った崖崩れの後の修復された後はナマナマしく新しい。
 登山道が終わって舗装道路に出る。ここからがきつい。
舗装された急な坂道を下り城願寺を目指すが距離が長い。
途中、ゴルフ練習所近くでみかんの無人販売所があり、早速購入。
右手に城願寺が見え民家のある坂道を下る。JRのガードをくぐり反省会の「お魚道場」へ

城山で集合写真

城山でのんびりタイム

城山遠望

城山を後に

ハンノキかシデ類の落下した花穂

城願寺

久しぶりの反省会

お疲れさまでした

花合わせ <知ってる花(よく見た花)のみ>
  スミレ、2〜3種類 (城山からの下山道はスミレ街道の様に沢山さいていた。)、ムラサキケマン、
  ヒメオドリコソウ、ミヤマカタバミ、タンポポ、キジムシロ、キランソウ(地獄の窯の蓋)、イチゴの花(白色)
  ハナニラ、サクラ、キブシ、名残の梅、モクレン、里には沢山の柑橘類の実 などなどでした。

城山の桜

ピクニックグラウンドの満開の桜

ハナニラ

ミヤマカヤバミ

カテンソウ?キランソウの若芽?

コテングダケモドキかな?

ムラサキケマン

ヒメオドリコソウ

キブシ

白い花の桜

しとどの窟
  180年石橋山の合戦で自軍の10倍もの大群に破れた源頼朝が土肥実平(相模国の豪族)親子の
  案内で8人、5日間身を隠したと伝えられた洞窟。
  「人の知らない谷底の厳窟」と言われてる通り標高の低い所に有る)「しとどの窟」(「しとど」鳥の名)、
  追手の武将が鳥が飛んでゆくのを見て誰もいないと頼朝をかばったともいわれている。
  (標高の低いと有ったが椿平からの表現かと解釈)
  しとどの窟の語源になった (しトト)という鳥が飛び立った窟は、諸説ありますが、
  湯河原から真鶴に下り隠れた窟から飛び立った鳥で、真鶴にもしとどの窟があります。
  「シトト」とは、ホオジロ、アオジなど野鳥(小鳥)一般を指す、古代の和名の様です。

城願寺
   城願寺は(密教寺院だった)土肥実平(豪族)一族の菩提寺。
   成願寺の七騎堂には頼朝七騎が祀られている。
   (足立盛長、岡崎義実、新開忠氏、源頼朝、土肥実平、土屋宗達、田代信綱)

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