コースとチェックポイント(前半)
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コースとチェックポイント(後半)
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久し振りに山遊会の山行に参加した。山遊会では定例化している大西さんの読図山行だ。
西武線の武蔵横手駅に集合。武蔵横手駅は2018年11月読図/天覚山山行以来4年ぶり。
事前にチェックポイントの地点を記した地形図が送付され各自持参する。コンパスと地図を確認しつつ出発。200mほど車道を歩き、高麗川を渡って集落を抜けて山道に入る。
標高303地点までは天覚山を目指した4年前と同じルートとなる。
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集合!
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まずはch1を慎重にチェック
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ch2/2018年の道標
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ch2/2022年の新しい道標
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余裕でch2を通過
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4年前にはなかった害獣除けの金網
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迷いそうなところに案内板があり、本来はありがたいはずだが「読図」となると考えてしまう。
Ch3からいきなり急登となり、フユイチゴが赤く熟し、コウヤボウキなどが目に付く。
急登はCh6まで続くが三角天(「点」ではなく「天」/地元の通称)を見送り、やっと釜戸山に到着した。
かまど山や竃門山など山名が表記されている。展望がないが手づくりのベンチや椅子が置かれていた。
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ch3を過ぎて
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急登開始
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慎重・真剣に読図
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三角天通過
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コウヤボウキ
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フユイチゴ
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Ch7を過ぎ、ひと登りで303m地点、飯能アルプスの縦走路と合流した。ここから右手へ向かえば天覚山。
今回は左手へ、ハイカーも多くなった。途中、練習コースを走るオフロードバイクの音や、ゴルフ場の芝生が見えてあまり山深さは感じなかったが、周辺の森は手入れされていて木漏れ日が美しい。
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歩いては立ち止まり方角確認
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ch7過ぎてひと登り
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303m地点
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真新しい道標 読図山行にとっては・・・
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昼食は永田山ときかされたが、距離がありそうだ。
ch9を確認し、久須美坂から微妙な高度差の登り下りを繰り返して、お腹がペコペコ状態で永田山(277.5m)に着いた。
永田台の住宅団地を眺めながら、はらはらと散る落ち葉や、木の実の落ちる音を聞きながらランチタイムを楽しんだ。
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久須美坂
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木漏れ日が美しい
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何故かケルン状の永田山山頂
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ちょっと寂しい山頂標識
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Ch10までは急降下、開発された住宅地を回り込むように、ここも小さな登り下りを繰り返し、途中切り
開かれ展望がよいところから眼下を眺めると、丘陵だったと思われるところが開発され住宅地となっていて、
かつての風景を思い描いてしまう。
Ch11を通過し車道を渡り、100mほど歩くと多峯主山入口となった。
ここで膝に不安のある辻橋さん、所用がある染谷は離団。
後半は大西さん、渡辺さん、中臺さんにバトンタッチした。 (染谷)
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住宅に丘陵浸食された
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多峯主山入口
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多峯主山へ向かい水がほとんどない湿った沢沿いを歩き始めると、前半コースでは見なかったイノシシが採食のため掘り返した跡や蒐場が見られるようになった。
本当にイノシシが出てきそうなうっそうとした林の中を開発された宅地を巻くように上る。
途中Ch12では開発を中断した道路を作っただけの草が生い茂った宅地を上から眺め、空しさを感じた。
後半コースは階段もある、かなりきついアップダウンを繰り返し、だんだん寡黙になって多峯主山へ向かう。
大西さんが「下見の際嫌になった」といわれたのがよくわかった。
しばらくするとチョッと臭いのきつい公衆トイレがあり、これを素通りし多峯主山山頂に到着。
頂上にはかなりの人がいて混雑している。我々がこれから向かう天覧山を飯能側から上り多峯主山への
コースをたどってきたらしく、ほとんどの人が軽装だった。
記念撮影(証拠写真)をしていると、一人の若い女性ハイカーがおやじ3人に撮影を申し出てくれ、3人で写真におさまることができた。山は人を穏やかにする効能があるようだ。
写真撮影後、水分補給をしてすぐに天覧山へ向かう。
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アップ!
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ダウン!の繰り返し
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もうすぐ多峯主山山頂
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撮影していただきました
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ここからはほぼフラットな整備されたコースで落ち葉を踏みしめながら秋の雑木林を満喫する。
分岐から左手に、落葉して明るいコースを一路天覧山へ。
Ch13から最後の階段を上り天覧山山頂到着。ここも軽装のハイカーが多い。記念撮影後すぐに下山開始。
能仁寺を回り込み天覧山の飯能側登山口のCh14へあっという間に到着。
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すぐに天覧山へ向かう
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日も傾いてきた
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分岐
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落ち葉を踏みしめながら
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入山禁止かと思う紛らわしい標識
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天覧山へ向かう最後の階段
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天覧山山頂
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最後のch14/飯能側天覧山入口
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一挙に下界におり、アスファルトの歩道を辻橋さんが待つ西武線飯能駅に向かう。
合流後、飯能では山遊会御用達の中華料理屋でホッと一息。16時前に到着したもののほぼ満席。
下山後の人が多く評判になっているようだ。
膝の不安のから離脱の辻橋さんに後半コースのアップダウンの様子を伝え、後半断念は正解だったといった話をしながら、おいしく飲食。
今年の大西さんのコース設定はミスを誘う悩ましいトラップもなく、おまけに道標が新しいものに更新・新設されており(読図山行の敵)、読図の意識が薄くなりがちだったが、天気も良く長めの大変楽しい山行でした。(中臺)
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本日のGPS軌跡図
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